習い事のそろばんをどうするか~小5・塾なし中学受験~
塾なしで中学受験勉強中の長男。
4月から6年生になります。
先月、長男と話し合った結果、唯一の習い事であるそろばんを3月で辞めることになりました。
理由は、勉強時間を確保するため。
辞めた後に、そろばんに通っていた時間を、本当に勉強にあてるのかどうか、遊んで過ごしてしまうのかどうかは分かりませんが、とりあえず、そろばんは辞めることになりました。
そろばんに通っている現在
そろばんに通っている現状の長男の生活がどうかというと、こんな感じです。
そろばんに通う曜日:火・木・金
開始時刻:15:30~16:00
終了時間:17:30~18:00
そろばん教室までのアクセス:自転車で5分
そろばん教室に通い始めた時期:小1夏
日によってかなりバラつきがあるのですが、大体1時間半くらいして帰ってきます。開始時刻は特に決まっていなくて、子供達は来た子から随時教室に入っていき、終わった子から帰ります。小1夏からはじめたので、今月で5年弱といったところでしょうか。
時間が固定されていないのはとてもラク。こういうシステム好きです。
宿題はほとんどなくて、ごくたまに出されているみたいです。試験前には「ちょっとやっとくか」と言って、ゴソゴソ出してきてやっています。どういう仕組みで宿題がでるのか、私はよくわかりません。
私はそろばん未経験なので、やり方も何もわからず、教えたことはありません。わがやは子供達3人とも習っているので、きょうだい同士でたまに教え合っているときもあります。
ちなみに、現時点でこんな感じ。
長男(小5):3級、昨日2級を受けた
長女(小4):3級、2級の練習中、受験日は未定
次男(年長):10級、今月8級を受ける予定
そろばんの先生に「3月で辞めます」と伝えたら、「もう最後だから2級受けましょうか?」と言われて、長男はちょうど昨日、2級を受けてました。直前まで「受けたくない!いやだいやだ」とゴネていた長男ですが、「最後やから、受けてきたらええ!」と言って、送り出しました。
結果はどうだろ?
どちらにしても、最後に挑戦して辞めることができてよかったです。本当は小学生のうちに1級合格して辞めようと思っていたので、ちょっとすっきりしない気もしますが。「受験終わったらまたやる?」と聞いたら「えー…、休むはないなぁ。続けるか、辞めるかだね」と言っていたので、再び始めることはなさそうです。
そんな私とは正反対に、長男はそろばん教室を辞める開放感を味わっているみたいです。
長女は中学受験しないので、引き続き1級合格まで続ける予定、次男も同じです。
習い事としてのそろばんの意味
そろばんは、習い事としてどうなのか?
中学受験の勉強に役に立つのか?
こういった疑問はよく聞きますよね。他にも、
公文とそろばん、どちらをさせたらいいのか?
なんてのも。
前にもnoteに書きましたが、現時点でもよく分かりません。算数の好き嫌いや得意不得意はきょうだい3人でもかなりバラつきがあるので、そろばんの影響が何にどれくらい関係しているのか、判断しようがないからです。
ただ、
そろばんを習って良かったか?
と聞かれたら、「良かった」と答えると思います。勉強うんぬんよりも、
・級が上がっていくことで達成感を得ることができた
・学校以外の知り合いができた
というのが理由かな。勉強面でのメリットは、今後どこかで感じることがあるのかもしれません。
公文かそろばんか、という問いは、私も考えたことがあります。実際、長男が幼稚園児だった頃、公文に体験で行ったことがあります。
公文に通わなかった理由は、この2つです。
・下にきょうだいがいて送り迎えが大変だった
・自宅でもできそうだと感じた
そろばんは自分で教えることができなかったので、さろばんを習い、公文でつける計算力は、自宅で100マス計算等をすることでつけるようにしてきました。数学に入るような先取りは必要ないと思ったので、計算の瞬発力だけつけ、あとは応用問題やパズルなどをじっくり考える教材を使ってきました。
来月から
さて、来月からそろばんがなくなり、放課後は完全フリーです。
一体どうなることやら。
「これならそろばん行ってたときのほうが、勉強してたやん!」ってなる可能性もありますね。正直、辞めてしばらくはノンビリ過ごしてしまうのではないかと思います。
しかし、既に小4から2年間、勉強を続けてきた長男。
小6になって「さぁ、いよいよ残り1年がんばろう!!」よりは、「ちょっと疲れた~、休憩~」という気持ちを抱く方が、子供としては当然なのではいかな、と思います。十分頑張ってきた。ちょっと息切れもするよね。
「残り1年!」と鼻息荒くなるのは、大人だけかもしれません。
「他の子はもっとやってるんだよ!」なんて言うのは簡単ですが、それはちょっと違うかなと思います。
試験に合格すること、合格最低点を取ることが目的で、他の子供よりたくさん勉強することが目的ではないからです。なにをどれくらいどうやって勉強して、試験の合格最低点をとるかは、子供によってちがうはず。比べることはできないものです。
他の子供と比べずに、自分は何をやるべきか、やらないべきか、見極めていきたいですね。
残り1年、大人には1年「しか」でも、子供には1年「も」かもしれません。自分の時間間隔を子供に押し付けず、サポートしていけたらと思います。
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