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女子スポーツinノルウェー

さあさあ留学カウントダウンも佳境を迎えてます。
ノルウェー留学中のくまはんです。
あと20日後には僕の大好きな日本に降り立っていることでしょう。
今から日本が楽しみで仕方がありません。
そんなトロンハイムは今日7度でした。
吐く息が白く、「もう夏は終わったよ」と友達に言われた一日でした。
日本の暑さだけはやってけない気がする…

深夜12時でこの明るさでした。
7度だったから普通に一枚羽織らないと無理だった…

何について書こうかなと思ったんですけど、ノルウェーってジェンダーギャップ指数が2位(2023)であることが結構取り上げられますよね。
ノルウェーのこういうところが男女平等だとか、そういうポジティブな事柄が多く広まってると思います。
逆に友達との会話で見つけた、ノルウェーでの男女平等に関する課題について書いてみようと思います。

僕の現在通ってるノルウェーの大学のラグビー部と東大とを比べますね。
日本のラグビー部のほとんどは男子プレーヤーだけで、女子はマネージャーなどの裏方を担当してくれることが多いですよね。
もちろん男子スタッフもいます。

ただノルウェーだと女子プレーヤーもいるんです。
試合だとそうはいきませんが、各チーム男女の2チームいることが多いんですよね。
規模感としては日本とは比にならないくらい小さい規模なので、マネージャーというかスタッフの必要性がないのかもしれません。
それでも大学が女子ラグビープレーヤーを抱えていることが驚きでした。

まあでもここって結構判断が難しくて、東大は男女比が8:2と女子の数が少なく、女子の生徒数がもともと少ない。
だからこそ女子のプレーヤーとしての選択の幅が少ないのかもしれません。
東大にも女子サッカー部や女子ラクロス部はあるので。

まあでもラグビーですら女子プレーヤーが多いことを鑑みると、女子のスポーツ参加率は日本よりも断然高いと僕は思っています。
こういうところにも男女平等はあるのかもしれませんね。

その一方で女子プレーヤーの一人が言っていたことが面白かったんで紹介しますね。
その子はノルウェーのラグビー協会について不満を言っていました。
「Instagramで男子ラグビーの投稿はしていたのに、女子ラグビーの投稿は一切していない。SNSはその団体の顔なのに、そこで女子を排除するということはどういうことか。女子には興味ないというのか。
というものでした。

なーるほど。そこは日本とさほど変わってないんだな。
というのが僕の素直な感想でした。

まず第一に団体が女子の投稿をしていないというのは男女間での優先順位をつけているので批判に値するところだと思います。
ただそこではなく、女子スポーツの在り方というものをノルウェーも含めた全世界で考えていかなきゃいけないところなのかなと。

やはり世界を見ても男子スポーツの方が白熱しているというのが事実としてあると思います。
サッカーワールドカップという単語を聞いて男子サッカーを思い浮かべる人がほとんどですし、ラグビーも男子ラグビーが無意識のうちに想定されています。

まあもちろん女子スポーツも注目を浴びてきていて、女子バレーとか女子サッカーだったり、女子ラグビーも、女子水泳や女子陸上も人気になってきています。
ただその規模はどうしても男子と比べると小さいのが現状かな、と。

このnoteは別に提言noteではありません。
こうしたら女子スポーツが盛り上がるとかっていう案がある訳じゃないんです。
でもスポーツって単純に強かったら見ると思うんですよね。
女子レスリングが人気だったのは吉田沙保里選手のお陰だったり、なでしこジャパンのお陰で女子サッカーが人気になったり。
そういう強いチームや選手が生まれることで女子スポーツ自体が活気づく。
ただそういう強いチームや選手を生むのにもお金がかかり、注目を浴びれてないとお金が集まらなかったりする。
鶏と卵ですね。
好循環に乗っかってしまえばきっと業界はよくなるんだろうな。
それは日本も世界も同じですね。

男女平等が進んでるノルウェーでも生じている男女の問題があるんだということが分かったのは貴重だったなと思います。
それではまた!


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