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支援者と相談者のスレ違いに気づけ!

経営相談を受けて、支援者として何かしらのアドバイスをした時、相談者の中にはさまざまな反応が見られます。

感謝されることもあれば、あからさまに反論されることもあります。

ここで書きたいのは、反論したい気持ちを隠して理解したように振る舞う相談者についてです。

明らかなのはこのような相談者は嘘をついているわけではないということです。

そうですよね。

一生懸命に頑張って、悪気なくアドバイスしている支援者の心意気を蔑ろにしたくない、と考えてくれているのかもしれないですね。

あるいは、勘違いが甚だしいトンチンカンな支援者なので、もはや呆れて早く帰りたいのかもしれないですね。

もしかすると、支援者の早口言葉や専門用語のマシンガントークに圧倒されているのかもしれません。

本来は、支援者がお客さまの顔色や声色に注意を払い、ホンネを聞き出せるようになりたいものですが、悲しいことに、支援者は賢い人が多い一方で、人の気持ちに寄り添うのがうまくない人が多いように思います。

その分支援者は、相談者の正直な反応が冷ややかなものであったとしても、必要以上に落胆したりせず、反省し、改善し、次はよりよい支援をしようと前向きに捉える人が多いです。

相談する方たちが、専門家に気を使う必要はないですよ。

ぜひ、正直な反応を心がけましょう。

それがお互いにとってよりよい形ですよ。

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