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呼吸とポジショニングについて

HAMTマガジンで「多職種連携」担当のすぎやんこと鍼灸マッサージ師の杉下辰雄です。いつも購読していただき誠にありがとうございます。

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前回ご案内したように今回は、呼吸についてお伝えしたいと思います。
まず、タイトルにもあるように呼吸管理については、ポジショニングが重要になります。

そして、多職種連携において他の医療や福祉に関わる職種と、在宅鍼灸師が共通して関われるポイントでもあるのです。

そこで、医療的ケア児の呼吸管理について、基本的なことから、ポジショニング、在宅鍼灸師、マッサージ師が関われる部分についてもお伝えしたいと思います。

新生児の呼吸の特徴

新生児は横隔膜を主な呼吸筋として使用する腹式呼吸を行なっており、成人と新生児では、腹式呼吸の仕方にも違いがあります。

出典:新生児医療から療育支援へ
出典:新生児医療から療育支援へ

3歳ごろから徐々に胸式呼吸優位となってくると言われておりますが、呼吸回数においても、新生児では35〜50回、乳児では30回〜40回、成人では16〜18回と、成人に比べて新生児では、3倍程度も呼吸回数が多いので、大きなエネルギーが必要なのが数字でも分かりますね?

早産児の呼吸について

次に早産児の呼吸についてお伝えしたいと思います。
まずは、早産の定義について確認しましょう。

早産とは正期産より前の出産のことであり、正期産とは妊娠37週0日から妊娠41週6日までの出産のことをいいます。 日本では妊娠22週0日から妊娠36週6日までの出産を早産と呼びます。 妊娠22週未満の出産は流産といい、早産とは区別される

出典:日本産科婦人科学界より
出典:新生児医療から療育支援へ
出典:新生児医療から療育支援へ

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