見出し画像

Welcome to 磯研究室!!【前編】

こんにちは!磯研究室へようこそ!!
今回はメディア処理やプロジェクトマネジメントなどの科目を担当する、磯 和之先生のご紹介です!

【自己紹介】
群馬工業高等専門学校専攻科を卒業後、北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科博士前期課程を修了して、NTTの研究所へ入社しました。遠隔コミュニケーションに関する研究開発をはじめとして、映像、音声など様々なメディアに関する研究開発に携わりました。その他、NTTグループの中で研究所の技術を活用した新しいシステムの開発や、新規の事業開発などに携わりました。

旅行が好きで、色々な場所へ出かけては、きれいな風景の写真を撮ったり、美味しいものを楽しんだりしています!


【研究分野(職業分野)について教えてください!】

多くの人が協力して新たな知識やモノやサービスを創り出していく環境や、それを支えるための情報通信システムをテーマに研究しています。

人が新たにモノやサービスを創り出していく過程に興味を持っています。そうした過程には、一人だけで黙々と資料などを調査することもありますが、複数の人が集まり、協調しながら進めていく活動が多いです。また、インターネット上には膨大な情報や知識が蓄積されていて、そうした情報の活用も必要になります。こうした過程において、AIに代表されるような先端的な技術を用いて、人を支援する必要があります。私達の社会をより良くするため、多くの人が円滑に協調作業を行い、社会の様々な問題解決が出来るようになると良いと思っています。

新しい技術の研究をしつつ、世の中にある様々な技術と組み合わせて、快適に創造的な活動ができる環境を実現していきたいと考えています。

【その分野を目指そうと思ったきっかけは何ですか?】
学生のころに、講義ノートを作るためのプログラムを作ろうとしたのが、きっかけです。

先生が黒板に記述する内容を、手書きで書き写して講義ノートを作っていましたが、手書きの文字や図はあとから読むと読みづらいので、コンピュータを使ってノートを作れば、あとからも読みやすい綺麗なノートを作ることが出来ると思っていました。

このアイデアを実現するために、半年くらい試行錯誤しながらプログラムを作りました。しかし、動作はしましたが、期待していたような使いやすいノート作成支援プログラムにはなりませんでした。自分のプログラミング技術も不足していたのだと思います。

プログラムはうまく動きませんでしたが、この頃から人が新しいアイデアなどを考え、それを整理する過程で、コンピュータを使った支援に興味を持つようになりました。

その後、人間の創造的な活動を支援する技術や情報システムについて、研究している大学があることを知り、大学院に進学して、この分野の研究を始めることになりました。


前編はここまでです!!
次回、後編もお楽しみに~♪