我が副反応

後悔はそれぞれの行為、懺悔は全存在にかかわる。
懺悔は単なる反省から生ずるものではない。
自己の反省から生ずるものは、それが極めて真面目な道徳的反省であっても、後悔というものに過ぎず、後悔と懺悔とは別のものである。

　　　　　　　　　　　　三木清

昨日、ワクチン接種２回目を終えた。

１回目同様、副反応がまったくない。
注射痕を手で押すとちょっと痛いだけで、なんもしなければ、注射痕すら痛みも痒みもない。
よくここで、自らをジジイだと言っているが、昭和のジジイだと、が、本当はジジイだとは思っていない。
ところが、ワクチン接種が嫌をなしに「オマエはジジイだ」と教えてくれた。

７月に入ってから、出会う方々に「摂取しました？どうでした、副反応？」と聞きまくり、実態調査をしていたが、「まったくなんともない」と答えるのが圧倒的に多かったのはお年を召した男性、つまりジジイだった。
で、俺もジジイかい！

自分で、「ジジイですから」と言っているぶんには良いが、外からジジイを突きつけられると堪えるぜ。

この胸の痛み、この胸の傷がオレの副反応さ😭

それはさておき。

わたしの周りには、ワクチンを接種しない、したくないという人が多くいる。
ただ、やはり「ワクチン差別」を気にしている人も多くいる。

ま、現状、２回接種が年内に終わる目処がまったく立たない、現状、２０数％しか望んでいても接種できていない、そんな状態で「ワクチン差別」もクソもないのだが、ま、そのうち、「ワクチンを打ってないやつ！」と後ろ指を指すろくでなしがでてくるだろう。

でも、もしそういう人間がいたとしたら、みかけたら、教えてあげよう、「君は頭が悪すぎだぞ♡」って。

ワクチンを打とうが打つまいが、コロナに罹患する可能性は変わらない。
つまり、ワクチンを打った人間でもコロナウィルスを拡散する媒体となる可能性は、ワクチンを打たない人とさして変わらないということだ。
ワクチンを打てば、無反応で済む、反応は出るが重症化はしない、そういう可能性がより高くなると言うだけのことだ。

「あ！あの人、ワクチン打ってるから近寄らんとこ」なんて、コロナウィルスは差別しない。
平等に、ワクチン打っていようが、地位が高かろうが、金を何兆もっていようと、関係なく無差別に罹患してくれっから。

コロナウィルスだけでなく、インフルエンザウィルスも、あらゆる自然現象は、みな差別反対、無差別、無分別主義だから、安心しよう。

ワクチンは、誰かにうつさないため、とか、罹患しないためにあるのではない。
自分が罹患した時に、自分が大怪我しないために打つだけのことだ。

だから、自分事でしかないのだ。
だから、自分がどっちが良いかを選べばいい。

打っておいたほうが安心して過ごせる人は打てばいいし、打たないほうが安心だという人は打たなければいい。

打ってない人は入れない、とか、打ってない人のそばには近寄らない、なんてナンセンスな、頭の悪い行動をとる人がなるべく出ないことを望む。

ま、わたしのばやいは、あちゃこちゃ出ていって、いろいろな方々と会い、面と向かって話をする仕事だし、打っておいたほうが安心して暮らせるな、という理由で打っただけのことさ。

打たない、打ちたくない、という友人たちには、「打つ必要をさほど感じないなら、仕事とか、何やかやの理由で打たなけりゃならないってならなければ、打たなくていいんじゃね」と伝えている。

ま、オレなんざは、なんか後遺症とか出たとしてもさ、もう、ジジイだから、老化によるもんなのか、後遺症なのかも分からないしね、どうせ😁
さほど後悔はしなくて済むと思う。

唯一、接種により「ジジイ」を証明されてしまったことが後悔だぜ。

懺悔。。。

これはね、人間が文明文化を発展させて、入ってはいけない領域までも足を踏み入れて、もともとは人間には罹患することがなかったコロナというウィルスを、人間の生存を侵害するようなウィルスへと進化させたことにたいしてだろうね、懺悔は。

どこに対しての懺悔？

う〜ん。。。わかんないなぁ・・・。

一切の存在に対して。。。かな。。。

懺悔はね、許しを求めるもんではないんだな。
背負っていくもん。
有史以来の人間という生き物の傲慢の歴史を未来永劫背負っていくしかないんだな。