雪の華

風が冷たくなった夕暮れ

二人は手を繋いで街にいた

見上げると、雪の華が舞い降りてきた

ひと気のない、スチームで温かい横浜の資料館に入った

窓の外は、少しずつ白い華でいっぱいになってきた

降りやまない、雪の華

二人は、同じ景色を見ている

この時が幸せだと感じた

真っ白な絨毯に確かな足跡

新しい未開な雪を踏み締める時

そこには、二人の道のり

これでいいんた

これからも、色々あるけど

立ち止まりたい時は休んでいい



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