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坊主、体罰に想う事 〜体罰編〜

 お久しぶりです。最近朝活を始めてみたのですが慣れない早起きに日中に爆寝してしまいました。まだ2日目ですし平日にやってみて体がどうなるかわからないですが1日を長く使うために始めたことが本末転倒になっています。慣れるまでは仕方ないのでしょうか、、こんにちは、ティラミス食べたいです。

 前回の坊主編からだいぶ日が経ってしまいました。今回は野球に限らずまだ部活動の環境に残っている「体罰」について考えます。体罰が噂や伝聞で新入生や子どもの耳に入ればそれだけで入部の選択肢から消えてしまう恐れもあります。

 まず、なぜ指導者は体罰をしてしまうのか考えました。

①ストレス発散のため
②自分の言うことを聞かせるため

 無い頭で考えた結果二点しか挙げられませんでした。一点目は無いことを願いたいですが指導者、監督も人間ですから嫌な事もあるでしょう。娘に冷たくされた、奥さんにひどい事を言われた、職員室でイヤミを言われた、担任を受け持つクラスで嫌なことがあった等ストレス要因は挙げれば枚挙に暇がありません。ただ、それを部員にぶつけて良い訳がありません。

 二点目は指導者の「指導力不足」によるものです。説得力に欠ける指導しかできない、部員の納得できる答えを与えられない、体罰という形でしか統制できないためです。確かに恐怖政治を敷けば言うことを聞かせることはできるかもしれません。今でこそ無くなっていると思いますが(そうであって欲しい)水分補給をロクにさせない事も精神的、肉体的にすり減らすことで冷静、正常な判断をさせない事が狙いだったかもしれません。痛みや苦しみを覚えさせることで同じ過ちを犯さないようにするのは指導ではなく調教だと考えます。

 指導者自身が受けた指導が正しい、これが一番と考えてしまっているのであれば指導者にも現代のトレーニングやチームビルディングの知識を学ぶ必要があるのかもしれません。

 ここまで指導者の事を悪く言ってしまいましたが自分のことだけ考えている指導者ばかりではありません。ここで私の実体験をお話しします。

 私は中学生の頃野球部に所属していました。野球部の監督は怖く、時に優しく女子にはデレデレの先生でした。私は野球はからっきしダメでしたから試合や練習関係で体罰を受けることは全くありませんでした。(3年間ベンチ外)ただ学校生活ではたびたび怒られることがありました。

 その日は高校に書類を提出する日でした。野球部の友人2人と出発しました。お茶したりゲームしたりしていたため市内の学校に提出したにも関わらず登校が昼になりました。登校してまもなく呼び出しです。

 3人集められ生徒指導の教師に詰められ、やがて野球部の監督を召喚されました。お約束です。こういうとき何故か野球部の監督も呼ばれ2度説教を頂くのです。社会人となった今ではこの理由もわかる気がします。

 召喚された野球部の監督が私達に往復ビンタを浴びせました。さすが現役時代名門校でレギュラーを張っていただけあります。凄まじいフットワークと手首のスナップで私達に強烈な往復ビンタを繰り出します。

 私は一発目で頬に食らう時少し鼻をかすりました。その拍子に鼻血が出てきてしまったのです。そこで監督は焦ったのか少しにやけながらハンカチを差し出してくれたのです。

 何をお伝えしたいかと言うと監督も鬼ではなく人間であり基本的には私達を良い方向へ導くためにビンタをしてくれたのです。(既に私も毒されているかも)どんな指導にも優しさがあり愛があります。度を超えた指導はたびたびニュースで取り上げられますが、、、

 今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。まとまらない文になってしまいましたがお伝えしたいことは指導者常に指導力向上、日々の研鑽が求められる点と度を超えた指導は時に生徒のためにならず、競技人口の減少にも繋がるという点です。若い世代がいつか指導者になった際には自分が受けた指導が本当に時代に即した指導なのか今一度考えて欲しいです。

次回へ続く、、、


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