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今日という日を絵にかいて

幼少期から、絵をかくことが好きだった。

2歳下の妹と交換漫画をしたり、
(交換日記のようにノートに順番に物語をかいていく)

らくがき帳に鉛筆で漫画をかいてホチキスやセロハンテープで製本し、漫画雑誌を手作りしていた。
(ちなみに私は「なかよし」派、妹は「ちゃお」派)

漫画をかいてみせることを約束として、
いとこのお姉ちゃんに漫画家セット(丸ペン、Gペン、インク、トーン、原稿用紙等)を買ってもらったこともあった。
(使ってはみたけど結局ちゃんと漫画をかくことはなかったな、、、お姉ちゃんごめんね。)


小学生の頃はたしかアニメクラブに入っていたような気がする。
カードキャプターさくら(懐かしすぎる)の絵をかいていた時
先生に「顔のバランスが悪い」と言われ、
当時自分では上出来だと思っていたので、ショックをうけた思い出がある。

後々その頃の絵を見返した際に、
横に引き伸ばしすぎたホームベースみたい、、、なんであんなに自信を持っていたんだ?
と自分で謎だった。


中学では美術部に入った。
先輩たちは漫画を合法的(?)に学校に持ち込み、
あくまで参考資料として読みながら、イラストをかくのを主な活動としていた。

でも私たちの学年のメンバーはその輪にはあまり入らず、
糸のこや彫刻刀や銅板なんかをつかって工作をよくしていた。
漫画同好会のような状態に変革をもたらしたかったのかもしれない。(少なくとも私はそんな風に思っていた)

まあでも絵をかくことは好きなので、
夏にみんなで海にスケッチをしに行ったり
文化祭やイベントに向けて共同制作で大きい絵をかいたり
バザーで売るイラスト集をつくったりするのは楽しかった。(私たちの代だけイラストのテイストが違った気もするけど、、)


高校では選択授業で美術を選んだ。
はじめて油絵をかいたり、自画像をかいたり、かっこいい同級生がモデルになってデッサンをしたり、、毎週楽しかった。


大人になってからは、時々美術館に行ったりしてはいたが、
自分で絵をかく機会はめっきりなくなってしまった。


そして今日、
所属するコミュニティ内で役割分担を決める際に、

ポスター担当をやってみたい

と申し出た。

楽曲をもとにビジュアル化をする。
できるかどうか分からなかったけれど、挑戦してみたい気持ちが勝っていた。

帰り道に仮音源を繰り返し聴き、テーマとなりそうなキーワードを思い浮かべて、それについて調べ、だんだんと素材が集まってきたところで家に到着。
すぐにノートと鉛筆を掘り出し、頭の中のイメージと調べた参考資料を、パズルのピースを合わせるように組み合わせて夢中でかきはじめた。

絵をかく技術はないけれど、アイディアやイメージを絵をかくことでアウトプットする感覚が久しぶりで、なんだか心地良かった。


思い返せば、
文化祭のスローガンに合わせたポスターをかいたり、
夏休みの宿題でテーマに沿って毎年のようにポスターをかいたりするのは楽しかったし、
それが何かに選ばれたり入賞したりしたのは嬉しかったなあ


これからも、たまには、絵をかいていこうと思います。


さっきかいたもの、、恥ずかしいので少しぼかし等いれていますが載せてみます、、、






【7/100】
・絵をかきたい

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