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私はただ心に大きな器を準備するだけ

知り合いがnoteで子供についての悩みを書いていたので、私も思い切って書いてみようと思う。

その知り合いの書いていたとおり、親になると子供の心配が常につきまとうなという気がする。

我が家には3人子供がいるので、三者三様それぞれに思うことはあるのだが、今一番気になっているのが小5長男。

実はこの1か月くらい、朝の登校時間が遅いことが気になっていた。もともと遅めに登校するのんびりタイプなのだが、それに輪をかけて遅い。もう学校が始まっているんじゃないかと思うくらいギリギリだ。いや、遅刻かも。

5年生に限らず、何度か担任の先生たちから言われたことがあるので、今回も何か言われるだろうなぁと思いつつ、12月半ばの個人面談に向かった。

そこで担任の先生から聞いたのは予想外の話だった。

1か月くらい前に友達とトラブルがあり、教室で泣いてしまったというのである。どうやら、息子をからかってくる子がクラスにいて、それでちょっともめたらしい。相手の子供にガツンと言ってやりたいくらい「それどうなの!!」と思うことも1つあったけど、当時、長男は何も言わなかったので私は全く気付かなかった。

もしかしたら、登校時間が遅くなっているのは、学校に行きたくないという気持ちが少なからずあるのかもしれない。

どんなに遅くても、登校するというだけで、息子はかなり頑張っていたのだ。

私はもともと「遅刻するのは本人の責任」だと思っているので、特に「早く行って」とも言っていなかったのだが、今後も、無理に登校をせかすのはしないようにしようと心に誓った。

それと同時に、もし・・・もし、息子が「学校に行きたくない」と言ったら、「うん、いいよ」と受け止めようと心の準備をしようと思った。

夫に詳細を伝えるとおそらくショックを受けるので、夫にはただ「クラスで友達とトラブルがあって、今、学校は息子にとって楽しい場所ではないかもしれない。朝の準備が遅くて、登校がギリギリになってもせかしたり、責めたりしないで見守ってほしい」と伝えた。

これから今の学年で3ヶ月、息子はどう教室で過ごしていくのだろうか。1人でいても、友達といても、勉強でも、遊びでも、どんな状況でもいいから、できるだけたくさん笑ってほしいと思う。

私はただ、息子が何を言い出しても、どうなっても、受け止められるだけの広い器を心に準備しておこう。

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