コンプライアンス違反倒産が増えている中でコーポレートガバナンスの重要性が増しています。会社と個人の契約形態が変わることは自分のキャリアのためにリスキリングをする時代になるということです。
コンプライアンス違反での倒産が過去最多に…。
コンプライ違反により借り換えがうまくいかずに倒産しています。
そもそも借りた側だけではなく貸した側の問題でもあります。
コンプライアン違反=企業統治が機能しない企業は職場として問題が多いです
コンプライアンス違反倒産が最多
野崎教授は金融機関のあり方についても言及しています。
上記の金融機関のあり方についても本務=ビジネスの源泉はどうあるべきかという議論でもあります。
社会と市場が成熟し、企業が果たすべき責任が増しています。
特にコンプライアンスは、ビッグモーターに関わる企業やジャニーズ事務所に関連する問題が契機になり各所で議論の対象となっています。
企業統治が課題
コンプライアンスはあくまでもガイドラインであってそれをどう使っていくのか、コーポレートガバナンスについての議論が起きています。
高岡さんは「売上至上主義」がガバナンスを後退させていると指摘しています。
僕が所属している広告業界にとって貴重な意見です。
襟を正す必要があります。
ネスレというグローバル企業を日本でリードされていた高岡さんは企業の統治における取引先との関係に言及されています。
例えばジャニーズ事務所の問題に対してP&Gが積極的にとったアクションは責任ある取引先として当然の行為と言えます。
現在社会的に注目されているいくつかの案件は個別企業の問題ではなく、日本における企業統治の問題であるという意見です。
コーポレートガバナンスについて整理してみます。
今回もChat GPTと連携します。
コーポレートガバナンスとは
Chat GPT4に協力してもらいます。
===Chat GPT4====
コーポレートガバナンスとは、企業経営の透明性、公正性、責任を担保するための枠組みやシステムを指します。具体的には、経営者の行動を監視し、ステークホルダー(株主、従業員、顧客、取引先、地域社会など)の利益を守るための方針や手段を取りまとめたものです。
以下は、コーポレートガバナンスに関する主要なポイントです:
役員の責任: 企業の経営陣は、株主やステークホルダーに対して、企業の資源を最適に活用し、持続的な価値を生み出すための責任を持っています。
情報開示: 企業は、財務情報や経営戦略、リスクなどの重要な情報を公正かつ透明に開示することが求められます。これにより、ステークホルダーは適切な判断を下す材料を得ることができます。
内部統制: 企業は、財務報告の信頼性を確保し、法令遵守を促進するための内部統制システムを持つことが求められます。
株主の権利: 株主は企業経営に関与する権利を持ちます。株主総会での投票権や、役員の選任・解任、重要な経営判断への参加など、その権利を保護・行使することができるような制度が必要です。
独立性の確保: 監査役や外部役員など、企業の経営から独立した立場で経営を監視・評価する役職や機関の存在は、コーポレートガバナンスガバナンスの鍵となります。
ステークホルダーの権益: 企業は株主だけでなく、従業員、顧客、取引先などのステークホルダーの権益も考慮する必要があります。
日本においても、過去の経営不祥事やグローバルな経済環境の変化を背景に、コーポレートガバナンスの重要性が高まっています。企業の持続的な成長と社会的責任を果たすためには、適切なコーポレートガバナンスの実践が不可欠です。
グローバル展開を推進するアサヒビールやキリンの対応は企業統治のあり方が日本以上に厳しいことの現れです。
ルール、規律、モラルに対して企業としてどう対応するか
ガバナンスとコンプライアンスを例に再びChat GPTにまとめてもらいます。
===Chat GPT4===
コーポレートガバナンスとコンプライアンスは、企業経営の質を向上させるための重要な要素であり、相互に関連しています。以下に、両者の関係性についてまとめます。
定義の違い:
コーポレートガバナンス: 企業の経営の透明性、公正性、責任を保障するための組織的な枠組みやシステムです。主に企業の指導方針や組織の運営、ステークホルダーとの関係性を中心に考えます。
コンプライアンス: 法律、規則、ガイドライン、社内規程など、外部および内部のルールや規範を遵守すること、およびそのための取り組みや体制を指します。
相互の関係性:
コーポレートガバナンスは、経営の方向性や組織の運営を策定・監督する枠組みを提供します。その中で、コンプライアンスは、その方向性や運営が適切なルールや規範に従って行われることを保証する役割を果たします。
逆に言えば、強固なコンプライアンス体制が存在しなければ、効果的なコーポレートガバナンスは実現しにくく、その結果として経営の透明性や信頼性が低下する可能性があります。
双方の目的:
両者の根本的な目的は、企業の持続的な成長と社会的信頼の獲得・維持にあります。コーポレートガバナンスは経営の適切な方向性を提供し、コンプライアンスはその方向性が適切な方法で実現されることを保証します。
リスク管理:
コンプライアンスの観点からは、法的違反や不祥事を防止することが主な目的です。これは、コーポレートガバナンスの中でのリスク管理の一部として位置づけられることが多いです。
総じて、コーポレートガバナンスとコンプライアンスは、企業が社会的な役割と責任を果たす上で、切り離せない2つの要素として捉えられます。適切なガバナンスのもとで強固なコンプライアンス体制を構築・維持することで、企業は持続的な成長と信頼の獲得を目指すことができます。
取締役会と社外取締役、購買部門の役割
上記まとめを踏まえるとガバナンスを発揮するためには取締役会が最も大事な組織体です。
その中で経営の監督、利益相反の確認において社外取締役がしっかり機能することが期待されます。
取引先の関係においては、購買部門の役割が非常に大きくなります。
売上至上主義については高岡さんが指摘されていますが、同様に「仕入れ至上主義」の発想で、サプライヤーを買い叩くことが購買部門の仕事になっているケースがあります。
結果的に過度な値引きが品質に影響を及ぼしてしまうということが起きています。
購買部門がフェアな仕入れをするためには、サプライチェーンをつくってマネージするという本務をしっかり行うことが期待されます。
契約の透明性とその徹底
ジャニーズ問題で関連する取引先との契約のあり方やタレント個人との契約について見直す話が出ています。
企業では社外的な契約は購買部門が多く関わることになります。
上述のように「価値の連鎖」をつくって運用する購買部門の役割が本当に大事です。
インターナルマーケティングの観点から人事部門を中心に社員を活性化させるためにも会社組織の関係を進化させることが働き方改革の中で起きることを期待しています。
芸能界におけるエージェントという仕組み・契約形態の難しさについてデーブさんがお話しされています。
個人の「雇用契約」に戻ったときに、一括採用を長く続けてきている日本社会で今後どれくらい浸透するのか、議論があるところだと思います。
前の会社で大きなリストラクチャリングを行った僕はキャリアの観点を重視した個人ごとの雇用契約の方向に進むことを期待しています。
会社での働き方(雇用と評価)においても「成果主義」や「ジョブ型採用」などの言葉が躍りがちです。
特に働く側は「言葉を失わず」に状況にチャレンジしていくことを忘れないようにしましょう。
言葉を失うことの恐ろしさは「失敗の本質」でも語られています。
自分のことは自分で
キャリアについて会社との関係を表面的な部分ではなく、本質的に変えるためには、自主的にスキルを身につけることが必要です。
ラッピングペーパー・包装紙に騙されないようにしないといけないですね。
リスキリングという言葉に惑わされずに、自分にとって必要なスキルを磨く、そのための好奇心を持ち続けましょう。
自助努力が全てです。
「天は自ら助くる者を助く」です。
リスキリングをすでに始めている方には、物足りないという意見があるかも知れまえんが、好奇心を養うという観点ではブルータスの特集はぜひ読んでみてください。
スキルアップを考える入り口には最適な情報が満載です。
マネージメントはスキル
アンガーマネージメントに関わる記事が同じく日経に掲載されています。
怒れるシニアとの応酬話法ではなく、自分の「怒り」にどう向き合うか、マネージメントの観点で取得することをお勧めします。
怒る人への対応だけではなく、自分の怒りのマネージの仕方、特に怒れない人は学んでみる価値があるはずです。
アンガーマネージメントを体得してグローバルのトップになったクリエイティブディレクターがいます。
彼は自分を「律する」ことができて他人を応援する・助けることができる、そのマネージメントの大事さに気付いたそうです。
「怒り」のマネージを学んだのではなく、より大事なマネージメントの本質を手にしたということですね。
自分の道は自分で切り拓きましょう
最後にChat GPTに自助努力の重要性を尋ねました。
===Chat GPT4====
「天は自ら助くる者を助く」という言葉は、自らの力で努力する者が、最終的には運命や環境の助けを得ることができる、という意味を持っています。キャリアの実現のための自助努力の重要性をこの言葉を踏まえて説明すると以下のようになります。
主体性の発揮:
キャリアを築く過程では、多くの障壁や困難が出現します。しかし、自らの力で積極的に解決策を探し、行動を起こすことで、主体的なキャリア形成が可能となります。「天は自ら助くる者を助く」の考え方は、この主体的な取り組みが最終的には報われることを示唆しています。自己成長の促進:
自助努力を通じて、スキルの向上、新しい知識の習得、人間関係の構築など、キャリアにおける多くの要素が成長します。このような成長は、将来的なチャンスや機会を引き寄せる要因となり得ます。環境の変化への適応:
自ら努力することで、変わりゆく環境や業界のトレンドへの適応力が増すことが期待されます。積極的な態度は、新しい環境や情報にも柔軟に対応することを促進します。チャンスの創出:
積極的に行動し、自らのキャリアを形成していく態度は、見えなかったチャンスや機会をもたらすことがあります。実際、多くの成功者は、自らの努力が予期せぬ好機を引き寄せたと述べています。信頼と評価の獲得:
常に自助努力を続ける姿勢は、周囲からの信頼や評価を獲得する要因となります。これが、キャリアアップの際の大きな後押しとなることも少なくありません。
「天は自ら助くる者を助く」という言葉は、単に待つのではなく、自らのキャリアを形成するための積極的な努力が、最終的にはさまざまな形での報酬や支援を引き寄せることを教えています。キャリア実現のためには、この自助努力の精神を持ち続けることが不可欠です。
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自分のことは自分ではじめてみましょう。
今までの経歴を活かしたキャリアコンサルティングを行なっています。
お問い合わせはお気軽に以下まで。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた。
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