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【妄想コンサルティング 001】始めますが、『妄』と言う漢字に、一体、未来はあるのか…
Think Oppositeが得意になってくると、別の記事に書いた通り、リミッターをはずして物事を思考することも可能になります。
上記で記した、リミッターを外すことのメリットは、
・加速しながら極論を考えることで、今まで想像してなかったアイデアに行きつことができる
・一段上の次元で、物事を考えたり、新たなテーマに遭遇できる
などいろいろ。
ところで、別の文脈で、思考のリミッターを外して考えることを、妄想、とも言います。(あ、一応申し上げておきますが、より狭義に「異性を見て、頭の中で、あんなことやら、こんなことやら、を想像すること」を、言ってる訳ではありません。それも一応、除外しませんが、もっともっと広い文脈で…)。
つまり、妄想は役に立つ、とも言える。
BIOTOPE代表の佐宗邦威氏は、英語のVisionを、意図的に「妄想」と訳しています。これぞ、まさに、リミッターを外して、思考の規制の枠の外に踏み出すための力、という意味での妄想力。
デザイン思考は、ユーザーの課題に共感し、そこに分析や実行を加えながら形にしていく課題解決プロセスです。
これ自体はとても大事ですが、ビジネスマンとって、デザイン思考だけでは十分とはいえません。重要なのは、その前段階で主観、つまり妄想があること。妄想にアクセスし、知覚し、組み替え、表現するサイクルを繰り返しながら、今までになかった価値を形にする。これがビジョン思考です。
妄想が酷すぎて生活に支障がでるのは困りますが、妄想を積極的にPositiveに利用するのもThink Oppositeの一つ。
具体的に、今後、妄想事例を紹介していこうと考えております。
ところで、妄想の「妄」という文字。部首が「女」…
まずいですね…
先日の、前東京オリンピック・パラリンピック森喜朗会長の失言なみにまずい…
このままでは、近日中に、小池都知事や、橋本聖子東京オリンピック・パラリンピック会長からも苦言を呈される可能性が…
もちろん、その論点が、
「もう一段階ギアを下げないと、『妄』と言う文字が、あたかも『男性が女性のことをおもちゃのように性的に妄想することを正当化している』ように感じられて大変、不愉快です。」
となるか、あるいは、
「絶句したし、あってはならない漢字です。妄想は、決して男性のみに許された特権的な行為ではなく、女性の方がむしろ、男性や女性を見て『あんなことやら、こんなことやら、え、まじで、そんなことまで?』なんて想像しちゃう能力においては、はるかに優れているのです。」
と言う優劣に関する主張になるのかはわかりませんが。
いずれにせよ、今後、日本や、本場中国において、日本語の漢字表現において、論争や、新たな漢字表現の必要性が問われていくことは必死であろう。
文部科学省あたりでは、きっとすでに、有識者を集めた研究会が開かれていると思って間違いない…
こんな時に、白川静先生がいらっしゃないのは、ホント、心許ない、と言うのはこう言うことを言うのか…
と言うわけで、タイトルに掲げるためには漢字表記は適切とは思えず、とはいえ、新しいフォントはまだこのNoteでは使えないでしょうし、次回以降、どう「モウソウ」を表記するか、まずはこれを課題にさせていただきます。
ご承知おきください。
そうです、漢字の未来を考えること、これ自身が、「モウソウ力」。
そうやって、我々の子供達の世代にとっての、漢字・カンジ・Kanjiができていく、そしてコミュニケーションができていく、未来ができていく、と信じたい。
うーん、ところで、「もうそうりょく」って言いたかったんだが、カタカナ+漢字で書くと、「もうそうか?」って聞いてるみたいだし、なんだか、ナイツの漫才みたい…
妄想コンサルティング展開の前に、こんな大きな課題が立ちはだかっていたとは…
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