読了。東野圭吾『危険なビーナス』
読み終わりました!
序盤、前回全く違うジャンルの本を読んでいたせいか、なかなか引き込まれず読むのが難航しましたが、中盤から一気に引き込まれました。
東野圭吾氏にしては軽い気持ちで読めたような気がします。
テーマはやはり東野圭吾氏らしく、脳科学がテーマでした。
でも、脳科学の部分を詰めていくのは中盤以降でしたので、多分引き込まれるのが遅かったのもそこにあったかもしれません。
ヒロインがかなりクセが強いので、そこも読むのに苦労しましたが、その伏線もきれいに回収されました。
伏線は途中でちょっと匂いを感じてしまい、その通りだったな!という感じでした。
ストーリー自体は広がっていく感じのストーリーではなく、狭い範囲で推理することになるイメージでした。
絞られている中で、犯人を突き詰めていく。
しかし犯人は最後に明かされるまで予想はできませんでした。
今回は全体として明るめのストーリーで、色でいくなら赤をイメージしました。
多分それはヒロインに抱いたイメージの色なんだと思います。
読み応え、というより軽く読める一冊でした。
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