地元散策で彼岸花に出会う
いま僕が住んでいるのは東京都町田市という所だ。
小学校1年生の夏に大阪から引越してきた以来、人生の大半をこの街で過ごしてきた。途中、隣接する横浜市で10年以上住んだものの、結婚して3年前から再び町田市民となった。
町田市は、東京都23区内とは別の多摩地域に属している。多摩地域でも南部に位置していて、地図で見ても神奈川県に入り込んでいるためか、今まで都内や横浜市などに住む人たちから「町田って神奈川だと思ってた」と何となく言われた覚えがある。
町田市の中学を卒業後、都内私立の高校に入学した知り合いの話では、「町田って東京だったの?」とよく言われたそうだ。
このページの地図をご覧いただくと、より納得いただけると思う。
僕が中学生か高校生の頃は、「西の歌舞伎町」と揶揄されるほど町田駅周辺は夜の街としても賑やかで治安も悪い時期があった。
しかし、その頃に比べて駅周辺も開発が進み、かなり治安も良くなり穏やかになった。地理的に市の大半は丘陵地帯で、東京都でも同じ多摩地域に属する八王子市や多摩市、町田市には古くから自然も多い。
ちなみに隣接する八王子市には、僕も何度も足を運んだことがある高尾山がある。この山は標高599mの低山ではあるが、年間登山者数は年間250万人以上で世界一を誇る。
この高尾山もまた、未だに東京都八王子市ではなく山梨県にある山だと思われていることが多いようだ。れっきとした東京都の山である。
山間部や都内に限らず、僕の家からは湘南・江の島など海へのアクセスも比較的容易だ。今までバイクで江の島まで何度走りに行っただろう。
つまり多摩地域は、都会と田舎の良さをバランスよく併せ持った”魅力あふれる街”ともいえる。少なくとも、僕はそう思っている。
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そんな地元では割と人気の観光スポットなのに、通り過ぎるばかりで一度も中に入ったことがない。
意外と近所にそうした場所はないだろうか。
町田市内にある「薬師池公園」も、僕にとってそんな場所の一つだった。
薬師池公園に隣接して「四季彩の杜 ウェルカムゲート」という名の新しいスポットもできたらしい。
2020年6月1日に「44APRTMENT」(ダブルフォーと読む)という地元に展開するカフェが、ここに新店舗をオープンしたことを妻が知った。
モダンな店内の雰囲気や地元の牧場の牛乳を使用したソフトクリームが人気だという。(この日も飛ぶように売れていた)
連休中、薬師池公園の散策も兼ねて妻と息子と義母の4人で訪れてみた。
ここからは写真中心で。
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カフェ「44APRTMENT」の裏側外観
薬師池公園方面へ
薬師池公園内へ
水車と彼岸花に出会う
赤と白の彼岸花
義母に曼珠沙華(マンジュシャゲ)という別名を教えてもらう義理の息子。
その昔、町田市内である医者が暮らしていた藁ぶき屋根の民家兼病院。昭和49年に公園内に移築復元された。
民家の中を覗き込む息子(1歳8ヶ月)
家屋保存のため、内部の囲炉裏では火が焚かれていた。
薬師池。奥に先程の藁ぶき屋根の民家が見える
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敷地も広く、秋が深まれば紅葉も楽しめそうな公園だった。
隣接する「四季彩の杜 ウェルカムゲート」では、カフェだけでなく地場食品直売所や体験工房、BBQなども楽しめる。
何より子供が楽しそうに歩き回っていたし、彼岸花にも出会うことができた。
地元でまた訪れたい場所の一つになった。
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