ももいろクローバーZ 有安杏果 #4 "「色んな女の子になってほしい」有安杏果 新しい青空へ" 【表現者の素顔】
人気絶頂の中、ももいろクローバーZを卒業した有安杏果。
TIMELINEではこれまで度々彼女を取材し、新たな挑戦にかける想いを綴る動画を配信してきました。
有安杏果にとって、ファンと音楽はどんな存在だったのか?
ファンにとって、有安杏果と彼女の音楽はどんな存在だったのか?
幕張メッセで行われた卒業ライブを取材し、ファンの方々にも話を聞くことで、上記を紐解く動画を作りたいと考えました。
■「なくてはならない存在」
「なくてはならない存在で、杏果ちゃんが頑張っているから、私も頑張らなきゃって何回も思わせてくれました。」
「今までの心の支えで、辛いときも楽しいときも杏果の曲を聴いて励まされてきたので、それはこれからも変わらないです。」
有安さんは過去のインタビューで以下のように話していました。
「自分の歌や音楽で、誰かの力だったり頑張ろうって思ってもらえるような、そういうパワーが届けられたらいいなって思っています。」
その想いが届き、彼女の歌と頑張る姿は多くのファンにとって心の支えになっていました。
「ちょっとネガティブな部分が小さい頃からあって、誰にも必要とされてないんじゃないかって思ってしまう自分がどうしてもいます。でもライブでファンのみんなの顔を見ることができるから、いつかはトンネルを抜けるし、絶対に光は待ってくれていると思えるんです。」
そんな想いを込めて作詞作曲した曲が「ヒカリの声」だと有安さんは話していました。有安さんとファンはお互いにとって、辛いときや苦しいときも頑張る力を与えてくれるヒカリのような存在だったのかもしれません。
■「色んな女の子になってほしい」
涙を流すことも多い有安さんですが、卒業ライブでは笑顔でファンやメンバーに向けて話す姿が印象的でした。
「優しく熱く応援してくれたファンのみんながいたから、この8年間やってこれました。」
ファンの方々も、有安さんとの別れを惜しみつつも、彼女の未来に向けて前向きな言葉を話してくれました。
「色んな女の子になってほしいです。アイドルの杏果はもう経験したし、次は普通の女の子として頑張ってほしいです。」
「普通の女の子の生活に戻って、それでも歌とかをやりたいと思ってもらえたら嬉しいです。」
■新しい青空へ
「たくさんのモノノフさんと私たちメンバーの想いをいっぱい受け取って、笑顔で新しい道に進んでください。」
リーダーの百田さんの言葉を受け、最後に有安さんは笑顔でファンに語りかけました。
「幸せなアイドル生活8年間を、本当にありがとうございました。」
「杏果ってどこかで発表したい欲もあるのかもしれないから、それが芽生えるまで待って、もし何かしてくれるんだったらそれは応援します。でも今は頑張ってくれたから、楽しませてくれたから、今度は自分の幸せに力を注いで欲しいと思います。」
(2018年1月29日公開)
「知的好奇心を刺激し、あなたの人生にきっかけを届ける」をテーマに、独自インタビューや密着取材で綴るショートドキュメンタリー動画を配信しています。