単なる人手不足ではなく人材不足の時代。2024年問題は広報部門主体のリクルート向け「ブランディング」発想ではなく人材を活かす「マーケティング」に考え方をシフトすることで人事部門を中心に乗り切りましょう!
今朝の日経の1面のポイントも「2024年問題」がハイライトされています。
確かにビジネスチャンスではありますが、物流は引き続き「人の手」が必要な領域でもあります。
人手不足で考えるのではなく人材確保に発想を変えて、人材獲得・活用にもマーケティングアプローチの導入をお勧めします。
2024年問題=労働力のさらなる減少についてはすでに大きな社会問題化しています。
マーケティング・広告領域でも昨年くらいからB2B企業を中心に「リクルート」向けの広告を実施する会社が増えています。
高校生の人材、理系の女子などに対して優先順位をつける企業が多くいます。
B2B企業は広報部が対外的な情報設計と管理を担当することになります。
広報部は採用を目的にしながらも、「人材獲得」をマーケティングで考えるというよりも、日本的な「ブランディング」という観点で捉えがちです。
昨今のパーパスブランディングブームもありテーマ設定から実際のエクゼキューションまでが「耳障りの良いふわっとしたもの」になってしまい、当事者に響かないことも…。
結果的に広告費用を無駄に使ってしまうばかりか、せっかく入社したのにパーパス広告に共感したら実際の職場がずいぶん異なっていることを理由に退職してしまう人もいるようです。
人材の流動性が高い欧米でも「パーパスブランディング」をベースにした人材ブランディングから人材マーケティングにシフトしています。
背景には「静かな退職」もあります。
社内の人材の活性化においては人事部門主導の「インターナルマーケティング」がより積極的に活用されています。
インターナルマーケティングにおいても広告代理店が関与すべきかという疑問をお持ちの方もいらっしゃいますが、マーケティング4Pのプロモーション=ターゲットとのインタラクション(プランド創り)においては活用の余地があります。
「労働力不足」や「静かな退職」など確かに大きなリスクですが、視点を変えることができるタイミングでもあります。
ぜひ広告代理店の創意工夫力を活用してください。
インターナルマーケティングをテーマに書いております。
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