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50代独身無職の乳癌闘病記

入院前

乳癌と診断されて約1か月、麻酔科と口腔外科で説明を受けた。
麻酔科の説明で全身麻酔で呼吸が止まるので、口から管を通して
人工呼吸を行うということを始めて知った!
そして手術中は尿道カテーテルをするので、T字帯という下着の
ようなものを着けるのだとか…。
全身麻酔をするのが、こんなに大変だとは思わなかった。
しかも、胸にも手術後暫くドレーンという管を付けていなくてはいけない
みたいだ。
眠っている間に胸を切除するだけなのかと思ってたら、とんでもなかった!
今更ながら、手術が憂鬱になってきた…。遅っ!!

検診

市の乳癌検診に行ったのは4月8日、約1か月後に再検査の連絡をもらって6月8日に再検査。2度目のマンモグラフィーとエコー検査、血液検査をしたが、左胸に白い影が見えるものの悪性か良性かは不明。朝9時から始まって終わったのは1時半過ぎ。次回にMRIをすることになってこの日の検査は終了。良性だったらいいなぁとこの時は思っていたけど…。         6月21日に点滴をしながらのMRI検査。30分間うつ伏せになっての検査だったけど、マスクをしていたら苦しくなってきたので、外させてもらった。結果は悪性ではなかったけど、良性かは分からないという…。        7月13日に別の病院(癌センター)で3度目のマンモグラフィーとエコー検査、そして8月1日に血液検査をしてマンモグラフィーで撮影しながら胸に針を刺して検体を採取する検査をした。針は少し太いので部分麻酔をしてやったけど、乳首と石灰の場所が近くて危ないということで、マンモグラフィーではなく、エコーで場所を確認しながら針を刺す方法に変更。麻酔注射も少し痛かったけど、それ以上に緊張が半端なかった。約40~50分後、無事に検体を取ることができて終了!検査だけでかなり疲れた。         そして運命の8月23日、悪性という診断結果を受けたのでした。

乳癌の本

アマゾンのkindleで無料で読めるガンの本を数冊読んでみた。「国立がん研究センターの乳がんの本」「乳がんと診断されたらすぐに読みたい本」「乳がん治療をのりきる生活・食事・お金」「患者さんのための乳がん診断ガイドライン」「もしもがんが再発したら」「明るく前向きになれる乳がんのお話」「がんを告知されたら読む本」「孤独を克服するがん治療」の8冊。どれも似たり寄ったりだけど、手術後の治療法などは、とりあえず切って調べてみないと分からないという結論に達した。              体験談で「夫が‥」「子供が‥」「家族が…」って言葉が出てくると、結婚してる人はいいなぁと少し思ってしまった。まぁ独り身だと家族のことを心配する必要がなくて気楽だ…と前向きに考えることにしてますけどね。

手術費用

今は無職なので、国保に入っていて負担は3割。検査費用だけでも2万円近くかかることもあって正直きつい。病院で区役所に行って限度額適用認定証をもらうと一定以上の金額を払わなくてよくなると聞き、早速、区役所へ。手続きは簡単に済んで、直ぐに認定証を発行してもらえた!手術費用はどうなるのか心配だったけど、これで一安心だ。              最近、高額療養費制度を改正するとかしないとかのニュースが流れてたけど、なくならないでほしいと切に思った。  

入院準備 

乳がんの手術の後は腕の付け根に近い箇所を切るので、前開きの服でないと着るのが大変‥という記事を目にして、前開きのパジャマとキャミソールをネットで購入した。いつもTシャツやスウェットを着て寝ていたからパジャマなんて持っていなかった。洗濯ものが溜まっていくのも嫌なのでタオルの代わりペーパータオルを使うことにして、コップも(片手で洗うのは不便なので)洗わなくて済むように紙コップを購入した。入院の準備だけだ、予想外の出費…。無職には厳しい。

入院前日

術後が腕が上がりにくいと聞いたのでシャンプーに時間がかからないように美容院へ行って髪を切った。冷蔵庫がほぼ空になったのはいいけど、退院してから冷蔵庫に何もないと困る…と思って、レトルトのスープや缶詰を買っておいた。どれだけ食欲があるのか分からないけど、スープがあればとりあえずお腹がいっぱいになるし、足りなかったらスーパーの配達を頼めばいいかな。独り身はこういう時、とても不便。

入院当日(手術前日)

朝から少しソワソワ。最後の荷物チェックをした。一人だと誰にも忘れ物を持ってきてもらえないから慎重にチェックしないと。売店で最低限に必要なものは売ってるけど、極力お金は使いたくない。11時少し過ぎにいよいよ自宅を出発してバスに乗って病院へ。コロナ検査の後、エコー検査で石灰のある場所にマジックで印を付ける。2時の入院の時間まで30分くらい時間が空いたので病院のカフェでランチを食べて大好きなカフェラテを飲んだ。売店で急いで水と手術で使うT字帯と手術の後に使う胸部固定帯を買った。その後病室に案内され、直ぐに口腔外科で歯のクリーニング。麻酔をしたあとに人工呼吸器を付けるから口の中を清潔にしないといけないらしい。そしてマンモを撮りながら今度はマジックでマークした場所に針を刺した!最後に針を刺した場所にワイヤーを通して終了。ワイヤーは手術までいれっぱなしらしい…。ワイヤーを通した場所が傷になっているのでシャワーで濡れないように保護テープを貼ってくれたけど変な感じ。病室に入ったのは既に夕方5時だった。5時半にシャワーを予約してもらってシャワーを浴びて、6時に晩御飯を食べたらもうクタクタ。パジャマに着替えてゆっくりできたのは夜の7時だった。検査があるのは聞いてたけど、想像以上の慌ただしさだった。入院手続きの時に1回、病室に入るときに2回、それぞれ違う看護師さんからだけど「ご家族の方は?来られないの?」と聞かれたのがちょっと辛かった。来られないのではなく、いないんです。

入院初日の夜

夜9時に消灯。寝付けないのでスマホにイヤホン付けてYou Tubeを聞いていた。いつもの寝る時間になり寝ようとしたけど、胸に刺さったワイヤーが身体を横にすると刺さって痛いので、仰向けになって寝ようとした。でも、少しでも動くとチクチクと痛い…。そして洗面所のライトが異常に明るい。アイマスクがなかったので、タオルを顔にかけて寝た。やっと眠れたと思ったら、タオルを顔からいきなり看護師さんにはぎ取られて目が覚めた!もう朝?それにしてもすごい起こし方だなぁと思いつつトイレに行って顔を洗ったけど外は真っ暗。時計を見たら朝の4時!なんで起こされたんだろう?イビキがうるさかった!?もしかして寝言でも言ってた!?もう少し寝ようとしたけど眠れなくなり朝になった。朝食はなしでスポーツドリンクだけ支給された。看護師さんが検温や血圧測定に来たので、なぜ4時に起こされたのか聞いたら、なんとタオルを顔にかけていたので「安否確認」のためだった!2時間ごとに見回りに来ていたらしいが、入院する時はアイマスクは必需品だと思った。

いよいよ手術

手術の30分前に手術着に着替えてT字帯(正にふんどしだった!)を付けると緊張してきた。車椅子で手術室へ。担当するチームの人たちが挨拶してくれたけど皆さん若い。麻酔の点滴はビリビリして痛かったけど直ぐ記憶がなくなった。目が覚めると胸に管(ドレーン)、尿道カテーテルと右腕に点滴、浮腫止めの靴下、そして人工呼吸器という姿。とにかく震えるほど寒かった!そして声が出ない!喉がタンが絡んだように苦しい!胸も痛い!何故か腰も痛い!麻酔の間は呼吸が止まるので体温調節が出来なくなってるらしく、人工呼吸器の管を口から通すので喉にもダメージが。なので電気毛布で体を温めてもらった。声と体温は少しずつ戻っていった。先生から手術は成功ですと伝えられ、3時間後に水が飲めた。寝ながら飲めるし、ペットボトルを倒してもこぽれないので、ストロー付きのペットボトルの蓋はおすすめ。水が飲めるようになってから喉の苦しさは楽になってきた。体温も35℃くらいだったのが正常に戻ってきた。でも腰の痛みは増すばかり。ずっと同じ体制だからかな?しかも布団が軟らかくて腰が沈む感じだからかも。3時間おきに点滴変えたり、心電図のシールを貼り替えたり、点滴と血圧チェックなどをしながらの睡眠。なので、術後はあまりゆっくり眠れません。

手術翌日

1日ぶりの朝ごはんは、味のしないおかずだったにもかかわらず、美味しく食べられた。暫くしてから、先生が来て術後の傷を確認して、明日退院だと言われた!予定より1日早まって嬉しい。そして胸のサポーターも外してくれた。胸がサポーターに締め付けられていたので楽になった。11時前に尿道カテーテルも取れて、浮腫防止に履いていた靴下も脱ぐことができた。前が自然に開ける手術着からパジャマに着替えて、体も拭いて顔も洗ってスッキリ。これで自由に歩き回れるようになった。残りは点滴と胸の管だけ。痛みも思ったより酷くなくて良かった。くしゃみをしたら激痛が走ったけど…。昼食の後にリハビリのビデオを見ながら一緒に体操した。胸の突っ張りより50肩で手が上がらなかった(笑)3時に点滴が終わって遂に点滴が外れた。そして胸のドレーンは5時に外してもらえた。体に管が何も付いていないって快感!

退院

3時間おきに起こされることもなく、久しぶりにぐっすり眠れた。夜9時に就寝して朝6時に起床。昨日まで顔を洗ったら両頬が痛かったけど、だいぶマシになってきた。手術中に人工呼吸器を付けている間、ずっと口を開けている状態だから頬がひっぱられていたんだと思う。検温と血圧測定の後は朝食。そして担当医の検診があり、今日からシャワーもOKで、普通の生活ができるらしい!ただ、胸のテープは次回の通院の時まで剝がしてはいけないと言われたけど、自分の胸がどんなふうになっているのか気になる…。もともと貧乳のせいか、パッと見た感じはあまり変わらないように見えるんですけどね。腕を動かすと胸が少し突っ張った感じがして気持ち悪いけど、痛みはそんなにない。10時になって退院の説明があり、10時ちょっと過ぎに病院を出ることができた。看護師さんに「家族のお迎えは?」と聞かれて「来ません」と答えた。この類の質問は聞かれるのも慣れてきたのか、寂しい気持ちはもうなかった。土曜日で外来は休みなので病院内はシンとしている。荷物が重いので病院前からタクシーに乗って帰った。とりあえず、コーヒー飲みたい!

入院中の便利グッズ

入院中に役に立ったもの                      1.ストロー付きのペットボトルキャップ                            100均で買いましたが横になりながらでも飲み物が飲めるので便利です。    2.ペーパータオル                         タオルを使うより、洗濯しなくてもいいし衛生的です。私は顔を拭くのにも使ってました。                             3.延長コード                            コンセントがベットから少し離れた場所にあったのでスマホを充電しながら使うのに便利です。                        4.耳栓                              個室の場合は必要ないと思いますが、看護師さんが他の患者さんの点滴を替えに来たり、イビキが大きな患者さんがいたりするのであると便利です。       5.アイマスク                           転んだりしないように洗面所や廊下のライトが意外と明るいので、普段電気を消して寝ている人はあった方がいいと思います。          6.紙コップ                             洗わなくて済むし、落としても割れないので便利です。                        7.S字フック                            物を置くスペースはあまりないので、洗面用具などを袋に入れてS字フックに掛けておいたりしてました。                    8.小さなエコバック                         売店に買い物に行く時や、シャワー室に行く時にシャンプーなどを入れていくのに便利です。   

手術から1週間    

手術から1週間が経過。日常生活に戻っているけど、手を動かした時の胸がひきつれる感じは残ったまま。いつか慣れるのかな?痛みは思ったより酷くないけど、傷口の保護テープの周りがかぶれて赤くなってきた。「次の診察の時まではがさないでください」と言われたけど、このままで大丈夫なのかな?買い物に行ったりすると傷口の辺りが痛くなるけど我慢できないほどではない。1週間前の今頃は胸の痛みや腰の痛み、喉の渇きや痰がからんだような息苦しさと闘っていたんだと思うと2度と手術はしたくないと思う。癌が予想外に広がっていて再手術…、なんてことにはなってほしくない。 

病理検査の結果

手術から2週間が経過して、退院してから初めての通院日。手術の傷口の保護テープの下が赤くかぶれていて気になっていたが、やっとテープをはがしてもらえてスッキリした。摘出した癌の病理検査の結果が出ていて、画像を見せてもらいながら説明を受けた。手術時間は1時間半くらいだったが麻酔をしていた時間は3時間くらいだったらしい。癌の部分は黒くなっていて生々しい画像だった。しかも、マーキングで入れたワイヤーが刺さった状態で肉片が摘出されているのがハッキリ見えて、暫く肉が食べられなくなりそう…。問題の癌のステージは0で、初期段階だったので再手術をすることもなく、後は放射線治療に入るらしい。とりあえず良かった!ところが、放射線治療をするには手を上に上げている必要があり、50肩で左腕が上がらなくなっている今の私の状態では難しいとのこと。とりあえず暫く腕が上がるようにリハビリトレーニングを受けることになった。

手術後の胸

保護テープをはがしてから始めてシャワーを浴びた。今までテープでぼんやりとしか見えなかった胸がハッキリと見えた。傷跡が茶色い線になっていたけど、シャワーを浴びたら色が薄くなったので血の塊だったようだ。テープでかぶれたところは赤くなっているものの、これも暫くしたら治りそうだ。もともと貧乳だったこともあって、左右の胸の差はほとんどなく、左の胸の形が若干いびつになってるかなぁ…といった程度。温泉などでチラッと見られるくらいでは分からないと思うので正直ホッとした。

リハビリ

リハビリ初日。左腕をいろいろな方向に引っ張られて痛い場所を確認された。50肩で腕も痛いけど傷跡も皮膚が縮んでいるらしく引っ張られて痛い。放射線治療では、腕を5分間上に上げて放射線があたらないようにしないといけないらしいので頑張らないと。家でも1日3回くらいビデオで見たリハビリトレーニングをするようにと言われた。最後に腕を後ろで組んでみると、始める前よりも腕がしっかり組めるようになっていた。30分程度のトレーニングでこんなに変わるなんて驚いたと同時に嬉しかった。

リハビリ2回目

1回目のリハビリの後は暫く腕が筋肉痛で痛かったけど、頑張って毎日家で病院で教わったトレーニングをしていたおかげで、2回目のリハビリの時はかなり腕が動くようになっていて先生にも褒められた。乳腺外科の主治医から「スパルタでやるように」とリハビリの担当医は言われているらしく、リハビリの回数を週1回から週2回に増やすことになった…。早く放射線治療を始めないといけないから仕方ないけど、あまり嬉しい言葉ではない。でもトレーニング効果なのか、胸の傷跡の突っ張り感もなくなってきた。保護テープでかぶれていた所はカサブタになって傷も目立たなくなってきた。

放射線治療延期 

放射線治療にお金がかかると聞いたので、リハビリをしている間にお金を貯めないと…と思い、お歳暮の短期バイトを始めた。期間は2か月間。9時にリハビリを受けてから仕事に行かれるようにと始業時間を10時15分にしてもらった。とところがリハビリは3回で終わってしまい、直ぐに放射線治療を受けられる状態になってしまった。放射線治療を受けてからバイトに行かれないものかと相談してみたものの、そんなに世の中甘くはなく、放射線治療はリハビリのように朝一に受けられるというものではなかった。バイトをしないと治療費が払えないので、結局バイトの契約が終了する1月から放射線治療を受けることになった。年内に治療を終わらせたかったのに、ただただ残念。

ついに放射線治療開始

年が明けて2か月のバイトが終了し、早速病院へ。CTで放射線をあてる場所を確定し、マジックで印をつけて消えないように上から保護テープを貼った。そしてようやく治療が始まった。ラジオ体操のようなスタンプカードをもらって予定数の22個のスタンプをもらったら治療終了。土日以外は毎日通わないといけないのでがんばらないと。初日は機器が体の周りをクルクル回る中、放射線をあてられて無事に終わった。痛いとか暑いとかは何も感じなくてあっけなかった。10分くらい腕を頭の後ろに組んで寝ていないといけない(放射線があたる場所がずれてしまうので動いてはいけない)ので、ちょっと大変だったけど慣れてくれば大丈夫かな。

放射線治療1週間

放射線治療を始めてから1週間が経過した。乳首が少し黒ずんできてる気がするけど、後は特に変化はなし。体の胸からお腹辺りまでマジックの印と保護テープが付いているのも、最初の頃はお風呂に入るたびにギョッとしてたけど、今はすっかり見慣れた。初日はCTを撮影して放射線をあてる場所に印を付けたりするので時間がかかったけど、最近は治療だけなので5分位で終わってしまうから腕を頭の下で組んでいても疲れない。治療費は毎回6千円くらいかかるけど、高額医療費限度額適用認定証をもらっていて助かった。初回はCTも撮影したから2万4千円くらい払わなければならなくて本当に驚いた。放射線治療が終わったら早くバイトを探さないと。

放射線治療3週間目

放射線治療を始めてから3週間目に突入した。2週間目の終わり辺りから乳首の色が明らかに黒くなり乳首の周辺は赤くなって少しヒリヒリしてきた。3週間目に入ると痒みがでてきて夜中に目が覚めるようになってしまった。
放射線科の主治医に相談してみると、肌が乾燥して痒みがてているとのこと、温まると痒みが増すことなどを説明してくれた。乾燥を防ぐために、保湿クリームを風呂上がりに塗るように指示されたので、さっそく塗ってみることに。結果は見事に痒みから解放されて、朝まで眠れるようになりました。あと約1週間で治療も終わり。がんばろう!

放射線治療「仕上げ」

通常の放射線治療16回が終わって「仕上げ」に入った。「仕上げ」とは、今まで広範囲にあてていた放射線を石灰があった場所に絞って集中的にあてるということ。これが4回必要らしい。今までより照射する範囲が狭くなるけど、その分肺にあたり過ぎないように深く入り込まないタイプの放射線に変えるらしい。範囲が狭くなった分、胸への刺激も強くて触るとヒリヒリするけど、もう少しの辛抱だ。長かった病院通いもやっと終わる!毎日同じ時間に治療に行くから、私の前後に予約している人達の顔ぶれも当然同じわけで、いつの間にか顔見知りになって「こんにちは」「失礼します」と声を掛け合うようになっていた(笑)

放射線治療終了

今日で放射線治療も最終日。乳首はすっかり焦げたような色になってしましい、放射線があたった場所は軽度の火傷状態でほんのり赤くなっているけど、少し痒みがあるくらいで大したことはなさそう。1か月毎日病院に通うのは最初は長く感じたけど後半は慣れて何も感じなくなっていた(笑)いつも挨拶をかわしていたおじいさんも今日で最終日だそうで、お互いに「お疲れ様でした、お大事に」と最後の挨拶をして診察室を後にした。放射線科の担当医と看護師さんたちも「お大事に」と声をかけてくれて、もう会えないんだと思うとちょっと寂しい気もした(笑)今まで治療を理由にバイトを適当にしか探してなかったけど、明日から本気で探さないとさすがにマズい。とにかく終わってよかった!後は再発しないことを願うだけ。

放射線治療2週間後

放射線治療が終わって2週間後に久しぶりに乳腺外科と放射線科を訪れた。
放射線をガンガンあてた左の乳首は真っ黒の炭のようになっていて、今にも皮がむけそうな感じになってるが、傷跡は特に問題がなく術後の状態は順調だった。炭のようになっている左の胸も軽い火傷のようになっているだけで特に問題はないらしい。次に病院に行くのは4か月後。これで暫く病院に行かなくて済むと思うとちょっと嬉しい。




          

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