-ぼんやりと暮らす-
いつも日々は穏やかなことばかり、とはいかなくて。
迷いやら不安やら、希死念慮さえも、ぼんやりとやり過ごしてみたり。
それでも、ぼんやりとした性格も、災いばかりではないのかなと。
きちんと現実や未来を見据えて、弱みを腹に収めて、とかいう几帳面な性格だったら、多分、わたしはこんなにのんべんだらりと生きてはおられぬよな、とたまに普通に考えます。
色んなこと、うやむやのむやにして、ぼんやり生きることも、日々を生き抜く、ひとつの術なのかな、と。
とはいえ、作品を作るべきときに作るとか、〆切を守るとか、そういうことは、そこは生真面目に。
その上で、敢えて、ぼんやりすることで、自分を守るとか、誰かを守るとか、何かを守るとか、そういうことは、あると思うから。
何事もバランスだよ。
と、真心ブラザーズのYO-KINGさんも歌ってます。
きっと、世界が不幸でも、そこに咲いている花を見つけられたら、金木犀の香りを感じられたら、それでよいじゃない、と思います。
それでも、どうしようもないとき、そういうとき、人は音楽を聴いたり、本を読んだりするのだと思います。
まぁ、このくだりは、最近のわたしのお気に入りの流れなので、ご期待にお応えします。
こちらが、わたしの音楽です。
そして、こちらが小説です。
こちらは、短歌の歌集になります。
それでは、秋の夜長をゆっくりと。
また、愁いの月の夜に。
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