コロナ禍により閉店したライブハウス一覧
最初のクラスターがライブハウスだった事もあり、新型コロナの影響によるライブハウスが閉店が相次いでいます。
私自身、数店舗のライブハウスでブッキング業務を行った過去もありますし、それ以外にも数えきれない回数のライブやDJイベントをライブハウスで主催させていただきました。
繰り返される閉店の報を目にする度に、悲しくやるせない気持ちに襲われます。
この相次ぐ「閉店」が、どのくらいの閉店数でどの地域で起きているのかなどを具体的に知りたいし知るべきだと思い、私なりにコロナショック以降に閉店となってしまったライブハウスを時系列順に調べてまとめました。
この事で、少しでも実情を正確に把握できればと考えています。
漏れやコロナの影響だけとは言い切れないケースもあるかとは思いますが、音楽やライブハウスが好きな方だけでも見ていただけたら幸いです。
2020年3月閉店のライブハウス
・富山Soul Power:2020年3月22日閉店
2020年4月閉店のライブハウス
・神保町楽屋:2020年4月10日閉店
・池袋CANOPUS:2020年4月26日閉店
・新宿JAZZSPOT J:2020年4月30日閉店
・札幌COLONY:2020年4月30日閉店
・京都VOXhall:2020年4月30日閉店
2020年5月閉店のライブハウス
・渋谷Glad:2020年5月31日
・渋谷VUENOS TOKYO:2020年5月31日
・渋谷LOUNGE NEO:2020年5月31日
・浅草ゴールデンタイガー:2020年5月31日
・横浜Hey-JOE:2020年5月31日
・下諏訪チャーリーズハウス(長野):2020年5月31日
・佐賀Rock Ride:2020年5月31日
2020年6月閉店のライブハウス
・那覇G-shelter:2020年6月9日
・高円寺ペンギンハウス:2020年6月17日
・登戸STARGICROOM:2020年6月30日
・新宿SACT!:2020年6月30日
・宜野湾HUMAN STAGE:2020年6月30日
2020年8月閉店のライブハウス
・秋葉原CLUB GOODMAN:2020年8月16日
・横浜O-site:2020年8月31日
・新宿レッドノーズ:2020年8月31日
・池袋RUIDO K3:2020年8月31日
・dues新宿:2020年8月31日
・名古屋ブルーノート:2020年8月15日
2020年9月閉店のライブハウス
・吹田TH HALL:2020年9月20日
・新宿RUIDO K4:2020年9月30日
・高円寺Grain:2020年9月30日
・京都レアレア:2020年9月30日
2020年10月閉店のライブハウス
・下北沢GARDEN:2020年10月18日
・札幌ふぁーすて:2020年10月31日
2020年11月閉店のライブハウス
・六本木morph-tokyo:2020年11月30日
・ライブスペース桃源郷(新潟):2020年11月1日
2020年12月閉店のライブハウス
・赤坂CLUB TENJIKU:2020年12月31日
・Zher the ZOO YOYOGI:2020年12月31日
・浜松Planet Cafe::2020年12月31日
あとがき
ここに挙げたライブハウスは、基本的には入場者数上限(キャパ)50人以上のライブ演奏のできる会場としています。
また、今日現在以降に閉店日の記載のある会場については、"予定"としてアナウンスされているものなので、閉店が確定しているとは限りません。
数えてみると35店舗がここに挙げただけでも閉店(予定を含め)となっており、そのうち20店舗が東京都内のライブハウスでした。
今回ここに挙げただけでも35店舗で、うち20店舗が東京都内の会場でした。
4月から6月、そして8月の閉店が多く、やはり会場にとっての第1波としては、4月7日から(県により16日から)5月31日まで出された"緊急事態宣言"の影響を感じます。
「イベント入場者数制限緩和」も出された現在では、観客を入れた公演も徐々に再開していますが、それでも感染リスク回避や勤務先からの外出禁止指示などもあり、十分な来場者数がある公演は少ないそうです。
それぞれの方に考えや事情があるはずなので、「ライブハウスにどんどん行こう!」とは私は言えませんが、ここに挙げたライブハウス閉店の実情が考えるきっかけや参考になっていただけたら幸いです。
そんな中、これから始まる「Go Toイベントキャンペーン」にも注視したいと思っています。
このnoteでは私的な考察や所見は書いていませんが、考察等は以下のワンパーソンメディア(ブログ)にて公開していますので、ご興味を持っていただけたら併せて参照くださいませ。