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”スキ”の掛け算

ノルウェー留学も残り僅かとなってきて、寂しさと焦燥感が生じてきましたね。
最近始めたことがあります。
それはNetflixを使ったノルウェー語勉強です!

今僕が観ているのは、「Ragnarok」というドラマです。
これが結構面白い。

ノルウェーのオッダ(Odda)という街で、北欧神話を基にしたドラマです。
これをノルウェー語音声で観てます。

といってもノルウェー語初級レベルの僕は分からないことだらけなんで、Google先生の拡張機能にお力添えを頂いてます。

割と有名ですがLanguage Reactorですね。
このお陰でノルウェー語字幕の下に日本語字幕も追加できる
勉強と言えば聞こえはいいですが、繰り返し出てくる単語を少しずつさらっていってるだけなので効率は悪いと思います。笑
それでもノルウェー語の音に触れて少しだけでも喋れたらなって思いながらやってます。

やっぱり興味って凄く大事だなって僕は思うんですよね。
自分の「スキ」ですね。
これは自分の人生の羅針盤だと僕は考えています。

この「Ragnarok」は僕の「スキ」である、「ノルウェー語×ドラマ×北欧神話」の掛け算です。
今の自分の研究も「宗教×建築×力学」なので、スキの掛け算だったりする。
「日本×食×英語」なら海外で日本食屋を展開する店長になるのかもしれない。
「教育」というスキがあっても、教師になるのか塾講師になるのか講師になるのかはわかりません。
そこに「受験勉強」といったスキが掛け合わさって初めて塾講師という職に就くんです。

そしてどんなニッチなスキも掛け算に組み込める。
「猫×建築」という掛け算を持つ、猫用の建築家なんて人もいますよね。
掛け算にするためのスキは色々とアンテナを張ってなきゃなと思うこの頃です。


大学に入って一番の学びは何だったのか。
僕にとってそれは、「全ての”スキ”は”学問”になりうる」というものです。

やはり学問と遊びは全く対極に位置するものだと思われている。
学生の本分は学び。
遊ばずに勉強しろ。
遊ぶために大学に入るのなら働け。
などなど。
ただ、忘れてほしくないのは、全ての学問は人間の「スキ」から生まれるものなんですよね。

最近明治学院大学の論文で「セックスとレイプの境界線」という論文が話題になりましたが、セックスすら学びの対象になる。
女遊びですら学びの対象なんです。
お酒だって、ワイン一つとってもブドウの品種から熟成法まで多岐に勉強されている。
ビールだって日本酒だって農学部での研究対象だ。
飲酒量と年収の関係性を研究したらそれは経済学かもしれないし、社会学かもしれない。

遊びって学問の対極なんかじゃないんですよね。
寧ろ、遊びはこういった「スキ」を見つけるための道具だったりする。

だから積極的に「スキ」を見つけなきゃですね。
そのスキはいつどこで役に立つかわからない。
スティーブ・ジョブスにとってのCalligraphy(書道)のように。


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