なりたいだけじゃない

いつも思うの。自分ってなんで悲しい系しか思い浮かばないんだろうって
医療系のドラマや病気と闘っているドキュメンタリーそういうのしか普段見なくて
本当は楽しい話とか見ればいいのにねって
でもそういうの見るとなぜか頑張っている人もいるって思えてとても心が浄化されるの。
ってことでまた思いついた話を書きます。

思いつきって?って思うよね。
私は妄想するのが大好きで普段から妄想するんだけど、恋愛系のやばい妄想すればいいもののそういう妄想は一切なくて
妄想というかふと考えていることが多くて我に戻るとあ、、現実だってなるような2次元の世界からすぐ戻れる人みたいな感じのような人と思ってもらえばいいかなぁ

ここからは『』を心の中の声と思っていただければ幸いです。

私は消防士を目指す高校1年生。
女が消防士って思う方たくさんいると思うから経緯お話するね。
私はお父さんと妹と3人暮らし。家族って言われたらお姉ちゃん、お兄ちゃん、もう1人のお兄ちゃんと弟、妹がいるんだけど
ちょっと複雑な家庭でして
どうやって話そうかちょっと時間ちょうだい。
『あ、大丈夫。』
えっと、、、私のお母さんは私が小5くらいの時に亡くなってしまって
理由はあとで話すから待ってね
1番上のお姉ちゃんは私と8歳くらい違うのかな?今社会人で
お兄ちゃん2人共は大学生だったかな
お母さんが亡くなった時は妹と弟4.5歳だったんじゃないかなぁ
お父さんはIT企業の社長かなぁ。お母さんが亡くなって1年はただ生きらされてるみたいな感じで
ただ子育てのお金の為に働いている人だったの。
そこでお姉ちゃんがお父さんの負担を減らす為に下の子達は私が面倒見るって言ってくれて
私も本当はお姉ちゃんの所に行くはずだったんだけどお父さんが私と下から3番目の妹は頑張って育てるって言ってこういう生活してるの。
お姉ちゃんはたしか看護師だったかな。すごく頭良くて憧れの存在なの。
だから看護師になりたいって思ったりもしたんだけどやっぱり消防士になりたくて

すみません。記者の物です。その背景って何か気になるのですが、、、
『いきなり記者出てきたんけど大丈夫?』
混乱するよね。ごめんなさいね。こういう設定も入れた方がいいかと思って
『あー、なるほど』
えっと、お母さん、私のお母さん、私のお母さんが亡くなったのは火事だったの。
仕事中に見知らぬ男が火をつけて全焼したの。仕事場。その日働いていた人みんな手遅れで
消防士が助けに来るはずだったのに、消防士が到着した頃にはみんな焼死体になってて
そこから私は自分が消防士になって色んな人を助けることでお母さんも助けたいって思うようになって疑似体験?みたいな
命を預かる現場で働くからそういう簡単な物じゃないって言われても仕方ないんだけど人を助けるってことにやり甲斐を持つようになってしまって
街で困っている人がいたら悩みが解決するまでずっと離れないってのが私のルールになって来ちゃってて
人を助けるってのは簡単じゃないしそれが正義って思っている自分がいるわけじゃないの。
うまく説明できなくてごめんなさい。
人を助ける=正義 って思うことで自分はいい事したんだってそういう風には思っていないの。ただ困っている人がいたら助けたくなっちゃうだけで
ある意味お節介ババアだよね私

でもね聞いてよ
お父さんが顔広いからさ、地元の消防士さんと仲良しらしくて仕事体験みたいなの連れて行ってくれたの。嬉しかったなぁ。
そしたらさ、その消防士さんが自分の気持ち分かってるかのように話してくれたの。
ここからはその消防士さんの話ね。
僕は消防士さんになりたいと思って入ったのですが最初からそう思っていたわけじゃなくて
最初は正義の味方とやらにあんまりいい印象を持ってなくて助けることで自分の生きがいって思う人が大嫌いだった。けどねいつかおばあちちゃんが歩いている時に杖を落としちゃって杖が階段の上から1番下に落ちちゃって歩けないから拾ってあげた。そしたらありがとうって何回も頭下げてくれておばあちゃんが持っていたみかんをくれた。最初は馬鹿馬鹿しいと思いながら見ていたのに実際そういう場面に自分が遭遇したら泣けてきちゃって嬉しいというよりこんな自分がありがとうと言われる日が来るんだって思った。
きっと貴方もそういう子じゃないかなって思ったから話した。今日話したことは2人の秘密にしてくれるかな?
わかりました。
『なんで自分の気持ち読み取ったの?お父さん話した?話したことないからこの方天才なんだ』

お父さん今日は素敵な1日を過ごせた。
ありがとう。

え、お父さんは何もしてないよ。ただいるって行ったら作ってくれたのよ。感謝しなさいよ。

ありがとう。私は消防士になるために頑張る。
消防士になったらお父さん褒めてよね。

今まで褒めてないみたいで嫌なんだけど爆笑

もう少ししたら続き出すから待っててください!

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