Tiglon Partners 社員インタビュー#1 リサーチャー 千葉海羽（2022年 / 新卒入社）
Tiglon Partnersの社員インタビューシリーズ。
初回の今回は、現在リサーチャーとして活躍中の千葉海羽のインタビューをお届けします。
Tiglon Partnersでは2019年入社より新卒採用をスタート、千葉はそんなTiglon Partnersの2022年新卒入社です。
現在2年目の彼女が、現在取り組んでいる業務やプロジェクト、その中でのチャレンジ、そして今後どんなキャリアをイメージしているのかなど、ざっくばらんに話してもらいました。
リサーチャーとしての仕事のこと
ー現在の『リサーチャー』という仕事について、改めてどんなことをするのか教えてもらえますか
エグゼクティブサーチでの『リサーチャー』としての仕事は、クライアントが求める要件に合致した人材（候補者）を探し出すという仕事です。Tiglon Partnersでは、実際にクライアントや候補者にお会いするのは『コンサルタント』の役割になっていますが、その前の段階で転職マーケットにどんな人材がいるのかリサーチしたり、見つけた候補者とコンサルタントとの面談の場をアレンジするのがTiglon Partnersの『リサーチャー』の仕事です。
現在Tiglon Partnersでは2名のコンサルタント分のリサーチを、1名のリサーチャーが担当するという制度をとっています。私自身は金融業界担当の2名のコンサルタントのもとでリサーチ業務に従事しています。
ー実際どんな風に人材のリサーチをして、面談をアレンジするのですか
担当コンサルタントから新たな案件（クライアントからの人材紹介依頼）が来ると、まずは既存のデータベースの中で合致した人材がいそうかを確認します。
またそれと並行して、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトといった転職希望者が登録されている外部データベース、ビジネスSNSであるLinkedinなども活用しながら、条件に合致する候補者がいるかどうか、一通り調査します。
私が担当している金融業界は、Tiglon Partnersが一番長く取り組んできている業界でもあることもあり、過去お会いした候補者データがかなりの数で既存のデータベースに蓄積されており、そこから面談をアレンジすることも多いです。
ー現在のリサーチャーとしてのお仕事でチャレンジだと感じてることはどんなことでしょうか。
毎月コンスタントに成果を出していく、ということはひとつチャレンジだと感じています。現在、会社全体でリサーチャーは新卒入社と中途入社のメンバー含めて8名ほどいるのですが、毎週リサーチチームのミーティングがあります。特に月末のミーティングでは、月間の面談設定数目標に対して、メンバー全員それぞれどこまで達成したかお互いにシェアすることになってるので、その中で一番を取れる時もあれば、そうではない時もあります。
スカウトの返信率を管理できるエクセルシートを作って常に返信率の改善を意識できるようにしたり、過去リサーチした候補者の情報をカテゴリー別にリストにまとめて次のサーチの際に発掘しやすいようにしたり、と自分なりに成果を出すために工夫をしています。できるだけ毎月チームで一番を取りたいので（笑）
仕事でのやりがい
ーこれまで取り組んできた仕事の中で特に印象に残っている場面はありますか？
一番印象に残っているのは、私がリサーチして見つけた候補者の方の転職が決まり、担当のコンサルタントと共に一緒にお祝いを兼ねたランチミーティングの場面です。
ランチをしながらお話しをさせていただく中で、転職が決まられた候補者の方から「千葉さんが見つけてくださったことが、私の人生の転機になりました」というお言葉を直接いただきました。これは素直にとても嬉しかったです。
リサーチャーとしての業務では、クライアントや候補者の方に直接お会いすることは基本的にはありません。基本的にPC上でデータベースを使ったリサーチとメール等でのコミュニケーションが中心です。そういう意味では自分の仕事が人や社会にどんな影響を与えているのか、ということを明確に実感することがそれまではありませんでした。
実際に候補者の方にこうしたお言葉を直接いただけたことで、私自身が日々地道に取り組んでいることが、ひとりひとりの方の人生の転機に関われているのだという実感が湧き、仕事に取り組むモチベーションも大きく変わりました。
Tiglon Partnersだからできる挑戦
ーリサーチャー業務に加えて、新しいプロジェクトにも取り組まれているそうですね。そのプロジェクトについて聞かせていただけますか？
リサーチャーとしての業務のほかに、Tiglon Partnersの新卒採用プロジェクトの担当の役割を頂いています。新卒採用専門の人材エージェントとの窓口としてやり取りをしたり、実際に学生と面接をしたりということにも取り組んでいます。
このプロジェクトは、自分から社長に直接挑戦してみたいという気持ちを伝えて、担当させて頂けることになりました。大きな会社や、自分の役割が細かく決まっているような就業環境の会社ではこうした提案は難しいと思うのですが、何か自分の希望や考えがあったら直接社長に提案できたり、新たな挑戦のチャンスをいただけるという環境は、Tiglon Partnersに入ってよかったなと強く感じていることのひとつです。
これからのこと
ーこれからどんなキャリアを歩んでいきたいと考えていますか
新卒で入社してずっとリサーチの業務に取り組んできましたが、3年目になる来年の春からはコンサルタントとしてキャリアを積んでいくことを社長ともお話ししています。
リサーチャーからコンサルタントへのキャリア転換は、仕事の仕方はもちろん、成果指標も全く異なるので、社会人3年目の私で勤まるのかなという不安もあります。
一方で、新卒リサーチャーからコンサルタントになったという社内事例がまだないこともあり、私自身がその事例のひとつ、ロールモデルとなって、これから入社する新卒のリサーチャーメンバーが、いずれコンサルタントになっていくキャリアパスを描きやすい環境をつくることに貢献できたらということも考えています。
そのためにも、2年目の今年はリサーチャーという仕事の中で金融業界全般の知識をさらに深め、一緒に仕事をしているシニアコンサルタントの方々からコンサルタントとしての仕事の仕方をより深く学んでいく一年にしようという気持ちで日々取り組んでいます。
インタビュー実施：2023年5月
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