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『もの忘れ顛末記 #13』もうすこしのんびりしたら

うまれもっているもの  時の流れで身につくもの  性格は変えられるのかと
いわれれば 変わりません・・・たぶん


【13話  事故しました】


 今日も朝から畑仕事の準備   種、肥料、土、それから農作業に使う道具を軽トラに積めこんで 準備が終わると畑へ出発。

おじい定年後  日常生活に 通院  買い物  おつきあい  その間に孫育ても加わりこれだけで十分時間は過ぎていく。

特別趣味を持つわけでもなくそれでもいろいろ挑戦したみたい

植木 盆栽 家具づくり 家庭菜園 花瓶 掛け軸 屏風 写真撮影・・・etc
ゆっくり楽しむことができなくて趣味にできず。つきつめようとするから
業務になって やがて満足そして終了の繰り返し。

それで十分じゃないですか

そんなあるとき畑を借りて野菜づくりはじめました。乗っている車が軽トラに変わり倉庫に農機具が並びだす。
そんなおじいも 畑を始めて10数年  年を重ね70代にのった。


 出発してから10分ほどたったころ 相方さんの携帯電話が鳴る。落ち着きのない様子で 今すぐ来てほしい とのことらしい。相方さん慌てて自転車で出かけていきました。

自宅から300mほど離れた場所で信号待ち  青に変わって出発しようと出たところ前の車に追突。けが人0。  ここで問題が発生する

相手の方との疎通  警察に連絡  保険に連絡ほか手続きができず 放心状態になったとのこと。自宅の電話番号も思い出せず携帯電話の短縮ダイヤルでなんとか相方につながった

この後すべてを解決するまでの手続きは相方がおこなうことになる。

おじいにも子供がいる 孫がいる。 自転車の乗り方  自動車の乗り方  交通ルール  任意保険  事故対応 しっかり教えていました。


気になることはと聞かれたら

・5年ほど前から2桁3桁の足し算引き算ができなくなる
・畑仕事が週5日から週2日になる
・好きだったテレビドラマをみなくなる
・新聞を読まない日がでてくる
・駐車場で車がななめに
・畑が面白くないといいはじめる

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