抗生物質は、なぜ効く？

抗生物質は病原菌に対して選択的に作用し薬効を示すが、宿主である
ヒトには、ほとんど作用しないことで医薬品として用いられる

抗生物質の作用は主に病原菌の細胞壁合成を阻害するものと
病原菌のタンパク質合成を阻害するものとがある

抗生物質とは主に微生物により生産される天然化合物または、その誘導体で
細菌その他の微生物を殺すか発育を阻止する物質

抗生物質の作用は主として病原菌の細胞壁に作用するものと
病原菌のタンパク質合成を阻害するものに分かれる
他に、DNA、RNA合成を阻害するものがある

しかし、多用することによって薬剤耐性菌を増やす危険性が高いので
注意が必要

いずれにしても抗生物質は人間にとっては異物であり
副作用も無視できないものもあり安全には十分に注意し使用せねばならない