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[留学] 克服の先に待っている成長

“I will give you 30minute, get your five-minute
presentation ready”
(30分時間をあげるので、5分間のプレゼンを準備してください)

教授が言った.

Oh my... どうしよう...

僕はプレゼンが大嫌いだった。プレゼンについて学んだこともなく、人前で話した経験もほとんどなかった。 ’プレゼン’という言葉自体がストレスだった。なので、プレゼンのある講義は出来るだけ避けていた。そんな僕に発表をしろとは... それも英語で...

“避けられぬなら楽しめ”という言葉があるが、到底楽しめる状況ではなかった。他の学生は、30分以内に準備し、見事にプレゼンをした。

My turn...

結果は目に見えていた。僕は恥ずかしさのあまりプレゼンを終えると同時に逃げるように席に戻ったが... 席に座ったその瞬間... 衝撃的な事件が起こった...

横に座っていたお兄さんが、こう言った...

“明安... プレゼンしてる時 ‘社会の窓’ 全開だったよ...

...
...
...

Knock out...

口で説明することの出来ない羞恥心。 ‘メンブン’ (韓国語で ‘メンタル分解’の略)という言葉はよく聞いていたが、その言葉を実際に体験したのは初めてだった。

いくら後悔しても過去に戻ることはできないし、既に起きたことを変えることも出来ない。僕は落胆する代わりに、2週間後にある中間試験で最高のプレゼンをすると心に誓った!

その時から、どれだけ一生懸命準備したことか... プレゼンの内容を考え、台本をつくり、外国から来た友達におかしい部分がないかチェックしてもらい、また台本を録音してもらった。講義が終わると、誰もいない教室を探し夜遅くまでプレゼンの練習をし、自転車で通学しながら録音ファイルを繰り返し聞いた。最低でも100回は練習したと思う。すると、頭ではなく口が台本を覚えてしまった。

発表当日...

98点。満足な結果だった。僕も準備さえしっかりすれば、ちゃんとできるんだ~ プレゼンに対する自信が生まれた。

生きていれば誰にでも絶体絶命の瞬間が訪れます。大切なのはそのような時に、どのような心構えで生きるべきか... じゃないでしょうか。危機の瞬間に行う選択が人生を変えると言っても過言ではないと思います。その瞬間は...       

恥ずかしいかもしれません。                                          難しいかもしれません。                                                   辛いかもしれません。

けど...

恥ずかしいからといって、逃げるのはやめよう。
難しいからといって、避けるのはやめよう。
辛いからといって、諦めるのはやめよう。

なぜなら ‘恥ずかしさ’ ‘難しさ’ ‘辛さ’ の中にも ‘道’は存在するから。諦める代わりに今いる場所で、今出来る ‘こと’は何か考え、行動に移してみましょう! それまでに見えなかった ‘道’が見えてくるはずです。同時に、僕たちに ‘成長’ というプレゼントが与えられたことに気付くはず。

“私たちの最大の弱点は諦めることにある。                   成功するのに最も確実な方法は、                                   常にもう一度だけ試してみることである”                        -Thomas Edison-

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