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AppleとThe Beatlesをつなぐ個人的コネクティングドット:A Day In The Life

AppleとThe Beatlesをつなぐ個人的コネクティングドット

渋谷から青山へと歩いていたとき、ふと思い出した喫茶店に立ち寄り、ジンジャーエールを飲みました。そこには、スティーブ・ジョブズのスピーチで有名になった「Stay hungry. Stay foolish」が描かれたホール・アース・エピローグのポスターが飾られています。

この時代を象徴するもう一つのキーワード、「Turn on, tune in, drop out」を唱えたティモシー・リアリーにまつわるエピソードが懐かしくなります。彼の家族の隣に住んでいた日本人家族の息子さんが伊藤穰一さんだったことを知り、驚いた日がありました。

ティモシーさんをはじめとしたヒッピーカルチャーが別の形の花を咲かせたのが、パーソナルコンピューティングの世界です。僕がLAで仕事をしていた時、隣に座っていたのがリアリーさんの息子さんで、彼からこの話を聞きました。平日は毎日のようにオフィスの社食で彼をはじめとした仲間たちとお昼を食べていた20年近く前を思い出しながら、コカ・コーラのオフィスを通りかかると、数日前に彼がインスタに投稿したことに気づきました。そんなことを思うと、なんだかちょっと感慨深い気分になります。

これが今日の僕の「コネクティング・ドット」ストーリーです。スティーブ・ジョブズの言葉を噛み締めながら、自分の過去の点が線となり、人生の風景が浮かび上がりました。


そして、AppleとThe Beatlesが交差する瞬間を感じながら、明日のプレゼンテーションに必要なコネクターを買いに表参道のアップルストアに立ち寄ります。

ふらふらと青山通りと表参道の交差点を渡ったら、西海岸の風景が懐かしくなり、渋谷の5月の空が一段と眩しく感じられました。


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