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エンパス体質(&HSP)は自分軸に戻ると強い


ヨガ療法士トレーナーの私が「全ての不調は自分軸のブレから」をテーマに、ブログを発信させて頂いていますが、他者の影響を受けやすいエンパス体質でもそれは同じです。
あらゆる不調の対処方法はそれぞれに必ずあります。


※エンパス体質(&HSP)と書いたのは、似たような性質のHSPの方にも応用出来ますよという意味です。


私自身、自分がエンパス体質だということを認識したのは、大人になってからの話で、それまでは、エンパスとかHSPという言葉自体知らなかったので、子供の頃から自分がおかしいんだとずっと思って生きてきました。特に社会に出てからは本当に生きづらい思いをしてきました。


自分はエンパスなんだと自覚してから、それを受け入れて、とことん自分と向き合い、自分を知り、どんな状況になっても自分軸で生きようと決めてからは、まだ引っ張られることもありますが、それでもかなり影響を受けにくくなり、生きるのが楽になりました。


エンパスは生まれ持った性質。
一生付き合っていかないといけない。


だからこそ、私の今までの経験から、生きづらいエンパス体質でも(HSPでも)楽に生きていける対処方法はある!ということを伝えられたらと思います。


今はSNSでも色んな対処法が拡散されていますが、同じエンパスでも人それぞれ対処方法が違うので、それをそのままやると言うより、ピンと来たものをやってみて、合わないものは素早く手放して、そうやって腑に落として、自分だけの対処法を見つけていくのがベストです。
自分に合ったしっくりくるものを選ぶ為に、色んな対処方法が存在していると思って下さい。


自分に合ったものを選ぶ為には、大前提として、自分の性質を全て知ってそれを受け入れていくことが大切です。


【エンパス体質の特徴】

エンパスとは、HSPにサイキック能力がプラスされたような性質と説明されていることが多いように思いますが、私の感覚で簡単に言うと、人の気持ちを敏感に感じ取る以上に、それが自分の感情かのように入って来てしまう。そして、それが自分のものなのか、人のものなのか、境目がわからなくなってしまう時がある。

その人本人が気づいていない、封印している本心やその人の本質がエネルギーレベルで伝わってきてしまう。

私の場合、人の怒りを自分が変わりに吐き出してるような…人が心の中で、目の前にいる人に対して怒りの感情があったりすると、その人の怒りが私から出てしまうという現象が子供の頃はよく起こってました。
本当に迷惑な話ですよね(笑)

体調も同じで、目の前にいる人の痛いところが痛くなったり、呼吸が乱れてると、自分が苦しくなったり…

誰も気づいていないことに、自分だけ気づいてしまって、それがずっと気になってしまったり、いちいち色んなことに反応してしまって、とにかく、普通に生活して、普通に生きているだけで非エンパスの人の倍以上エネルギーを使うので、とても疲れます。
なので、ひとりの時間や、睡眠、自然に触れる時間をすごく要します。


【エンパスによる体調不良】

エンパスによる体調不良は、目に見えないエネルギーに反応することがほとんどなので、自律神経の支配を受けて動く附随筋である子宮や、血管、心臓などに出やすいです。
頭痛や不整脈、子宮系の不調や、それ以外にも疲れから超ロングスリーパーになってしまう日もあります。

エンパス体質やHSPは病気ではありませんので、その影響による体調不良だと気づかずに薬など飲み続けてしまうと、逆効果になってしまいます。

どもこ悪くないのに、必要のない薬を飲み続けるのは返って免疫力の低下に繋がるので。

痛みを抑えているだけで、痛みの原因が薬で治せているわけではないからです。

とはいっても、いつも飲んでいる薬をいきなりやめるのも抵抗がでると思います。薬を飲むな!とか、そんな極端な事を言っているわけではなくて、少しずつ手放していけばいいだけです。

痛みが激しく出てる時に我慢するのはもっとよくない。


自分軸に戻ると、今まで普通にしていた色んなことに違和感を感じ始めます。

そのタイミングで手放していけば良いです。

実際、私のクライアントさんで、何十年も同じ薬を飲み続けていた方が、ヨガ療法を始めてから、突然その副作用に違和感を感じ始めて、先生に相談して副作用の少ない薬に変えて貰い、飲む頻度も少しずつ減らして、しばらくしてから、定期検査で陰性になっていることがわかりました。

それだけ、自分軸に戻った時、本来人間が持つ自己治癒力はすごいんです。


【自分軸からブレた時のダメージが大きい】

エンパスの人は逆に言うと元々エネルギーが強い。エネルギーが強いからこそ、軸(本質とのパイプ)からブレた時ダメージが強く出てしまう。

軸からブレてしまうのは、無意識に他者や外側のエネルギーに引っ張られてしまう性質であるがゆえに、それを無視できず見張ってしまうのが原因でもある。



【エンパスが自分軸で生きていく為に】

▪️ 自分の全部をそのままでいいと受け入れる。

他者や色んなエネルギーの影響を受けて、体調不良から一日中寝てしまう自分も、ネガティブな自分も、情緒不安定になってしまう自分も、どんな自分も一旦全てを受け入れて許す。
受け取ってしまったエネルギーを吐き出す為、浄化が起こる時、色んな感情が出て来ます。その時どんな感情が出て来ても、自分を責めないように受容して許していく。

▪️人に理解を求めない。

エンパスの苦悩は、エンパスの人にしかわかりません。人に理解を求めると余計苦しくなってしまいます。
自分だけが、絶対的な自分の理解者となれば「よくわからないけど、そういう性質なんだな」と周りの人も理解してくれるようになっていきます。

▪️自分を甘やかしまくる。

人との境目がわからなくなるぐらい、人の感情も自分のものになってしまうのが、エンパスの特徴。
色んなエネルギーが入り混ざって、自分の感情がどれなのか、これは本当の体調不良なのか、怠惰なのかがわからなくなってしまうことがあります。
なので、まずは自分を甘やかしまくって、とにかく怠惰でもなんでも許して、どんな状態の自分も受け入れていくと、だんだんこれは怠惰だな、とか、これは他者から受けたエネルギーによる体調不良だなとか、わかるようになってきます。

▪️勘違いかな?と思うレベルでも、違和感を感じる相手とは一旦距離をおく。

ここが一番難しいところかもしれません。
自分軸で生きていこうと決めると、お試しのように仲の良い友達やお世話になった人から嫌なエネルギーを感じたり、その人と距離を取ることに罪悪感を感じてしまうようなことが起こったりします。
それでも、一旦独りになってしまっても、自分を守ることを優先する。ここが出来ないと、永遠に他者のエネルギーに振り回される人生になってしまいます。
ご縁がある人とは、また必ず引き合わされるので、試されてると思って一旦距離を置く。

▪️自分のバイオリズムを知る。

同じエンパス体質でも、HSPでも、みんな細かく違います。
一日のバイオリズムを簡単にチェックしていくと、一日、一ヶ月でだいたい同じようなバイオリズムが繰り返されているのがわかります。
そうすると、不調があっても、自分のバイオリズムによる不調を分類することが出来るようになってきます。

▪️ とにかく自分をいちいち観察していく。

満月、新月、低気圧、夏至、冬至や、エネルギー強めの日に影響受けている場合があるので、自分がどんな時に不調が出ているのかをチェックしていく。
不調の原因がわかってくると、その日の過ごし方や、対処方法を考えることが出来るようになるので、軽くなっていきます。 

▪️まずは緩めることから。

エンパスや影響を受けやすい人は、エネルギーを受けないように鎧を着ているので、物凄く身体が硬い人が多いです。そして、その固まってしまった肉体に今まで他人から受けたエネルギーが宿っていたりします。

なので、まずは緩めてあげること。緩めることで、その滞ったエネルギーが解放されてゆき、自分のエネルギーが戻ってきます。

肉体を軸に戻すのも、無理に毎日やんなきゃ!にならないことがとても大事で、自分軸に戻そうと働く時、自分が閉じ込めて来た感情もわんさか出てくるので、その浄化による体調不良や強烈な眠気が襲ってくる時は無理せずしっかり休むこと。
時間をかけてゆっくりで大丈夫。

▪️ 肉体もバランスよく動かしてブレにくい基盤を作る。

外の影響を受けやすい人は、精神面だけではバリア出来ない部分があります。
精神的、肉体的に緩めた後は、肉体もしっかり軸に戻してあげること。
ちなみに、ヨガのアーサナは全て精神統一のポーズと言われていますので、特にエンパスやHSPの人にはオススメです。軸がしっかりしてくる自分に合った運動を取り入れて、人間の自分軸をしっかりさせてあげましょう。

▪️深呼吸を忘れずに。

深呼吸は、他者の影響を受けてしまった時や、受けそうな状況になってしまった時、応急処置として、呼吸で自分を守ることが出来ます。
呼吸の乱れは軸の乱れ。呼吸の乱れに気づいたら、落ち着くまでゆっくりと深呼吸して、意識を自分の内側へ向けていきましょう。


エンパスという能力を、必要あって持って生まれて来ている。

だけど、自分が苦しい思いをしてまで、その能力を人に使って生きるのは違います。

小さい頃から、自分はそういった能力がある(エンパス)と確信的に理解してる場合は別ですが、そうじゃない場合は、周りの人達と違う自分はおかしいんだと、自己否定しながら生きて来ている場合が多い為、自己からの分離が激しくなります。

そして、分離することで、さらに外側の影響を受けやすくなってしまう。


自分の能力に気づいて、それを使うことで喜んで貰えることがわかると、喜んで貰う為に、苦しい思いをしてでも、人の為にこの能力を使ってあげなきゃとしてしまう。

これは、分離が激しかった分、承認欲求でしてしまう行為でもあります。
(必要としてエンパスとして生まれてきているから、使い方を間違いやすい。)

このエネルギーを出すと、人のエネルギーを奪う人と引き合わされて、共依存のような関係性が出来てしまいます。

自分のエネルギーで相手を元気にしても、その人の為にはなりません。
他人のエネルギーで元気にして貰うというパターンが出来てしまうと、その後急激にエネルギーが下がる現象が起こることもあります。
そして「この人と会うと元気になる」という思い込みが出来て、依存することになる。
これは、自分には力がないと言っているのと同じです。


なので、私は他人からエネルギーヒーリング的なものをずっと受け続けるのも、あまりオススメはしません。


自分は自分で守れる。


全ての不調は、自分軸のブレから。

自分軸に戻れば、エネルギーは元々流れている。
ブレてるから弱っているだけです。


しっかりとブレない自分軸を作ってあげる。


そうするとエネルギーの奪い合いとなる、共依存をすることもなくなりますし、人のエネルギーを奪う人の見極めが出来るようになるので、そんなに疲れることなくエンパスとしての能力を発揮することが出来るようになります。


時間をかけて、自分を知って、自分の全てを受け入れて、自分軸に戻っていくこと。
ブレても戻る。それを繰り返すことで、軸は強くなっていきます。


私自身、ヨガと出会ってからエンパス体質であることに気づき、ヨガ療法と出会ってから自分に合った対処方法を見つけていくことが出来ました。
呼吸と緩めることで、ゆっくりと確実に自分軸へと戻っていけるヨガ療法は、特にエンパス体質、HSPの方におすすめいたします。



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