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人生絵画論(もっといいタイトル募集中)

前書き

まず初めに、ブログ(のようなもの)を本格的に始めるにあたって私はこれを知人に見られたらと想像しただけで顔から火が出そうになるのに、自信をもって他人に出せる作品をオリジナリティで以て作っている方々へのリスペクトが芽生えます。私の趣味の模写とは訳がちがいます。本当にすごいです。

まあそんなことは置いといて、

今回は、私の現時点での、青き19歳時点での、人生観についてタイピングの練習がてら書き連ねていこうと思います。「そう考えるか、面白いな。」「いやいや、それはちゃうやろ~」どう思っていただいても結構です。なにも思わなくても結構です。

人生観とは書いたものの、これは友人といつものように答えのない会話をしていた時に、例えに出た「感情×色」を飛躍させたものです。
そんな“広く深いもの”を考え、またそれをしっかりと言語化できる自信なんて微塵もないので心してお読みください。

前置きが長くなりましたが、そろそろ中身に入ります。

中身

人生を、旅に例える人がいます。人生を、時計に例える人がいます。島田紳助は一時間ドラマに例えていました。私の場合、人生は絵を描く工程に似ているな、そう思うのです。

幼少期~10代前半まで

幼少期~10代まではだいたいの人がサッサッサっとデッサンみたいに、スケッチでいっぱい鉛筆の薄い線を描いて輪郭を定めていく感じ。漠然とした夢はあるけど定まらない感じです。

まれにこの時点で人生を定める人がいますが、そういう人たちは水墨画タイプです。藤井聡太さんなんかはこのタイプです。

間違っても消しゴムで消すだけで修正がきき、踏み外しそうになってもまだやり直せます。若気の至りでやんちゃしちゃう子は、小学校の時クラスに一人はいた清書下書きなし一発勝負の子です。それでも先生が新しい紙をくれるのでやり直せます。

10代後半から20代前半

10代後半から20代前半の間に多くの人が、『描きたいしっかりとした輪郭線を見つけて描いていく作業』に移行していくのだと思います。私は太く濃い線で輪郭を描くのが怖いので、看護大学とか音大、専門学校に進学する友人をみると「すごいなぁ」と感じてしまいます。先日、将来どうするのかを聞かれた時、「まあ大学4年間のあいだに見つけれたらいいですかね」と生ぬるいことを言って予備校の先生に叱られてしまいました。19歳は、もう若くない。

友人は「ヒカキンはこの時期にペン入れだな。」と言っていました。
持っていたペンに時代の価値観が合っていって、それでいて傲り高ぶらずていねいにていねいに描き進め、今や壮大で果てしなく個性的な絵を製作中です。かっこいいな。

この時期にそれぞれいろんなことを経験して、絵のタッチに個性が、作品としての味が出てくるし、影を落としていくのかなと思います。

この間私は初めて人生最大級の失恋をしました。描いている途中に紙をシャーペンの芯かなにかで突き破ってしまった気分です。ところが、これを修正液なり修正テープなりで隠しても逆に変になりそうなので、どうしたものかなあ、とあれこれ逡巡して結局決めあぐねています。

これまた私事なんですが、私は浪人生をしてまして、この一年間は今後使う道具やこれからの人生の描き進め方について見定めていた一年だったような気がします。予備校の先生には大学の入り方だけでなく歩き方まで教えてもらったりして本当に有意義な一年でした。“深く考えずにすんなりいった人には絶対負けたくない。“それだけが今の私を突き動かす原動力です。

就職とペン入れ

まだ経験していないのでほとんどわからないんですが、ここからは就職の話です。

予備校の先生に
「みなさん物心ついてから今までずーっと学生だったから『なんかこのままずーっと学生が続くんじゃないかな』ってなんとなく思っちゃうと思うんだけど人生の全部の長さを考えますと、学生である時期のほうが短いわけでございます。」と言われました。

そういうことを深く考えたことがなかったのでハッとしたのですが、それをわかっていたからこそ、進路を定めている人をみると「すごいなぁ」と思うのかなぁと自家撞着的思考に陥っています。

先にヒカキンさんの話を出してしまいましたが、就職はペン入れです。

ひと昔前までは就職は終身雇用が当たり前で”油性ペンに限る。”とされていました。最近は転職の時代で、フリクションにもだいぶ寛容的になりつつあるのかなと思います。

“描き心地のいいペン”か、“機能性に優れているペン”か、はたまた独自路線で一風変わったもので代用してみるのも一興だなと思います。嵐の大野さんが竹で習字をしているのをみたことがあります。どれを選ぶかは自由だそうです。ほんまにこればっかりはわかんないんだけど。

僕は漫画家さんが使うみたいなかっこいい羽ペンみたくかっこいい仕事をみつけて、漫画のペン入れみたいに「しゅー-っ!!」と綺麗に線を引いて、最近私のことをフッたあいつに「いい絵を描いたね」って認められたいななんて考えています。

後書き

いかがだったでしょうか、これがある一人の“最近の若いもん”の人生観です。どうせこの考えもいずれちょっとずつちょっとずつ変わっていくのかなぁと思います。また変わったらその時は今回のようにこうして言語化して文章に落とし込んだらいいかと思います。最後までありがとうございました。


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