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考え事するのに夜中は不適切だと、あれほど言われているのに。

今日も23:00頃から頭をぐるぐるし始める。


恋人がいる。
もうすぐ1年になる。仲は比較的良好。何と比較して良好なのかはわからないが、付き合いが長くなるにつれ気持ちが薄まってくる、というものではないので、それと比較して見るとまだ私たちはうまくやっている、と思う。

何度か話し合いをしてきた。
主に私からだ。というか全部私からだ。恋人は喧嘩するのが嫌なんだと以前言っていたからそのせいで思ったことも一度飲み込んでしまうのだろうと思う。今まで喧嘩別れをしたことがなく、いつも円満にお別れをしてきたと言っている恋人にいまだに共感はできない。

双方の気持ちが合わなかったから別々になるのだからそもそも円満という言葉がおかしいと思ってしまう。
円満退社がないように、円満に恋人と別れることなんてないと思っている。
これは偏見だけど、どちらかが言いたいことを言わずにお別れしたか、最後マルク収まるようにして円満風にしているのかだと思っている(大偏見)

円満に終わっている元恋人たちは本当に伝えたいこと全部伝えて終わっているのだろうか。

私は自分の気持ちを後悔がないように伝えたいと思っている人間で、恋人はそうじゃない。話し合い後も「思ったことは伝える」という会話を何度か繰り返しても結局また同じ話し合いをして一生抜けられないループみたいになっている。



恋人に興味がない


これが今回私が0時を回りそうな時間帯に頭をグルグルしている今の議題である。1ミリでもこの感情が伝わればラッキーだと思って綴っていこうと思います。(敬語)

恋人のことは好き。会いたい気持ちもある。会わない時でも恋人のことを考える。気持ちは付き合いたてよりも深くなっているとも思う。
ただ、興味がない。恋人が話す内容に興味が持てずそっけない相槌しか打てない。恋人が今目標にして頑張っていること、仕事で起きた出来事、家族のこと、友達のこと、全てに興味がないのだ。
興味があるように話を聞き深めすることはできるし、そうしている。ただ、感情が一つも揺らがないことに自分自身でも震えてしまう時がある。

表現するなら「無」なのである。

なぜこんなことを0時回りそうな時間帯に頭をかかえることになっているのかというと、数時間前まで恋人と一緒にいたからだ。
いつもの2人のパターンだと、一緒に夕飯食べて映画見てお風呂入ってだべって夜0時すぎや深夜になると恋人は帰る(この時間に帰るのは泊まると寝れないからという理由で毎回帰る恋人)

今日もそんなパターンかと思っていた、そうじゃなくても帰り際はいつも渋り、なんだかんだ恋人の滞在時間は延長される。
それが今回まったくなかった。映画見るまではいつも通りだったが、その後すんなり恋人は「帰るわ」といつもなら私のダル着をきて携帯でもいじるのに、それもせず自分の着てきた服を取り、流れるように帰り支度をし始めたのだ。だけれども、私が疑問に思ったのは恋人のその行動を見ての自分自身の感情である。

「無」だった。

正確には無ではないが、無に近いほどほとんど何も思わなかった。感情の揺らぎが一つも起きないことに驚いた。
いつもより短い滞在時間に寂しいとも思わず、自分が何かしてしまったのではないかという焦りや不安も沸かず、ただ淡々と帰り支度をする恋人を眺め

「(どうして何も感情が湧き出てこないんだろう)」

と自問自答をしていた。形だけの「もう帰っちゃうの?」と言葉を吐き出してみても感情が乗せられない。この時私の脳内でそういえば恋人に対して好きという感情はあるけど興味はないかもしれないという議題が生まれてしまったのだ。

あっという間に帰り支度を済ませた恋人は何も渋ることはなくスムーズに玄関に向かった。いつも通りハグとキスを私に送り「またね」と言ってドアを閉めた。私もいつも通り「バイバイ」と言って恋人が乗ったエレベーターのドアが閉まるまで覗き穴で確認してから鍵を閉めた。
感覚的に恋人は私が”何か”考えていることは察していると思う。”何か”考えていると分かってはいるもののそれを指摘などはしてこない。そういう人である。時間が経って私から話し合いを求めたときにようやく恋人は「あのとき」と前置きをして気持ちを言葉にする。そういう人である。

前提として恋人に不満はない。不満はないと言い切れるようになったのはここ最近であるけど。
なんでもかんでも恋人に求めすぎなんだと気づいたとき、以前読んだ本に記載されていた「満足しようとしないから、満足できない」という言葉を思い出した。私は満足しようとしていなかったのだと気づき、そこから求めることをやめた。それがあの人なのだから。素敵なところをたくさん見つけようと思うようになった。矢先に、、次から次へと私の頭は忙しい。


数時間前、一緒に過ごした時間を振り返った。
確かに少し配慮不足な言葉をかけ過ぎたのかもしれない。少し言動が重たい恋人だったかもしれない。ネガティブなことを嫌う恋人に今日は少しネガティブが強かったかもしれない、と思った。
ネガティブを拒み、常にポジティブ思考の恋人はよくふざける。会話の中のワンフレーズですぐふざける。私の返答をふざけたフレーズで返してくる。恋人なりの盛り上げ方なんだとは思うが。

私はネガティブなことに否定的な人間ではない。

話がずれ込んでしまうけど、
よくふざける恋人はオオカミ少年みたいだ。何が本当に辛いことで何が本音で何が冗談なのかがわからない。「本当にそう思っているのか?」と疑ってしまう。私の家を恋人は出る時すぐにドアの鍵を閉める行為は少し気になるかを聞いた時も「そりゃあね、気になるよ」と言ったかと思えば「でもそんな気になることではないよ」と言う。多分どっちも存在する感情なのかなとは思うけど、どっちつかずの回答はスッキリ感がないのだ。いつもふざけて返事をする恋人の言葉に真実を見つけるのはとてもとても難しい。

私は恋人と”会話”をしたい。

贅沢だろうか。。おかしいだろうか。。
私はわがままな女なのかもしれない。これもまた、求め過ぎているのだろうか。ふざけるのも良いけど、私の言葉に対してネタみたいに答えるのではなく”普通”にただ”普通”に返事をしてほしいだけなのに、それも、求めすぎなのだろうか。どこまでだったら、求めても許されるのだろう。重たい認定されないのだろう。ネガティブはどこからがネガティブなのだろう。まだまだ価値観のすり合わせが必要だ。


さて、恋人に興味がないと言う話。
好きと言う感情はあるから興味はあるのだ。ただ、過去の恋人や恋人の周りのことについては興味が一切ないのかもしれない。自分でも答えは見つけられない。好きだけど興味がない、と言うこの感覚伝わるだろうか。恋人に話すとしても伝わるだろうか。そもそも伝えること自体ひどい話なような気もしてきた。
もう時計は0:44をさしてしまっている。
幾度となくどの女性誌にも、あのモデルさんも、あのYouTuberでさえ深夜に考え事はよくないと言っているのにどうして毎回深く考えてしまう時間帯は決まって深夜なのだろうか。
考えてたら泣けてきた(これ書いてて軽く2回は泣いている)


そろそろ本当によくないので、もう明日に全てを投げてお布団に入ります。



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