「声をかけるか、かけないか」問題

受験生に限らず、子供がいると、

「宿題した?」
「勉強終わった?」
「どこまでやった?」
「今、何の時間?」
「いつまでゲームやるの?」
「勉強の時間だよね?」

などなど、勉強関連の声がけすることって多いなぁと思う。

ここで毎回悩むのは、

いつ声をかけるか?
どんな声をかけるか?
何回声をかけるか?
やるまでかけ続けるか?
いつまで声をかけないで待つか?
そもそもかけないでほっとくか?

ということ。


要するに、子供に勉強を促す声かけというのは、親にとって悩ましいという話だ。

おそらく、今、成人した子供を持つ親たちは、この経験を数えきれないくらい重ねてきたことだろう。そう思うと、街中で大学生くらいの親子を見ると、「子育て一段落ですね…」って、労りの言葉をかけたくもなる。

この悩みの答えは、当然、家庭によって違うだろうし、同じ家庭であっても、状況によってかなり変わってくると思う。正解がない中で、時には反抗期という荒波の中で、悩みながら考え続けるしかないのだろう。

わがやの場合も、いままでいろんなことを試してきて、今はこんな感じで落ち着いている。

①勉強をする時間になったら、アラームを鳴らす
②アラームが鳴ったら、その日の勉強(宿題も)が残っている人は勉強に、勉強が終わった人はやるべきこと(歯磨き・明日の用意・片付けなど)に取り組む
③勉強は終わった人から随時解散。終わった人は、全員終わるまで静かに過ごす

ちなみに、アラームは日によって微妙に変えているけど、こんな感じ。

【平日】
16:00頃
20:00頃

【休日】
7:00頃
8:30頃

朝学習はしていないので、朝の時間帯にアラームが鳴ることはない。休日に朝鳴らしているのは、受験当日のスケジュールに身体を慣らすためで、休日は7:00に朝ご飯を食べ、8:30から過去問を解くことにしているため。

アラームは、できるだけ不快な気持ちにならないように(遊びを中断させられるので、多かれ少なかれ子供にとっては不快は不快…)、森の中の鳥のさえずりっぽいのにしている。時間になる「…チュンチュンチュン…」。

ということで、結論としては、私は基本的には声をかけない。勉強のスタート時刻はアラームでセットしている。たまに、変則的な日や、勉強が多そうだと思った日などは、アラームの時刻を変更しようかと子供に相談することもあるけど、「勉強だよ」の声かけは極力しないようにしている。

理由は単純。

①言っても効果が薄い
②効果が薄いのに疲れる
③繰り返しているとさらに効果が薄くなる

親子ともども良いことはないのでやめている。
ただし、あくまでも、現時点のわがやの場合。

もしかしたら、受験直前期は耳にタコができるくらい「勉強だぞ!勉強の時間だ~~~!!」と叫んでいるかも。明日は明日の風が吹くので。

スケジュール以外のことだと、原則、書いて貼って視覚化しておくようにしている。

カレンダーは2月までの5カ月分を貼りだして、長男に関するスケジュール(模試・学校行事など)は分かった都度、書き込んでいる。「カレンダーを時々見て、自分で週末は何があるとか、スケジュールを把握しておいてね」と言ってある。

過去問の進捗状況もエクセルの表にして印刷し、壁に貼っている。それを見て、長男と「今日はコレをする?こっちかな?」と話して決める。

ゲームに関しては、ルールが子供達の間に浸透するまで紙に書いて貼っておく。今は何も貼ってないが、まだ小学校低学年だった頃は、

・1日30分まで。
・勉強を先に終わらせる。

などと書いて、貼っていた。

学校からの連絡が書いた紙も、子供ごとに分けて、子供達が見えやすいところに貼っている。3人の子供達には「自分達で予定を把握して、自分の責任で用意してね」と言ってある。

それもこれも、全部、

私が同じことを何度も子供達に言いたくないから。
私が同じことを何度も子供達から聞かれなくないから。

という理由。

他の家庭ではどうだろう?
テレビ番組「突撃!隣の晩ごはん!」(っていうタイトルだっけ?)みたいに、いろんな家庭に突撃して、子供に関するもろもろを調査してみたいな。各家庭のマイルールがたくさんあっておもしろそう(^^♪


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