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「ホームレス」でも生きるんだ。一寸先は闇。地図のない航海。人生RPG。

一寸先は闇

1つの出来事がきっかけで誰にも襲い掛かる可能性を秘めている言葉。

『一寸先は闇

倒産をきっかけに自分は一時期ホームレスとなりました。まさに生きる意志さえも奪うほどの過酷なサバイバルである。

森林へ行き、漫画バカボンドの宮本武蔵のように森が故郷になった方が、食べることや住居の心配が少ない所へ行こうか、もしくは、死んだ方がマシなのか、犯罪を犯して刑務所へ行った方がマシなのかと、頭の思考回路が壊れていくことの恐ろしさは言葉では言いようがない🤢


これを読んでくださっている方にも、起こりうる可能性があるが、なる必要もないし、なってしまった自分がバカなのです。

電車で痴漢の犯罪者と間違われて人生が変わったり、夫婦では不倫したことがばれて環境が激変したり、突如会社から解雇されたり、連帯保証人をしてしまい取り立てがいきなり始まったり、火事で家を失ったり、犯罪に巻き込まれたり。

自然の効力による災害第三者との関わりから思わず災難が自分に降りかかってきたり、と自分ではどんなに気をつけて日々を過ごしていても、運命の流れは逆らえない


さて、話を当時に戻します。

サバイバル生活も一ヶ月すると、人間という生き物はスゴイ事に気づく。

最初は初心者なので全てがキツイが、一ヶ月後には順応するのである。

そう。

知恵攻略を自然と身に付けるのだ。(ドラクエやFFやモンスターハンターのRPGのように)



基本事項

・病気にはかからない事、生きる意志を持ち続けること。(重要生活基盤)

・持ち物は、リュックに入りきるだけ。(必需品)

・寝るところは、公園。

・水分補給も、公園。

・食事は、炊き出しや無いときは一日一食。(150円以内)

・日雇いのバイトで繋ぐ。

・やることが無いときは、図書館。

・天気は必ずチェック。(雨の日)

・漫画喫茶の設備は、全てを癒す唯一無二の拠点。

・目的を決めずに動くことは、ほぼ避ける。(体力とカロリー消費が早い)


これが、基軸となる環境と事項です。


始まり

唐突だが、【ゲーム】RPG(ロールプレイングゲーム)を始めるときに、設定を行う。

ゲームでは、名前、顔、服装、攻撃型、守備型、魔法型、武器、拠点といった最初の設定を行う。

設定をしない、やらないというのは、地図とコンパスを持たずに航海に出ることと同じ。狩りの場所、街の場所、あらゆる商店の把握、仲間と遭遇、目的の共有、居住拠点、役割別といった詳細が各所にあり必ず通らなければならないゲーム上の「点」がある。


焦る気持ちを抑え、必ず設定を完了すること。


現実の世界でも同様であることが分かった。

・狩り=仕事

・街 =エリア

・商店=物々交換

・仲間=人との縁

・目的=生きていくことの意味

・居住=帰る場所があること

・役割=世の中は、様々な人の職種バランスで成り立っている


小さい頃にやったゲームが人生のこんな状況で役に立つとは、全然思わなかったし、ゲームをやっていた事を心底良かったと思えたのは人生で最初で最後だろう。

*余談だが、現在の子供はゲーム実況やeスポーツといった事業として成り立つ。自分はRPG経験がリアルサバイバルライフに活きました。


苦痛MAX時期

初期が終わると、生活ルーティンが形成される。

意外にも、初期が完成されるとホッとその生活に甘んじて足が動かなくなり、その時は良いのだが、ある時現実に突き合わされる瞬間と向き合わざる負えない環境が来る。

『資金』

お金がないと生きてい行けない。食べないと人間は死ぬからである。

寒さや暑さの身体の状態は根性や忍耐や我慢でしのげるが、空腹は精神論ではない。だから、狩りにでなければならない。

日雇いの派遣で食いつなぐ。その日、1週間単位での食事でも当初は今日はよくやったと言い聞かせていた。しかし、それだけである。上は無い。

この時期が一番苦痛で一番長かった。

自己否定、周りの環境(ふつうの生活)の羨ましさ、自暴自棄、といった挙げれば上限の無い最悪なネガティブ精神。負の連鎖が止まらない。

「どうやったら死ねるのか」と毎日検索してしまう日々。

日雇いで働いて体を動かしているときは、何も考えなくて済むので良かったが、一日が終わる頃、夜になると悪魔の自分が迎えに来る。

また、「どうやったら死ねるのか」と。

何もかもが嫌になる。

数か月を過ごし、極限にまで達した。

「もう、どうにでもなれ」と。

どうせ死ぬなら気持ちよくスッキリして逝こう。と思ったキッカケで、両親は絶縁状態であったため、友人に最後のあいさつをしようと、衝動的にふと思い訪問をしに行った。

引っ越しで家の住民が違う人だったり、売却にかけられいたり様々な要因で居なかったり、無かった事が多かった。その中で1人環境を変わらずに居た友人と会える事ができた。

急に来た事でビックリしたのと、それよりも、ずさんな姿の方にもっと驚いていました。軽いあいさつを終え、今までの経緯や足跡を全て打ち明かした。そして、ご飯や寝どころ等を提供してくれました。朝まで話した事を今でも鮮明に覚えている。

なぜなら、そのときに溢れ出る涙が止まらなったからだ。


感謝しかない。


数か月ぶりに部屋、布団、食べ物、風呂、睡眠がこれほどまでに大事で体にとって大切な事なんだと再認識した日も、昨日のことのように覚えている。

すると、

友人が、支えになると言ってくれました。最後の覚悟をして向かった精神状況から前に進む事を許された気持ちになった。1週間の考えや生活習慣ではなく、中長期での取り組む必要があると伝えられ、基礎からやり直すぞ。と。

「もう一回、復活した姿が見たいし、できると思っているから。だから、二度と死にたいとか言うな。生きろ。」

と言われた。その言葉が、今でもずっと生きている心の支えとなっている。

なぜ、ここまでになるまで頼らなかったかというと、各々に彼氏彼女がいたり家族がいたりと若かった頃の一人生活ではなくなっているのが分かっていたので、逆に迷惑をかけるのではないかとずっと思っていたし、そう信じ込んでいました。

何とでもなれ!どうにでもなれ!

と思い行動したのがキッカケで最後の覚悟の姿勢により、サイコロを振ったかのうように出目が変わる🎲人生の転機がやってきたのだと。


道半ば

友人の支援により、最低最悪の環境から脱しさせてもらえた事により中長期の視点から一つ一つやれることから取り組んでいます。

仕事先の確保から始まり、自立までの資金(貯金)をするまでに少しずつ一歩前に進んでいることを実感しています。

自分だけでなく、このコロナによる世の中で辛く、悲しく、寂しい思いや環境にいる方達はたくさんいます。コロナのせいにするのは簡単です。だからといって大切な人や前の環境が戻ってくるのでもないし、お金も空から降って来るわけではありません。


目の前の仕事をやりながら、別の新たな自分の挑戦と発見ができると思いnoteを始めとし、各SNSでの発信も一つのツールとして取組んで行くと決めました。

実は、SNSが苦手です。やり始めて1週間も満たしませんが、コツコツと投稿していきます。改めて、この記事を読んで下さった方を初め、スキやシェアをして頂けると有り難いと同時に、生きる力のUPに繋がります。


P.S.

どの時代も、人生に詰まったり、どうでもいいやと自暴自棄になっている人は多くいると思います。こんなスリーピースでよければ愚痴、現状、心境、誰にも言えない事、を真剣に相談を受けます。どうぞ、お気軽に😀

🧭地図のない航海🧭                        自分だけのRPGストーリーを作り上げて行こう。✌✌✌スリーピース






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