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おすすめ児童書「タイムマシン」


「あの頃にもどってもう一度やり直したい‥」「将来の自分はどうなっているのか」過去や未来に思いを馳せた経験は、だれしもあるのではないでしょうか?

今回、紹介するおすすめ児童書は、H.G.ウェルズ著「タイムマシン」。主人公は、ある有能な科学者で、自身が発明したタイムマシンに乗って時間旅行をするというストーリーです。

最近、小5長男が好きな作家。私もSFもの、けっこう好きです。

この作品が発表されたのは1895年で、けっこう古いのですが、現代の子供が読んでも十分楽しめる作品になっています。シャーロック・ホームズを読んでいても思うことですが、古い作品は、古いがゆえに現代とは異なる時代背景(馬車を使っていたり、電報だったり、ヨーロッパ各国の情勢だったり)が新鮮な驚きを与えてくれて、それも1つの魅力になっているなぁと思います。古典作品を読む良さの1つは、ストーリーだけでなく、その時代についても知ることができるということなんでしょうね。

長男の国語の読解を見ていると、現代を舞台にしていない作品が問題文の場合、ある程度知識がないと難しいと感じます。たとえば、明治~昭和という時代の場合、子供にとっての親の存在、学校での教師の立場、貧富の差など、現代とはかなり違うということを知っていないと、「?」となってしまうみたいです。いくら接続詞や言葉の意味を勉強しても、それに+して時代による人間関係の違いなどもある程度は、知っている必要があるのかなぁ。

H.G.ウェルズのSF作品は、どこか不気味な空気が漂っていて、こわいけど先が気になるという怪しい魅力を感じます。

「宇宙戦争」と「透明人間」も長男は読んで「おもしろい!」と言っていました。

SF好きな子、こわいストーリーが好きな子、科学が好きな子、おすすめです。



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