見出し画像

続・起業するなら必要な経営者マインド

 みなさんチームワークしてますか?
No.3代行を事業としてやっているthree.Tのウエツです。
気づけば夏休みも終わり、子どもたちは元気に学校へ通っています。
今年の夏は、ありがたいことに旅行の仕事も少しずつ復活し、変わらずに忙しい日々を過ごしていました。
だからnoteの更新ができない!と言いわけにしたいところですが、書いている人はちゃんと毎日でも書いている。
完全に負けを納得させるための言い訳になっています。

 そんな忙しい日々の中で、子どもたちと過ごす時間も例年よりは多かったため、少しだけ日常とは違う時間が流れていました。
その中で、これはとても小さなことなんだろうけれどとても大切だな、という気づきを感じたのでここに記します。

変わらぬ『365マインド』

 以前こんな記事を書いた。

起業するなら必要な経営者マインド
多くの従業員を抱えているわけでもないボクが「経営者」という言葉を使うのは相応しくないのかもしれないけれど、ボクの周りにいる経営者の方々はほとんど持たれている考え方。
このときは
『365マインド』
と称した。
実はこの記事を書いたのは丁度1年前になる。
あまり気にはしていなかったのだけれど、ふと思い出して見返してみるとまったく同じ時期に書いていた。

 おそらくは、それなりに忙しい日々を過ごす夏にひと段落を終え、落ち着くと考えることなのかもしれない。
週末という概念がほとんど薄れてしまっているボクは、昨年よりもより『365マインド』になっているような気がする。

 とはいえ、それが絶対に良い!みんなそうすべきだ!とは思わない。
それぞれ得意不得意があるし、365マインドではない方が気持ちも切り替えられてテキパキ動くことができる人もいるだろう。
ボク自身、365マインドが絶対的なものとは考えていない。
できれば家族や友人との時間を大切にし、仕事のことは考えない時間も作りたい。
長期休暇と称し、朝から晩まで何も考えない日を過ごせたらどんなに楽しいだろうか。
そんな風に考える日もある。
ただ、そんなに強い意志を持った人間ではない。

 では、なぜ意思が強くないのにつづけているのか。
いや、むしろ変わらずにつづいているのか。

つづける方が難しくない

 様々な場面、特にスポーツでよく使われる言葉。

練習を1日休んだら戻すのに3日かかる

解釈を間違えると、「休暇を取るな」という意味に勘違いされ、心身を壊していまう可能性もある両刃の剣でもある。
誰がはじめにつかったか、そしてつかった人の真意はわからないけれど、この言葉を知ったのは松本大洋さんの【ピンポン】という漫画。
臨場感あふれる画と、青春真っ只中の熱さや混沌がとても好きな作品だ。
【スラムダンク】と並んでボクのバイブルといっても過言ではない。

 その中で、自分の才能の無さを知り匙を投げた主人公へ向かって、昔からよく知る「おばば」が愛のある嫌味につかった言葉でもある。
作者がどういう意味でつかったのかはわからない。
けれど、これをはじめて読んだときに感じたことは

鍛錬をしなければ簡単に錆びる

ということだった。
そして、それを元に戻すのは、つづけることよりも難しい、ということ。
一見、日々の鍛錬は成長するためのものであるように感じる。
もちろんそういった意味が強いとは思うけれど、ある一定のレベルから向上するスピードは確実に落ちる。
そうなればきっと、「磨きつづけることで錆びさせない」という意味合いもあるのかもしれない。
ボクがやっていたテニスでは、
プレーしなくともラケットを握れ
と言われた。
それくらいつづけることは大切ということだろう。

ルーティーンの強さ

 この夏の期間に、ボクはある理由で子どもたちと一緒にいる時間が多かった。
夏休みの宿題をやったり、真夏の陽射しの中プールで遊んだり、習い事の送り迎えをしたり。
子どもたちの予定に合わせながら仕事をするという、大変だけれどそれはそれで楽しい時間を過ごさせてもらった。

 ボクは毎朝5~6時に起きて、準備をしたらトレーニングもしくはランニングをしている。
これが朝のルーティーンだ。
ただ、この期間は予定が何もなければ長男がやっているスポーツの朝練に付き合っていた。
いつもは学校で土日しかできないため、夏休みの間はできるだけやろうと決めた。
朝早く起きて(もしくは起こして)長男と一緒に運動をするのは何とも良い気分だった。
そして、そこそこハードなことをするため、トレーニング代わりにもなると思っていた。

 ところが、とても良い時間を過ごしてはいたものの、元のルーティーンに戻るとトレーニングでのパワーの無さ、ランニングでの持久力の無さを痛感した。
もちろん、なんの運動もしていないよりはいいだろう。
けれども、完全にトレーニングの側面から見ると錆びている。
わかっていたことではあるし年齢も影響してのことだと思う。
が、ここまで顕著に出るとなるともう「つづける」しかない。
というより、つづける方が難しくない。
元に戻す作業の方がよっぽど大変ということだ。

完全に休むということはない

 これを仕事に当てはめていくとどうか。
会社員時代、ボクは仕事を家に持って帰らなかった。
休みの日は、仕事のことなどまったく考えなかった。
そして、休み明けに会社へ行くと、まずはじまる作業は、
休み前までになにをやっていたかを思い出す
ことだった。
それに軽く数時間はかかっていたように思う。
おそらくボクの能力が高くないせいだとは思うが、仕事という面から捉えると果たしてそれは効率的なのだろうか。

 週末の休みであればその程度で済むが、長期休暇はどうだろう。
身に覚えがある人も多いかと思うけれど、「はて、夏休み前はなにをしていたんだっけ?」となる。
こうなるともう、なにがなんだか…
1日休んだら戻すのに3日かかる
例えば10日間休んだら??
結果は明らか。

休むな!毎日仕事をしろ!

ということではない。
錆びさせないためにも仕事につながることを少しでも毎日なにか考えようね、ということ。
ここで『365マインド』に戻るのだけれど、ただ今回の経営者マインドは、
ふとした瞬間に毎日仕事のことを考えるという受動的なものではなく、もっと能動的に仕事と触れよう
というもの。
それは、毎日のルーティーンの中に組み込んでしまって、例えば
考えなければいけない企画のメモに目を通す
毎朝起きたらカレンダーをチェックする
新着があるかわからないけれどメールをチェックする
自分が大切にしている考え方をインプットもしくはアウトプットする

などなど。
ほんの数分でもいいからできることはある。
この活動が『365マインド』にもつながっていき、良い発想だったり面白いアイデアが浮かんだりするものだろう。

ふと考えさせられる『365マインド』
ジブンから取りにいく『365マインド』

きっと、このふたつが合わさるとより強い経営者マインドになる。
そのために、どんなルーティーンにするのか。
色々と試して、まだまだブラッシュアップする必要がある。

 毎日やるのは大変!と思われる人も多いと思いますが、実はそっちの方が簡単だったりするので騙されたと思ってやってみてください!
ちなみにトレーニングをルーティーンに組み込んでますが、まったくもってムキムキではありません。
そして、だりーなーっていう日はInstagramのムキムキな人を見て気持ちを上げています。
そうなれるわけでもなく、なりたいわけでもないのですが笑
ある意味それも込みでルーティーンです。


GOING MY WAY.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?