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中学受験を扱ったおすすめ子供向け本

教材ではない、中学受験そのものをテーマに扱った本はたくさんあります。書店にいくと、毎月のように新しい本が並んでいますよね。

長男のときには全部読んだ!と言えるほど、目につくものを次から次へと読みましたが、今回は本屋で立ち読みしたり、kindleで読み放題対象になっているものを読む程度。

新しい情報を取り入れるのは大事だよなと思いつつ、一度経験しているからか、長男のときほど、モチベーションがありません。うーん、どうしたものか。5年になる頃までには、情報収集もうちょいやろうと思います。たぶん。

さて、受験関係の本、私だけではなく子供も読んでいます。「これおもしろそ~」と私が思ったものを適当に買って、結果、次男も楽しく読んでいる本を紹介します。

まずは基本中の基本、「二月の勝者」。
ドラマ化もされた名作。新米塾講師の視点から、学習塾に集う小学6年生の1年間の戦いが描かれています。中学受験を経験したことがある親なら、涙なしでは読めませんよね。

子供たちも新刊を楽しみにするほど好きな作品。子供達の視点もとてもリアル。中学受験を考えているならこわいもの見たさで読んでおくことをおススメします。

学受験界に現れた最強最悪の絶対合格講師

2020年の大学受験改革を目前に、激変する中学受験界に現れたのは
生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師・黒木蔵人!
受験の神様か、拝金の悪魔か? 早期受験が一般化する昨今、
もっとも熱い中学受験の隠された裏側、合格への戦略を
圧倒的なリアリティーでえぐりだす衝撃の問題作!

Amazon.co.jp: 二月の勝者 ー絶対合格の教室ー(1) (ビッグコミックス) eBook : 高瀬志帆: Kindleストア

つぎは「齋藤孝の「負けない! 」シリーズ7 頭のよさは関係ない! 勝てる受験術 (齋藤孝の「負けない!」シリーズ) 単行本」。

受験のノウハウというよりは、勉強そのものへのモチベーションを上げてくれるような本。漫画もおもしろいので、次男は何度も読み返しています。買ったのはもうけっこう前。次男はまだ小さかったので、始めの頃は横に座って読んであげいたことを思い出します。

「齋藤孝の『負けない!』シリーズ」第7弾!
子どもたちの悩みや問題を解決するための方法を、マンガで楽しく解説。
壁にぶつかった時、「負けない!」という心で、自分の頭でモノを考え、目の前の問題を解決していける大人になるための一助となるシリーズです。

<第1章受験をする意味ってあるの>?受験を乗り越えるには?キミが倒すべき敵は点数だ!他
<第2章戦いの前に必要なのは敵を知ること>問題集の回答を理解しよう!過去問で100点取れるようになろう!他
<第3章確実に合格点を取るには>?試験問題は後ろからやる!時間切れにならないための必殺技他
<第4章受験の先には何があるの>?レベルの高いところで磨かれる!甘えを捨てて、結果を出せ!他

齋藤孝の「負けない! 」シリーズ7 頭のよさは関係ない! 勝てる受験術 (齋藤孝の「負けない!」シリーズ) | 齋藤 孝, いぢち ひろゆき |本 | 通販 | Amazon

最後はこちらも有名な「偏差値40台から開成合格! 自ら学ぶ子に育つ おうち遊び勉強法」。

ぎん太くんも、有名ですよね。ほぼ塾なしで開成に合格した強者。さらにすごいのはこの漫画を自分で描いているところ。絵もうまい!おもしろいし!

この本は私が「わがやでできることないかな~」と、参考にしようと思って買ったのですが、漫画があんまりおもしろいので「ねぇこれ見て見て~」と、子供達にも見せたところ面白くて読んじゃったという感じです。次男はゲラゲラ笑いながら読んでいます。ぎん太くん、こないだ高校卒業したというニュースをみました。おめでとう!

開成学園に通う現役高校生が、実体験をマンガで描いた、今までにない斬新な教育本!WEBサイトにて、累計600万PV超の大人気連載、待望の書籍化!!

ぎん太君は、小さいころから落ち着きがなく、人に迷惑をかけてばかりの問題児。将来に不安を感じたお母さんが編み出した、「遊びながら自然と学べる独自の教育法」で、メキメキと才能を伸ばし、ほとんど塾に行かずに自宅学習で開成中学に合格!

お母さんの「勉強法」とは、「なるべく机に向かう時間を短く!」「なるべく楽しい方法で!」という信念の元、しりとり、カルタ、パズル、歌など、楽しい遊びのなかに、知的好奇心を刺激されるような、工夫や仕掛けを施すもの。幼少期から、中学受験まで、年齢問わずアレンジしながらずっと使えるテクニックです。


「読み聞かせ」一つとっても、このお母さんは、ただ本を読むだけではありません!感情豊かにアドリブ入れて、読み聞かせながら自分が号泣。(それをみた子供が、本を代わりに読むように!)歴史年表や地図のポスターも、ただ壁に貼るだけでは子供は興味を持ちません。それを見たくなる「ゲーム」を作り出すのです!!!お風呂に入れば、そこは理科の実験室。浮力や圧力を体感すると、理解の深さが違います!お出かけや、日々のお手伝いにも、学びにつながるアイデアがいっぱい!!ぎん太君がどんどん「学ぶ面白さ」に引き込まれていくことがわかります。

ぎん太君は生まれつき秀才だったわけではではありません。お母さんの働きかけで「学ぶこと」と、「努力すること」が好きな子に育っただけ。この本を一読すれば、このお母さんもまた、優等生タイプではないことがわかります。反抗期のぎん太君とは真正面から戦い、理不尽な警察と戦い、痴漢と戦い……。教育以外の観点でも、キレイに整ったうわべの言葉ではなく、本音で生きるお母さんの言葉は共感度満点!ただ飄々と面白いことを言い続けるお父さんも、教育本ではなかなかお目にかかれない、稀有で味なキャラクター!

ぎん太君は、自分の周りの、「勉強が嫌いになる子」や、「教育虐待みたいになってしまう友達の親」を見て、「勉強って、本当はもっと楽しいし、お金をかけずに楽にできる方法があるってことを伝えたい!」と、一生懸命この本を書きあげました。
・子供の立場からみた「いい声掛け」と「ダメな声掛け」。
・親にやってもらって感謝していること
・遊んでいるうちに気づいたらぐんぐん学力が上がっていた方法
などなど、親が知りたかった子供のリアルな本音と目線で伝えます!

偏差値40台から開成合格! 自ら学ぶ子に育つ おうち遊び勉強法 | ぎん太 |本 | 通販 | Amazon

この3冊の中でも特に最後の1冊、ぎん太くんの本は子供目線で書かれているので、親としてもほんと参考になります。

おおたとしまささんの本とか、受験の過酷さを訴えるものが多いけど、こういうほのぼの系の「楽しみをみつけつつ無理なくやる方法もあるよ」っていう事例がもっとたくさんでてきたらないいぁと思います。


2022長男の塾なし中学受験まとめ

kindle本(読み放題対象)


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