奈須 雄児

経験で学んだことを、みなさまにお伝えして役に立てれば思います。

奈須 雄児

経験で学んだことを、みなさまにお伝えして役に立てれば思います。

最近の記事

好きな時、嫌いな時

私の行動パターンの源は、幼い頃の体験に基づいてます。 身近な人間関係で経験したこと、両親の影響です。 私は母との関係を毎日、5分間は見つめています。 「母が嫌い」という感情は、今まですぐ出てきて癒していました。 2年前、「母が好き」という感情が始めて出てきて、しばらくして、その感覚が深くなりました。 嫌いだったけど、好きだった。 母に安心して、身を委ねていたことがあった。 母の輝く、美しい瞳が好きだった。 そう感じると、いらなくなったエネルギーが腎臓から、咳や

    • 休息

      頑張り続けなくていい 中年になり、若い頃と同じように、がむしゃらに階段を上がり続けることをやめました。 50%くらいでいい その感覚でいると、立ち止まって考えることが多くなりました。 ミスが少なくなり、結果的に効率がよくなりました。 休息 この言葉は落ち着きます。 休みながら、続けていくと視野が広がり体験をしています。 高く、遠くから物事を見ていると、全体の中のポイントに気がつきます。 それは、まるで鷲が森、林、丘を見ている時と同じ 獲物という、ポイントが

      • 表裏一体

        慣れしたんだ習慣 朝、起きたら考えずに歯を磨くように、すぐ行動をする習慣は私たちにあります。 そして、同じ結果になりますが、また同じ行動をしてしまう。 私は、ある考え方があるとその反対の考え方もあると思います。 両極端になると、それはステレオタイプになります。 出来事に応じて、片一方の考え方だけではなく、反対の考え方もしてみることです。 それから、それが中間あたりに落ち着くと安心します。 なぜなら、陰と陽が両方あっていい感覚です。 陰を肯定して、「両方あってい

        • ネガティブケーバビリティ

          目標を向けて努力しましょう とよく言われると思います。 それは、大切なことです。 だけど、目標をつくって、いつまでに達成しようと気遅れする場合は、どうしたらいいのでしょうか。 「目標をつくったのに、なぜ努力しないの!」と自分に言い聞かせば、いいのでしょうか。 どこかで、体験したこと... 長い間、何度も嫌なことに目標をつくり挫折した体験。 そんなことが、あったんだ。 それは、目標をつくっても努力しないよね。 当たり前だよ、だって嫌なんだから仕方ないよ。 こうして

        好きな時、嫌いな時

          正義感の罠

          完璧主義だと、相手にも完璧を求めてしまうパターン。 意識して、そうしてる訳ではないけど、長年の習慣で自分、相手に完璧を求めていました。 完璧を求められた相手は、苦しくなり、自分自身に責めていたでしょう。 すると、私も誰からか完璧を求められるようになりました。 苦手なことも、一生懸命やればできるようになる。子供の頃、刹那な思いでそんな風に思っていた頃を思い出します。 これは、単なる昔話ではなく、大人になってからもその習慣が続いていたことです。 子供の頃、完璧を求めら

          正義感の罠

          認められなくていい

          心の奥に、自分でも気がついていなかった「認められたい。」気持ちはどのようにして、できたかわかりました。 幼児の頃、母に嬉しかったこと、自慢したいことを言っても、聞いてくれなかったからです。 次第に、母は不機嫌になり、うざい、面倒くさい子と思い、「早く、手伝いなさい!」と怒りました。 これが、長い間ずっと続いていました。 母親に聞いてもらえないと、次第に子供は傷つかないように、言わなくなり母と距離をとります。 小さな子供は、存在を否定された感じになり、それが続くと、「聞

          認められなくていい

          未完成の美

          完璧になろうと思っていた。 出来なかったことを、私自身に責めていました。 誰も責めていないのに、責められている感じがしました。 目標を達成しても、まだまたと思っていた。 考えていなかったけど、 認めてもらうことに必死だったかもしれない。 チャレンジして、成功や失敗を体験して、そしてあきらめたり。あきらめた自分を責めていたあの頃。 若い頃と違って、今、中年になり価値観が変わりました。 がむしゃらに、頑張り続けなく、得意なことに目標をもち楽しみながらやっていく。

          未完成の美

          安心

          いつも穏やかに暮らしていければ、どんなにいいいだろう。 でも、病気、親、会社のことなどで、不安を感じている人がいるかもしれません。 不安がなくて、生きている人はどれだけいるのでしょうか。 若い頃と違い、中年になると色々と不安を感じる出来事が多くなります。 今まで、それなりの事情があっても、生きてきました。 一生懸命に頑張り、目的を達成しました。 犠牲にしたことも、いっぱいある。 それは、すごいことです。 本当によくやってきましたね。 私はそんなあなたを誇りに思い、褒

          自己中心

          世間では、まず他人に思いやりをもちましょう。と言われます。 自分を大切にしない人は、他人を大切にできません。 自分を大切にしない人、大切にできない人は「認めてほしい。」という気持ちが多く、他人と比較をします。 それは、「自分の価値を認めてほしい。」ということです。 歳をとり、その気持ちわかってあげないと、その気持ちは益々大きくなります。 「自分の価値を認めてほしい。」気持ちが、ほったらかしになり、更に「認めてほしい。」という行動が多くなります。それは、他人に依存する考え方にな

          体験者から学ぶ

          例えば、テニスを上手くなりたい時、テニスをしたことが少ないコーチから学んでも、上達はしません。理論も大事ですが、いっぱい練習したコーチから教わると思います。 練習、試合の経験が豊富な人に、教えてもらうことで上達します。なぜなら、自らの体験を元に教えるので相手に伝わるからです。 練習で上達して、勝てた時はきっと練習の過程が貴重だったと振り返ることができるでしょう。 結果は努力した成果です。失敗も成果です。 そして日々、練習をして身体に覚えさせた尊さがきっと身に染みるでし

          体験者から学ぶ

          普遍的なこと

          古今東西、言い伝えられている言葉には真実があります。それは、時代に関係なく生きるために、必要な言葉だからです。 それは、様々な人が悩んでたどりついた言葉です。 今もそれぞれの真実が、語られています。 有名な人、そうでない人、社長さん、近所のおばあさんなどから。 同じ真実なのに、響く人とそうではない人がいます。 その違いはなぜでしょうか。  それは、その人が体験した言葉かどうかで違いが出てきます。悩んで、もがき、あきらめずに前進した言葉には力があり、魂が入っています。

          普遍的なこと

          「湯道」を観て

          久々に、映画「湯道」を観ました。 昭和感が溢れ、街並みの淡い橙色の光が終始温かく感じられました 「小さな幸せを日々感じて、感謝すること」 この名言が響きました 毎日、静かな朝のひと時に 昨日の、「小さな幸せ」を振り返る これは、私にもできそうです これを毎日、俯瞰してみると、どんな気づきがあるのでしょうか もしかしたら、悩みや不安があまり気にならなくなるかもしれませんね

          「湯道」を観て

          凄腕の整体師

          ネットで近所の整体を探しました 痛そう、だけど、よさそう と思い、とある整体屋さんに 仰向けになって、どこか悪いかチェック 「い、いたい!」 先生は、軽く手を添えて動かしているだけ 痛いけど、来てよかったと思いました そこから、90分、痛さに耐えながら、終わった後は 楽になってました 効果がわかるのは、2日後だそうです かなり痛、気持ちいい という感じです また、来月に行こうかな 都度、筋肉の名前を言われても、わかりませんが(^_^.)

          凄腕の整体師

          生き埋めされたパターン

          パターン 中年になり、日頃のパターンを変えることは難しい 慣れしたんだ習慣 それが時に、自分自身を苦しめます その苦しみは、あの人の影響だと悪口を言ったり わかっているけど、取り組まなく問題が肥大化したり 今まで慣れしたんだパターンの背景には、過去の人物との感情が生き埋めになっています それぞれの生き埋めは、大人のあなたに寄り添ってほしいのです ただ、それだけなのに、恐い 恐がって、いいんだよ と思わなく刹那的に生きる それは、確実に身体を蝕んでいきます

          生き埋めされたパターン

          雪の華

          風が冷たくなった夕暮れ 二人は手を繋いで街にいた 見上げると、雪の華が舞い降りてきた ひと気のない、スチームで温かい横浜の資料館に入った 窓の外は、少しずつ白い華でいっぱいになってきた 降りやまない、雪の華 二人は、同じ景色を見ている この時が幸せだと感じた 真っ白な絨毯に確かな足跡 新しい未開な雪を踏み締める時 そこには、二人の道のり これでいいんた これからも、色々あるけど 立ち止まりたい時は休んでいい

          カウンセラーとは

          カウンセラーは、クライアントに言いにくいことを言わなければなりません。 そのため、クライアントから恨まれることがあります。 深い共感力があるカウンセラーでも、「憎まれる時」があります。 それは、通らなければならない道です。 「憎まれること」をカウンセラーが言うには意味があります。 カウンセラーに、「そう言って頂いたことに、私はとても怒っていて、先生を憎んでいます。」と冷静に感情を伝えることです。 そうすると、先生はきっと、「わかりました。すみませんでした。」とまず謝

          カウンセラーとは