見出し画像

飛鳥を自転車で回る(前編)


橿原神宮前駅。

自転車レンタル

(昨日の記事の続きです。)駅前のバス停の時刻表を見ると、1時間に1本程度、観光しやすいように巡回するバスは出ているようです。ただ、妻は大学生時代に自転車で回った、という話を出発前に聞いていたのもあり、バス停向かいにある貸自転車店に行って金額とかを聞いてみることにしました。暑くなければ自転車確定なのですが…。
下の写真に載せたような価格で、時間に自由が効くのと名所を一回りしてもただ単に走るだけなら1時間余りでいける、という話でしたので、自転車を借りました。自転車はピカピカでヘルメットも無料。自転車乗るならヘルメットは必須ですね。

自転車を借りました。電動アシスト付きで1500円/日。ノーマル900円。
自転車屋さんでいただいたマップをもとに移動。息子の頭脳に地図は入っている様子。

自転車屋さんでおすすめコースを教えてもらいましたので、地図を確認しつつ進もうと思いましたが、息子の頭には道順がインストールされたようで、何も見ずにどんどん進み、案内してくれました。
道は駅前の街を抜けると写真のような住宅もある田園風景で極端な登り下りはほぼありませんでした。アシスト付きなので、ペダルを動かすとぐんぐん加速してくれて楽なのと適度に風があたるので、猛暑の中ですが割合気持ちよく走れました。

甘樫丘

少し進むと甘樫丘。聞いたことのある有名な場所ですね。歴史書によると確か蘇我氏が大きな屋敷を建てたという場所でしたっけ?乙巳の変で蘇我宗家滅亡とともに歴史書も灰になったとか読んだ記憶があります。(違っていたら教えてください。)今は丘全体が公園になっているようです。
本来なら、ゆっくり散歩したいところですが、暑すぎます。ここで体力を消耗したり、汗びっしょりになったりしたら、その後の行程に影響が大きすぎるということでトイレ利用のみで先に進むことにしました。森からは蝉の声や子供の声が聞こえました。

甘樫丘が正面奥にあります。標高148m。
周辺案内図。
石畳の道がある集落。
飛鳥神社。道は左に直角に折れています。
水田が広がり、小山のような樹林がポツポツと見えます。古墳も含まれる?
川もしくは水路。斜面に石造りの水落としのようなものが。

飛鳥資料館

飛鳥の田園風景の中を気持ちよく(だんだん汗ばみ、微風も止んでしまいましたが)走ります。歴史的な街並みや歴史的なものがある看板表示を見ながら飽きずに走りました。時々一時停止しながら写真も撮りつつ。この日は首からストラップでR8を下げ、すぐ撮れるようにレンズキャップを外し、レンズも伸ばしたままにしながら走りました。焦点距離はほぼ35ミリ固定です。
やがて見えてきたのは、高松塚古墳や飛鳥資料館の表示。ここまで、ここが○○か、と車上から眺めるだけでしたが、たくさんの考古学的な遺物や解説があると思われるのと、エアコンが効いていると思われることの2点から飛鳥資料館に行くことにしました。熱中症対策、大切ですね!水分補給も忘れずに。

奥の看板に近くの遺跡や資料館の位置情報が。
石造りの噴水。複製品。飛鳥では石造物が結構発見されています。
資料館の前庭で実際に水を吹き出していました。
古代飛鳥の模型。左奥が甘樫丘。かつての宮や寺の多くは現在、水田や住宅になっているのですね。
富本銭と鋳型。本物?
キトラ古墳の玄武。
高松塚古墳の玄武。

今日はここまでです。また、続きを書くのでよかったら読んでください。本日はありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?