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言語は私たちにとって

皆さんこんにちは。ライアンです。
このアカウントでは、
「数年前の自分に新しい価値観や考え方、
知識を授けるための時空を超えたアドバイス」

をコンセプトに情報発信を行っています。
他人の価値観や思考法に興味がある人や、自分の人生に何か気づきやヒントを求めている人はぜひ読んでみてください。

※ぜひ、「へぇ、この人はこんな風に考えるんだ」ってくらいの感覚で読んでもらえると嬉しいです。
私の発信するコンテンツには私の偏見や私なりの常識が満載になっています(間違った情報もあるかも)。
考え方や価値観が皆さんがお持ちのものと異なる場合も多々あると思いますが、それも含めて楽しんでもらえると幸いです。


さて、今回のテーマは「言語」です。ぜひお楽しみください。
 


 台湾旅行での経験


突然ですが、皆さんは言語の壁を感じたことがありますか?
「言語の壁って言われても…」となる方も多いと思います。
ここでは言語の壁を「言語の違いによってコミュニケーションが取れず、ストレスが生じてしまうこと」と定義してみましょう。

私は人生初めての海外旅行で行った台湾で言語の壁を感じました。
私が話せるのは日本語と英語(勉強中)ですが、台湾で話されるのは中国語(厳密には違う)です。台湾語はほとんど知らないため、現地でのコミュニケーションにはほとんど英語を用いました。観光地によっては日本語が使える場面も多いようですが、私は英語の練習がしたかったので、日本語はほとんど使いませんでした。

今回のnoteでは、この台湾旅行を通して私が感じた言語に関する、
ある気づきを紹介します。
 
 

旅行中に見えた言語の意味


結論から言いましょう。
私は言語とはライフラインの一つだと考えています。

ライフラインとは水やガス、電気といった、人間がより快適に生きていく上で必要になるもののことです。言語は人と人がコミュニケーションをとるためのツールであることは賛成いただけると思います。そしてもっと言うなら、言語は人がコミュニティの一員になるためのツールです。

私たちの祖先はチームを作って肉食獣を狩り、村のような集団で生活していたと考えられています。もちろん一人で行動する瞬間もあったと思いますが、村というコミュニティが存在し、そのコミュニティが一つの組織として機能していたことは確実だと思います。
(中学校の社会科で学習した人が多いはず)。

コミュニティを作ることによって単独で生活するよりも死のリスクを低下させることができ(敵を発見しやすくなる)、共同作業も可能になり、結婚相手も見つけやすくなるというメリットがあります。コミュニティを形成することは人間にとって有効な生存戦略だったと言えるでしょう。

そのようなコミュニティの維持に必要だったもののの一つがコミュニケーション、つまり言語です。言語によってコミュニティの維持が可能になり、コミュニティが人間の生活をより快適にしてくれる。「人間の生活をより快適にしてくれる」という点において、言語はガスや電気といったライフラインと同じであると考えます。
 
台湾旅行の始め、私は圧倒的な疎外感を感じました。
この世界で自分だけが相手にされていないような感覚でした。なぜなら現地の人とのコミュニケーションが取れず、どのコミュニティにも属すことが出来なかったからです。コミュニティに入れないことで今すぐ生命の危機に陥るようなことはありませんが、精神状態は良くありませんでした。

初めての海外旅行+一人旅行だったという要因もあったと思います。
今考えるとある種のホームシックだったのかもしれません。
言語が使えないことで、どのコミュニティにも属することが出来ない。
それ故の不安感と疎外感だと思います。
私が先に述べた気づきを得たのはこの瞬間でした。

 

まとめ


言語にはあらゆる形があります。英語や中国語だけでなく、手話や点字だって言語のひとつです。誰かと誰かがコミュニケーションをとるツールであり、そのコミュニケーションのネットワークこそがコミュニティです。

「言語は教科だ」という認識だけだと、言語学習がつまらなくなる時があります。言語は私たち祖先が生存するために使っていたツールです。彼らにとってのライフラインです。こう言われても言語学習のモチベが上がる訳ではありませんが、この考え方を頭の片隅に入れておくと、ある日ハッとする日が来るかもしれません。
 

終わり


本日の内容は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
私の記事は過去の自分に向けて、
知識や価値観を提供するつもりで書いています。
(一応大衆向けに主語や言葉の表現は修正してあります)
そんな中から少しでも、皆さんにとっての新しい気づきや発見があればうれしい限りです。



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