みんなが選択できるような社会を
自分から選ぶ
先日、友人と談笑している中で、自分の中で大切にしているもの(もしくは信念)の話をする機会があった。
自分の中ではなるべくそうした方が良いと思っているものが今や無意識(当たり前)の思考となっていて特別なものだと考えてはいなかったけれども、「その考え面白い」とのことだったので記してみようかと思います。
多様化する社会の中では、色んな人がいて色んな情報が溢れていて色んなタイミングがある。
何かをするということは、それらをひっくるめて自分が選んでいくということ。
その選択にはもちろん様々な種類のものがあると思う。
・そうしなければならないこと
・しょうがなくそうなること
・他から指示されたこと
・自分から選んだこと
・その他
上の3つは色んな要素が絡み合って、選択の余地はあまりないのかもしれない。
ボクはなるべくこの状況を作らないように、または作らせないようにしています。
なるべく自分で選べるように。
なぜなら、自分から能動的に選んだことには少なからず責任が生まれるから。
ここが結構大切で、責任を持って望むのと、選択の余地がなく望むのとではやはりモチベーションが違ってくると思うんです。
いつも言っているけれど、この意見だって絶対的に正しいわけじゃないし、それが合っている人と合っていない人がいると思う。
それでもボクはこちらを選びます。
子供たちにも選択肢を与えてみた
トップ画等でご存知の通り、ボクには家族がいる。
妻がいて息子が2人の4人家族。
小学校の息子と、幼稚園生の息子です。
お察しの通り、子供たちは自粛要請となってから小学校にも幼稚園にも行けておりません。
となると、なるべくお家で勉強やら遊びやらをやらなければならない。
最初は、長男に「自分で時間割(スケジュール)を作ってやってみたら?」と提案しました。
ここもなるべく選択肢を与えたつもり。
ただ、強制ではないので流石に小学生には難しかったらしく全く実行せず。
ママはイライラ。
うちにはゲーム(Nintendo Switch)があるけれど、遊べるのは休みの日に1時間。
それもこの状況だと可愛そうなので、1日1時間は解禁に。
それでも、子供たちにはメリハリをつけるのが難しいんでしょうね~
勉強と遊びが混同したかのような状態でダラダラと1日が進み、夜は見たいテレビがあるとのことで、20時過ぎまで見て、やるべきことが終わってないから再開して結局寝る時間は22時やら23時やら。
となると次の日の朝起きるのも遅くなる・・・負のループへ。
う~む、どうしたものか。
学校や幼稚園もいつ再開になるかわからないので、せめて時間のメリハリだけは付けたい。
子供たちが1番やりたいのはゲームなはず。
それを上手く使って、でも強制ではなく選択肢を与えた状態で生活させてあげたいなと。
ということで、まず早起きチャレンジからスタート。
やることをやれば、朝、親が起きるまではゲーム解禁。
5時に起きても6時に起きてもボク達が起きるまではゲームをやっていいことに。
眠ければ寝てればいいし、ゲームやりたければ早起きすればいい。選択は自由です。
効果はテキメン。
早く起きるようになりました。
ただ、遅くまで起きていてもゲームやりたさに早起きする。
昼間に眠くなるのでやるべきことが捗らない。
これだと元の負のループへ逆戻りですね。
では第2段階。
やることをやって夜21:30までに寝る態勢に入れば、朝ゲーム(これ以降「朝ゲー」)解禁。
夜遅くにやっている番組や映画を見た場合は、朝ゲーはできません。
遅く寝るのも早く寝るのも自分次第。
あら不思議。
「朝ゲーのために今日は早く寝る!」
「見たいテレビがあるから明日は朝ゲーしない」
と自分たちで選択が始まりました。
おお~良い傾向。
ここで問題発生。
皆さんご存知、今や世界中で大ヒットの「あつまれどうぶつの森」なるゲームを導入してみたんですが、これのパワーたるや凄すぎて。
これですね。
導入後、毎日のように朝ゲーに。
夜は早く寝て、朝は早く起きる。
ここまでは良かったんですが、内容が進んでいけばいくほどハマりまして。
21:15には寝る態勢に入っていたものの楽しみにしすぎて・・・
1.01:30に目が覚め着替え始める→ママに気付かれ寝る
2.04:30に目が覚め歯を磨いてやっていいか聞きにくる→早すぎるから6時以降にしなさいと言われ寝る
3.05:30に起きて朝ゲーを始める→次男も参加
といった状況に。
最終段階。
「いくら早起きOKと言っても1:30はまだ夜中でしょ笑」というママのツッコミが入り(当たり前だけど)、朝は6:00〜7:30までというルールが追加。
そこから毎日のようにこのループになり今では
21:30までに寝て06:00に起き、昼間にやるべきことをやる
という循環ができているみたい。
(ほとんどママのお陰ですが・・・)
人により自由度を変える
選択することが大切とは分かっていたものの、自由過ぎると予想外の事象が起き収集がつかなくなることも分かりました。
人によって自由度や選択肢の多さも変え、選択出来るようにしやすくしてあげることも大切。
そこには責任が生まれるけれど、ルールの中での責任。
なるべく何事も選択できるようにしてあげたい。
これは子供たちだけでなく、周りの人たちもみんな。
そのためにはルールだったり風土、文化を作ってあげる。
そして、選択した時にはそれを認めて任せてみる。
みんなが選択できるような社会を。
"trial & error"はそれから。
GOING MY WAY.
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