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中学受験でも大事にしたい・子供が自ら考え決めること

ここ最近、マレーシア在住・野本さんの教育系voicyを聴いています。

どの回も、興味深いテーマばかりなのですが、今朝「#89 世界を舞台に生きる子どもを育てるために親ができること・渡部幹教授に聞く」を聴いていて、「そうだよなぁ」と改めて思ったことがあります。

短く言うと、世界で生きていくためには、4つのC(コミュニケーション・クリティカルシンキング・コラボレーション・クリエイティビティ)が必要である。それを日本にいて身につけるためにはどうすればよいか?という内容でした。

結論からいうと、常に子供に問いかけ、子供に考えさせることが大事。

・どうすればいいと思う?
・どうしてそう思ったの?
・どうすればそれができると思う?
・判断できない場合は、どのような情報があれば判断できる?
・その情報はどこでどうやって手に入れられる?

私自身はアフリカに少し住んでいただけで、グローバルな視点を持つような経験が豊富とはおせじにも言い難いのですが、それでも、日本で子供達を育てていて、こういう力は必要だろうと、ずっと感じてきました。

日本は今後、どんどん若者が生きにくい・活躍しにくい社会になっていくだろうことはほぼ明白です。その場合、自力で自分の居場所を海外に求めた場合、必ず必要になる力だろうと思います。


子供達が小さい頃から、私(親)が決めることは最小限、子供達が自分で決めることは最大限にすることを意識して接してきました。

これは、家庭学習においても同様。家庭学習をやること自体は、私が決めていますが、使う教材ややり方は、都度、子供達と確認し、話しながらやっていきますし、その教材を使う理由も説明します。子供が「やりたいくない」「変えたい」と言った時には話し合います。

さらに、これは中学受験においても同様。変わらず、私(親)が決めることはできるだけ最小限、長男が自分で決めることは最大限、という姿勢です。

もちろん、家庭学習よりも、ずっと親が決める量が増えてしまいますが、それでも、日々の学習の進め方、どの模試を受けるか、どの学校を目指すか、そのためにどのような計画をたてるか、など、子供が決められることはたくさんあります。

子供の裁量を大きくすることで、子供自身が考え、自分事として責任を持って、物事を引き受けていく力が育つのではないか、と感じます。


中学受験までは、勉強の分野に偏っていた気がするので、受験が終了した今後は、野本さんのvoiyでも言及されていたように、旅行やキャンプで、どんどん子供達に決めてもらおうかなと思っています。

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