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何事にもルールがある

ボクがなぜ法人化したのか

 noteでは、みんなが選択できるような社会をだったり、やりたいことが決まってきたボクのしごとなど、ボクがやっていること、やりたいこと、目指していることなどを書いてきている。
もちろんこれも、時を経て経験や知見が増えていけばその都度変わるとは思う。
それでも、ボクという人間の本質が大きく変わることはあまりなくて、結局大枠で目標としているのもが変わることはないのだろう。

 法人化してから、「何やってるんですか?」という質問と同じくらい聞かれることがある。

何で会社創ろうと思ったんですか?

この質問に対する答えはとても難しく、様々な経緯や想いなどを含んでいる。
ボクが工作機械メーカーに就職したことや、転職して旅行会社に入ったこと、その後テニス事業などもやり、旅行会社をやりながら製造業で勤めさせてもらったこと、それだけでなく、社会人になる前のボクから繋がっている。
だからそう簡単には答えられない。
しっかりと説明をするとかなり時間がかかってしまうから。
それにそこまで面白いものでもないし笑

 ボク自身、ひとつのことを重ね上げ続けるのがそこまで得意ではない。
というよりも、様々なことをやってみて繋げていく方が性に合っているし楽しい
今の仕事のスタイルはそれを実現するためでもある。
どこかに所属することで得られることも沢山あるけれど、同時に制約もある。
であれば、なるべく制約が無い状態でそういったことができないか、と考えたのが事の始まり。
そこに色々なタイミングが相まって今に至る。

知らなくていいのか

 ただ、実はこれが1番大きな理由ではない。
もちろんとても大事な軸であるし、それがあるからこそやっていられる。
でも、ボクを突き動かした1番の原動力は・・・

このルールを知らなくていいのか??

というもの。
ボクは有り難いことに、周りに経営者の方が多い。
以前のお客さまだったり、同期や先輩、友人と関係は様々。
そんな人たちとは経営の話もする。
今までの知識や経験だけでその方々と話をするのだけれど、にわか知識であり経営の経験もない。
机上での会話は成り立つが、絶対的に本質は語れない。
そして、全くと言っていいほど仕組みやルールが分かっていないのに、内容をしっかりと理解できるはずもない

 工作機械メーカーを出たあと、経営に近いところで仕事をさせていただきながら学ぶことができた。
それでも、どういった仕組みやルールがあって会社が成り立ち、働く人たちを守り、皆が健全にいられるのか、というところまでは分からない。
結局当事者でない限り、仕組みを知り、ルールを理解するのは難しい
仕事上よく知っている人もいるとは思うけれど、多くの人は基本的に会社任せだ。
いつも言うけれど、雇われている人が悪いとか良いとかいう話でない。
ボクもみんなが社会の中での【法人】というものの仕組みやルールを知る必要はないと思う。
そこに気を取られれば自分の仕事に専念できなくなるし、会社が代わりに担ってくれているのであれば気にする必要のないものはどんどん任せるべきだ。
ただボクは、それを知る必要があると思った。
正確に言うと、そう思ってしまった

ルールを知らずに競技に参加している

 ボクは中学生の頃からテニスをやっていた。
大学4年生までガッツリとやっていた。
そんなテニスにはルールがあった。
もちろんテニス以外のスポーツにもルールがある。
それくらいみんなが知っていること。
その後、社会人になり会社にもルールがあった。
ルールが無ければ意志の統一や理念の統一は難しく、それも必要なこと。
ルールを知り、その中で活動を、仕事をしていく。
でもなぜか、大前提として参加し始めているはずの資本主義という競技のルールは知らなかった
というよりも、その競技に参加しているということすら気付いていなかった。
 そういうことに気付かせてくれたのが、転職後の様々な経験。
心理的にも身体的にも大変な時期はあったけれど、今となってはとても良い経験。
そのルールや仕組みの近くで学ばせてもらうことで、どんどんそういったことに気付いていき、そして・・・

これはやってみて経験しないときちんと理解できない

という結論に達した。
あくまでボクの場合は・・・だけれど。
もっと頭の良い人たちは学んで理解できるんでしょう。
ボクはやはり身体を動かして経験としてインプットしないと頭に入らないようです笑

 だから今現在もそのルールや仕組みを学び中。
法人化するなんて思わなかった
会社を興すなんてすごいね
起業したということは代表か
なんて言われることもありますが全然大したことないです。
やっと「資本主技」という競技に参加していることに気付いて、ON GOINGでルールや仕組みを学びながら闘っている選手のひとりです

ルールを知り闘いたい!という人は共に頑張りましょう。


GOING MY WAY.

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