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【エッセイ】人との関係の本質を考えて

パン屋さんに行きたいなと思い、ほっとけばゲームばかりする息子を連れて少し足を伸ばした先のパン屋さんへ行ってみれば長蛇の列。

太陽の照りつける暑さはとんでもなく、日傘があるのに差すことすら億劫という自分の心の相反に呆れながら店内に入店できるまで息子と他愛ない話をしながら待った。
本当、息子がいなかったら今この私は耐えられないと思う。



今さっき連絡があって。今日は父がいるはずなので私はお役御免。休暇を過ごしている。
それでも頭の中までは休暇モードにならなくて全然リフレッシュとまではいかない。こういう時に自分の不器用さに嫌気がさす 。

母に言われること、頼られることに「いやだ」と言えないトラウマをまだ背負っている私の一部分は、こういうときに顔を跨げる。
いやだと反抗すれば罪悪感でおかしくなる。特に生理周期に重なるといつもこうだ。
この点はもうトラウマに等しい。だけど私が変わることができればその点はきっとか改善するはずだから、長い目で自分と見つめあっていくつもりである。

お犬ちゃんのトリミングを任せている方が父の高校の同級生ということから、両親を知っているのでよく相談に乗ってもらう。というよりかは、私が一方的にお姉ちゃんのように思っていて、つい本音を吐露してしまう。

「どうしたらいいですかあー泣」
「うんうん、」

懲りることなく、いつも耳を傾けてくれることにこれまた罪悪感と感謝を重ねながら、昨日は私が最近ハマっている桃のタルトをお礼に持って行った。
お姉ちゃん(ここではお姉ちゃんと表記)も抱える問題があって、その中で頑張っているのをなんとなくだが言葉尻に伺える。

つらいのは私だけじゃないのだ。

でも、やはり溜め込むの早くなくて、気心置ける方には本音を話して、受け止めてしていくことが人間関係の本質にあるような気がした。

甘いものなんてこの歳までチョコレートにしか興味がなく、生クリームもホイップクリームにも興味を持たない系女子だった(家族と推しの誕生日は別)。でも最近では、なんのイベントがなくても、特にタルトケーキが食べたくなる。

お店はね、内緒。
私だけの猫の被り物を撮れる唯一のお店だから。

穴場は平日の夜。
それだけはここに書いておく。

フロントガラスに降り積もる雨の雫。
晴れ予報はどこにいっちゃったんだろうね!


ライターとしてもプロとしてこのままじゃいけないよねって思う。振り返りnote近いうち書きます!

Prologueを中心にカクヨムやエブリスタに小説を投稿中。公募にも1年に1本以上は応募して最終選考まで残った経験も。
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