タバコを吸わなくても同様の害を被るもの

2021年3月31日 17:20

タバコに対する締め付けが年々厳しくなってきています。その効果もあるのでしょうか、喫煙率はかなり下がってきています（詳細は下記参照）。

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しかし、タバコを吸わなくても1日15本吸い続けているのと同等かそれ以上の害があるものが存在します。なんだと思われますか？　ヒントは「誰もが起こり得る状況」です。

「孤立」「孤独」に陥りやすい日本

答えは「孤立」「孤独」です。孤独になるだけで、健康にかなりの悪影響を及ぼすのです（詳細はこちらの記事を参照ください）。

シンママは孤立、孤独を感じやすい状況に置かれやすいです。毎日何事もワンオペでこなさないといけないため、時間的余裕が少なく精神的にも余裕がないことが考えられます。そして、シンママだけでなく、現代は誰もが孤立、孤独になりやすい状況です。

まず、家族構成がだんだん変化してきています。年々、一人暮らしの比率が高まってきています。若者が独立して一人暮らしをしているのもありますが、高齢者が実家等に取り残されている実情も考えられます。

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そして、未婚率の上昇もあります。結婚を選ばず、独りで暮らす生活を選択する人が増えていることが想像できます。

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さらに、他人との接触を減らしている状況が垣間見えます。意識的に人と接触するのを避けている可能性もあります。

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これらの要因から、今の日本はシンママに限らず、誰もが簡単に孤立・孤独になりやすい状況なのです。非常に危ない社会だと私は思います。

では、どうやって孤立・孤独を避ければいいでしょうか。シンママに特化すると、シンママはどうしても「自分が頑張らないと！」と思い込んでしまう傾向があると思います。お気持ちは非常によく分かります。しかし、一人でやれることは限界があります。限界を越えれば心身ともに不調になります。

余談ですが、私は仕事をやりすぎて、1ヶ月半ほど休職したことがあります。休職前は「俺がやらなきゃ誰がやるんだ！」と変なプライドを持っていて、ひどい時は寝る以外はずっと仕事をするような状況を、1ヶ月ほど続けていました。そりゃ、心身ともに持つわけがありません。

私の場合は仕事でしたから、私がいなくなっても代わりの人がいました。ですので、結果的に大した痛手もなく事なきを得ました。もし、同様のことがシンママで起きてしまったら・・・。考えるだけで、ゾッとします。ですから、私のようにならないでください！

孤立する状況を避けるのに一番良いのは、同じ境遇の人々と仲良くなることです。同じ境遇ですから、あなたの苦しい状況もよく理解していただけると思います。

同じ境遇の人を探すには、シンママのコミュニティーを探すのが一番で、シンママをサポートしているNPO法人にコンタクトいただくのが良いと思います。シングルマザーサポート団体　全国協議会のホームページをまずご覧いただいて、お近くの団体を探していただくのがオススメです。

また、相談相手を探す方法については、こちらの記事で記載しております。合わせて参考にしていただければと思います。

最後にお伝えしたいことは「あなたは独りじゃない」です。もちろん、近くにお子さんがお見えですから、物理的には独りではないと思います。ただ、小さいお子さんであれば、お子さんを頼ることは無理ですから、なんでも独りでこなさないといけないと思います。

あなたの味方は必ずいます。なんでもかんでも、あなた独りで頑張らなくて良いです。もう精一杯頑張っているあなたが、これ以上頑張る必要はないです。人に甘えていいんです。それを受けて入れてくれる人が必ずいます。

誰かを頼ること、それは当たり前のことです。迷惑なんかかかりません。苦しい時はお互い様です。誰かに頼ってラクしていいんです。勇気がいると思いますが、一歩踏み出して、誰かを頼っていきましょう！

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