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クエン酸ってすごい!

クエン酸って?

最近はナチュラルクリーニングで、クエン酸を使ってる人も多いですよね。
今や、百均でも売っていて、お風呂の掃除に良い!ということも知りました。

でも、今日はお掃除の話ではありません。

そもそもクエン酸って、体内でものすごい大切!
と、取り上げられていて、それについて、少し調べてみました。

クエン酸と聞くと、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系、梅干しや酢の酸味成分のイメージが湧くかと思います。
(酢は発酵しているので、ほかの酸もたくさん入っていて旨味もあります。)

これらは、疲労回復に役立つ!
が、有名ですよね。

スポーツのときはレモン!というイメージ、昔からありますよね。
ハチミツレモンとか、懐かしい(笑)
クエン酸は乳酸を抑えたり、減らしたりする働きがあるので、スポーツには最適。

私は酸味が好きなんですが、そもそも、疲労回復に役立つって、体内で何が起こっているの?というところを、わかりやすく書いてみようと思います。

クエン酸サイクルって聞いたことありますか?

クエン酸サイクル(回路)とは・・・
「生命が、エネルギーを作り出すための体内燃焼システム」のこと。

イギリスの生化学者「ハンス・アドルフ・クレブス博士」に発見され、1953年にノーベル医学生理学賞を受賞された学説だそうです。

色々読んでみると、化学式がたくさんでてくるので飛ばしますが(全然覚えられない(笑))細胞のミトコンドリアのマトリックス内でおこる反応だそうです。

はい、少し理解を深めてみましょう。
(私自身が(笑))

ミトコンドリア・・・
むかーし聞いたよね〜、という方も多いかと思いますが、ミトコンドリアは細胞内にあり、主な働きとして酸素による酸化還元反応を利用したエネルギー代謝によるATPの産生を担っています。

はて、ATP・・・
これはいわゆる、私たちの体内エネルギー
ATPがリン酸を切り離そうととするとき、膨大な爆発エネルギーが生まれ、これが私たちの体温となっているそうです。

このシステム、簡単にイメージしてみると・・・
呼吸によって酸素を取り込み、エネルギーをたくさん作り出している、ということ。(省略しすぎ?!)

ミトコンドリアは、細胞の中の発電所と言われており、クエン酸サイクル(回路)の一番初めの反応でできるものがクエン酸だそうです。

また、たまに届く自然食品会社のご案内には、こう書かれていました。
ようは、クエン酸サイクル(回路)って、

摂取した食べ物から水素を作り出し、
呼吸で吸った酸素と安全に反応させて
エネルギーを作り出している

千坂メソッド 穂がらか より
体内のクエン酸サイクルによる効果

こういうことですね!

体温が低すぎて・・という方は、こういう仕組みをイメージしてみると、材料が足りないのか、酸素が足りないのか、酵素が足りないのか、などなど、改善点が見つかるかもしれません。

大雑把すぎる仕組みの解説でしたが(笑)こんなサイクルで体内エネルギーって作られています。
この消費が大きければ痩せるし、少なければ溜め込む一方・・・ということになります(汗)
この代謝は、内臓の働き、生命そのものを維持する大切な役割があります。


健康的なバランスの大切さ

このクエン酸サイクル(回路)によって得られた熱の蓄熱に欠かせないのが塩分。
健康を、命を維持するためには、いろんなシステムの連動が大切。

私たちの体は炭水化物などを食べて生み出された熱エネルギーを、塩分により保持しています。クエン酸サイクル(回路)で得た熱を蓄熱することで体温を維持することができています。

自然食を薦めているところは、ミカン以外の柑橘は体を冷やすものも多いので、このクエン酸の摂取を梅干で、自然発酵された酢を上手に使いましょう、と推奨しているところも多いかと思います。

また、塩分に関しては、化学的に合成されていない自然塩をとりましょう、というのが基本中の基本。

これは本当にそうですね。化学的につくられたナトリウムは、本当にしょっぱくて、今や食べられません。そういう方も多いのではないでしょうか。

できることをやってみよう

今まで、食のことや健康のこと、色々学んできましたが、全食事をバランス考えて自分で作る、って、結構大変。
ライフスタイル、仕事、家族構成、生活時間などなど、状況に合わせて外食も中食も上手に取り入れたいですよね。

ただ、そもそもあまり食べない人(エネルギーの材料がない)、塩辛いものが苦手という人は「冷えが・・」と話している方が多い気がします。

しょっぱい!って、自然塩じゃないからなんですよね。
醤油も味噌も塩たくさん使ってますし。
自然塩はミネラルも豊富なので、舌にあたる塩辛さが少ないものが多いです。

今や血圧が高い= 塩分を減らす、ということに異論が唱えられたりもしています。だからまず、冷えや体調不良の方には、「調味料を変えてみてね」と、お薦めしています。それだけで味覚が変わり、状態が変わりますから。

塩は生命エネルギー

断食してみるとわかるのですが、何が欲しくなるかって、まずは水分とフレッシュな自然な甘さ、そして、日にちが経つと塩が恋しくなります。

クエン酸サイクル(回路)の仕組み考えると、順番に欲しくなるんだなと思います。(材料がなくなって糖が欲しくなり、冷えてくるので蓄熱のためには塩分!)

体液の塩分濃度は0.9%。これは高すぎても、低すぎてもダメ。
少しでも変わると意識が混濁したり、筋肉が思うように動かなくなったり、神経系からおかしくなってきます。

でも、腎臓に問題がない限り、この濃度を一生懸命保ってくれていますので、通常時は気にする必要はありません。

私は迷走神経反射を起こしやすく、嘔吐により、痙攣・気絶を繰り返し、救急車で運ばれたことが何度かあります。
今思えば、脱水による塩分濃度の変化も関係があるのだと思います。

塩は命ですね。ほんと。

そりゃ、結構、高いんです。いい調味料って。
でもね、ランチ一回、おにぎりにすれば、安心安全な良いお塩、買えます。

そして、良い調味料って、味がしっかりしているので消費が遅い。
有機農法や自然農のお野菜って、味が濃いですよね。それと同じ。
少しで満足するんです。

良いお塩でおにぎりとか、野菜のグリルとか、めちゃくちゃ美味しいです。
私はたまに、塩かけてご飯食べたりします(笑)
すごーくお高いものじゃなくていいので、安心なお塩、買ってみてください。

「んー、でもなぁ・・・」と、切り替えるのを後回しにしちゃいそうであれば、ここに書いた細胞の仕組みをイメージしてみてください。
(こういうの興味ある人、少ないかしら(笑))

将来の肉体のための投資です。

決して、味の好き嫌いだけではなく、せめて、自宅でのご飯は安心安全な調味料や食材でバランスを取りながら調節ができると、体の健康はもちろん、心も晴れやかになります!
(先日も外食が続くと、心が荒む・・という話になりました(笑))

この心の話はまたの機会に。

食欲の秋!
ぜひ、調味料だけでもチェンジ。
美味しくて、体にも心にも良いものを!


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