第11回「何者」いや、自分は自分なんだけど。
童貞だったやつにしか、童貞マインドはわからない。
わかったような感じで、いじってくる女は許すな。
童貞マインドをこじらせまくっている僕(2010年既卒)が
よくある童貞野郎どもの恋愛の悩みに持論を展開したい。
悩んでいる人が居たら話を聞かせてほしい。
同情はしない、でも真摯に解決策を考えたい。
童貞に同情は要らないのさ。
6月はテーマに乗っ取り「夏みたい映画」の紹介をします。
自分が誰かなんて、全然わかんない。
リア充は生まれながらにリア充で、
僕は僕。それ以上でも以下でもないはずだ。
早稲田大学卒の新人小説家!?
主人公は佐藤健?!友達が菅田将暉?!ヒロインは有村架純と二階堂ふみ?!
そして音楽は中田ヤスタカと米津玄師?!?!?!
もう、嫌になっちゃう。
どんな甘々な映画なんだ。
どうせ二階堂ふみはエロエロだし、菅田将暉は山田孝之とくっつく。
有村架純と佐藤健がキスするのを見守る映画だろ?!
違います。地の底に叩きつけられます。
夢を目指すことに対して、僕らは斜に構えてしまう。
素直なやつはカッコいい。
素直なやつはかっこ悪い。
素直なやつは成功する。
素直なやつに、僕はなれない。
素直なやつに、僕はなれない。
斜に構えて、馬鹿にして、自分が正しいと思ってる。
自分のプライドを保つために必至だ。
なんていう、汚い利己主義を目の前に出される映画です。
グロテスクな内蔵を、キレイに盛り付けて並べられる。
そんな映画です。
自己分析ってなんなんだろう。
そんなこと、する必要ないのかもしれない。
自分に対して考える時間なんてないほうが良い。
とにかく、この映画は一人で見たほうが良い。
もう全然見なくても良いんだけど、辛くなるだけだし。
自分の弱さに向き合うことにもなるし。
でも、自分の弱さに向き合わないと童貞も卒業出来ないかもしれない。
自分のことをわかってないと人のことを好きになれないと思う。
人は所詮他人、なんだかんだ汚いものだよ。
それでも自分にとって必要だから好きになる。
それだけなんじゃないでしょうか。
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