1枚で図解!マーケティング戦略構築フローを”4つのステップ”で整理しました
この記事では、マーケティング戦略構築までのステップを4つのカテゴリーに整理して説明します。
マーケティングコミュニケーションの概観を知りたい方に特におすすめです。
●自己紹介
・私はデジタルマーケティングを中心に企業のマーケティング部門に15年在籍し、広告プロモーションの全体企画・ディレクションを行なってきました。
・転職も何回かしておりまして、在籍した企業の規模は10名程度のベンチャーから100名規模、1000名規模、今は社員数2万人以上いる、いわゆるナショナルクライアントの宣伝部門で部門長を務めています。
・その意味でいろんなサイズでのプロモーションを経験しておりますので多くの方に共感いただける記事を共有できると思います。
※本記事では、商品やサービスの内容は変わらないという前提で、マーケティングコミュニケーションの手法に焦点を当てて説明します。
マーケティング戦略とは以下の3要素を定義すること
Who:ターゲットは?
What:何を伝えるか?
Where:どこで伝えるか?
この3つを明確にすることが鍵となります。
そして、上記3つを明確にするためのステップは以下の4つに分けられます:
環境分析
3C(Customer, Competitor, Company)の分析方法を使って、市場の状態や競合の動向、自社の位置を理解します。
顧客ベネフィットの抽出
環境分析と自社商品の特徴から、顧客にアピールするポイントを見つけ出します。
戦略的なターゲットの特定(セグメンテーション)
抽出したベネフィットを最も感じ取れる顧客層を特定します。
カスタマージャーニーを作り、適切なメディア、訴求、KPIを選定
顧客が商品を購入するまでの心の動きや接触するメディア、訴求内容を選定します。
例えば:スターバックスコーヒー
環境分析
コーヒーの購入場所は多様。
市場には「不味い」と言われるコーヒーは少なく、品質による差別化は難しい。
顧客ベネフィットの抽出
スターバックスは「第三の場所」としての空間を提供し、リラックスや仕事・勉強に集中できる場所としての価値を提案している。
戦略的なターゲットの特定
ビジネスパーソンや受験生など、特定の場所で集中して活動したい層をターゲットにしている。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。関連する記事も以下にご紹介していますので、是非ご覧ください。
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