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フラメンコのタンゴとアルゼンチンのタンゴのコラボレーション!

今日は、スペインのアーティストMacaco(マカコ)が昨年リリースしたアルバムの中からタイトル曲"Vuélame el Corazón(私の心を吹き飛ばす)"
を紹介します。

マカコはバルセロナのミクスチャーの代表的アーティストです。オホス・デ・ブルッホの1stアルバムにも参加されていましたが、最近ではどんどんフラメンコから離れていっているように感じていました。

でも、こちらのアルバムはフラメンコに回帰しています。

この曲は11曲目ですが、見事にフラメンコのタンゴとアルゼンチンのタンゴをポップス調にアレンジしているんですね。

アルゼンチンタンゴのバンドネオンの旋律とピアノの音にマカコの歌声とともにはじまるパルマ(手拍子)の音がフラメンコのタンゴを奏でています。アルゼンチン側のアーティストは、アルゼンチンのインディーグループのコノシエンド・ルシア。

私はフラメンコ側から見ていますのでフラメンコの方を先に語っておりますが比率としてはおそらくアルゼンチンタンゴが50%、フラメンコが45%、ポップスが5%ぐらいでしょうか。リズム、音楽はフラメンコでも歌い方がフラメンコではありませんので・・・あくまで主観ですがこの絶妙なバランスはすごいですね!

参考までに、その2つのタンゴはどう違うの?という疑問について
全く違うもので比較の対象にはなりませんので、
フラメンコのタンゴと、アルゼンチンのタンゴを1曲ずつピックアップしてみました。

フラメンコのタンゴについてはこちらでも説明していますがあえて古い曲をピックアップさせていただきます。

ニーニャ・デ・ロス・ペイネスの「アル・グルグ」

アルゼンチンのタンゴというと有名な曲で、わかりやすいのはたとえばこちらの「リベルタンゴ」などが特徴がわかりやすいかと思います。こちらは有名なバンドネオン奏者のピアソラです。

では、今日も素敵な一日を!



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