正しさなんて考えるものじゃない

一気に冷え込んで、こたつを引っ張り出した土曜日。
冷やされた肌に触れるたびに冬の訪れを感じるなあ。

秋の余韻が路上に散らばっている様子が、なんだか少し寂しい。

ー

22時には寝て、5時半には起床する毎日ルーティーン。
夜中は起きておかないことで落ち込むことも減り、メンタルブレも少なくなった。
早寝早起きの効果を実感中である。

今年は27歳になった。
女性である前に1人の人間として、どう生きていきたいのか。深く考える時間が増えた気がする。恋人との時間よりも自分の人生の方に矢印が強く向いていることがわかる。
恋人に魅力を感じないわけじゃないけど、最近は向き合い方が迷子になりつつある。笑

何歳になっても恋愛に悩んでいて、そろそろ疲れる頃合いだな。

恋人は美意識上昇中で、肌管理や服や髪型を分析しているそう。
自分磨きは素晴らしく、より一層魅力的になるのは素敵なこと。
そう、素敵なことだとわかっているのに、そこに距離を感じるのはおかしいだろうか。

わたしと会っている時間も彼は自分の肌のことや服やおしゃれについての話が中心で。
彼にフォーカスした時間が多くなってきた。
「まるは先週何してたの？」「今日は何食べたの？」なんて、最後に聞かれたのはいつだろうか。自分から話せばいいだけなのよ、わかってる。
ただ、自分から話すのと彼から話を振られるのとでは感覚が違うのだ。

わたしはめんどくさい、という話なんだけどさ。笑

自分に向けられる話題が少ないと“興味ないのかなあ“と悲観してしまう。
彼は「俺の肌綺麗だよね？」って会っている時間に何度も聞いてくる。笑。その日の肌調子を何度も確認してくるけど、何度褒めたら君は満足するんだ？笑
そんなに褒めて欲しいのか？（性格悪）とたびたび思ってしまう自分がつまらない人間だなとも思って悲しくなる。笑

美意識が上がっていく自分（彼）が嬉しくて仕方がないのだろうな。
今は自分のことで一杯一杯でわたしまで視界に入れるには難しいのだろう。

仕方ないと、母性を発揮するところ？笑

彼はきっとわたしまで見れるほどの余白がないのだ。
そう思わないとわたしはわたしを納得させることができない。

ー

※苦手な人もいるかも（性の話）

ー

年々、性への興味がなくなってきているんだけど正常？笑

女性は年々上がるのが生態的らしいんだけど、わたしは例外ってことか。
彼と一緒に過ごしていても性が上がってくる様子はなく、穏やかに過ごしたいと思ってしまう。一緒に話をして一緒にご飯を食べて過ごすだけで満たされてしまう。
ハグをするだけで心が温かくなって満足する。

彼はそうもいかず。笑
性の違いに困ることがしばしば。笑

彼の欲をいつも優先させているんだけど、本当に今日は無理っていう日もあって。
断るけど強行突破されるので毎回流されている。笑
断る日って気持ちが本当に湧かないからうまくことが運ばない。
結局うまくいかなくて彼が少し不機嫌になるのは、わたしの努力不足か？笑

体が痛がっていても我慢した方が良かったか？
事前にうまくいかない可能性を伝えていたはずだけど、不機嫌になられるとタイミングによってはバットが入る。
ハグだけで一緒に過ごすことでは満足できないのだろうか。
毎回ではなく、たま〜にたま〜にでいいのに。彼は欲が上がってくるとそれしか思考が働かなくなるから何を言ってもきっと届いていない。笑

たまにそれがしんどいかも、って思うな。笑

ー

どう伝えたらいいのだろうと考える。
正しいことはなんだろうと。

きっとお互いにお互いが正しいんだ。

受け入れることって正直かなり難しい。
相手を否定して自分を正しくする方が楽だから。

相手の価値観を受け入れて適応していくことが
わたしのこれからの課題のような気がする。

何が正しいのだろう、ではない。
どれも正しいのだ。違う正しさを、受け止められる心が必要なんだ。

ー

わたしはまだまだ恋愛1年生で発展途上国
変わり続けるわたしの思考を、わたしが1番愛してあげよう。

それはきっと変わることがない、わたしの正しさの一つ。