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凸凹くんは、卒業式には出席しないと言い続けていました。
まあまあな筋金入りですよ。
お世話になったH教頭先生が異動になった時、
「○○くんの卒業式での姿、見たかったなぁ!」と言っていました。

「卒業式には出ません。」と答えた凸凹くんでしたが、
H教頭先生は「出席できるといいな^^」と上手く凸凹くんをなだめてくれていたことを思い出します。

そんな卒業式。凸凹くんは出席することができました。
母ちゃんもまさか凸凹くんの卒業式に参加できるとは!
期待していなかっただけに、嬉しかったなぁ♪

そして入場して来た凸凹くん。
両手で両耳を塞いで、苦悶の表情を浮かべていました。
知らない人が見たら、「何事?!」状態です。。^^;

それから、自分の席に到着したら、すぐにイヤホンを装着した凸凹くん。
最後までよくがんばった!!と母ちゃんは思います。

卒業式が無事に終わり、6年生がいよいよ学校から巣立つ時、
在校生が手を合わせて作ってくれたアーチの中をくぐって、門の外へ出たのですが、めちゃくちゃうれしいことがありました。

凸凹くんは、同級生とはなかなか上手く人間関係が築けない時もあったけど、間でちょこちょこ、下級生がハイタッチしに来てくれたんです。
「芸能人か!?」と、ちょっとツッコミを入れたくなるほどで(笑)、父ちゃんと、「もしかして、案外、人気者なん?」と、笑いました。

自分より、小さい子には、やさしく接することができる子に育ってくれてありがとう!!!
『君は父ちゃんと母ちゃんの誇りだ!!』

自分が嫌な境遇に居たことも多々あったのに、それでも他で嫌なことをせずに、むしろたくさんお世話ができたり、仲良くできた凸凹くん。
自分が人にされて嫌なことは、絶対、他の人にしない、君は偉い!

これって、いい大人でもやる人いるよね・・・。

クソ真面目な特性、バンザイ!!!だよ。
ねぇねぇ、で、これって障害??
って話になるわけですよ。

国は『障害』って病名、よく考えたほうがいいね。

次回は、またまた難関の入学式へ
つづく

今日の一言
未来は誰にもわからない。
卒業式に出たくないって子供がいたとして・・
親はヤキモキするかもだけど、
凸凹くんのようなことは誰にでも起こりうる。
期待していない分、喜びは100倍以上さ!
仮に、もしも出席できなくてもそれはそれでいい。
卒業式に出ないからって、死にはしない。
お家で、卒業式すればいいよ。

どんどん寒さが増してきましたね。
みなさま、お身体ご自愛くださいませ。


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