神崎修生@福岡県 信行寺

浄土真宗本願寺派(西本願寺)僧侶。福岡県 信行寺所属。本願寺派輔教。龍谷大学大学院 真…

神崎修生@福岡県 信行寺

浄土真宗本願寺派(西本願寺)僧侶。福岡県 信行寺所属。本願寺派輔教。龍谷大学大学院 真宗学修士課程修了。グロービス経営大学院にてMBA(経営学修士)修了。Youtubeやブログでの発信も積極的におこなう。寺院関係者の学びの場「Bラーニング」を仲間の僧侶と運営。トマトが苦手です。

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  • お寺の日々

    福岡県宇美町にある浄土真宗本願寺派のお寺「信行寺」。そのお寺での日々の出来事を綴ります。

  • 一口法話

    心安らぐ一口法話を投稿しています。

  • お経・読経

    浄土真宗本願寺派(本山:西本願寺)のお経や読経の仕方について解説します。

  • 基礎から学ぶ浄土真宗

    親御様が亡くなられたり、ご病気になられたりして、ご自分たちの代になった時に、「お寺に関することが分からず困りました」という声を伺うことも多いです。 また、お寺とご縁が深い方でも、法話は聞いていても、仏教や浄土真宗などの基本的なことについて、意外と知らないという方もおられるかもしれません。 そこで、浄土真宗の概要について、ご一緒に見ていきたいと思います。

  • 仏事作法解説

    浄土真宗本願寺派(本山:西本願寺)の仏事作法についてご紹介します。

最近の記事

◉お寺の日々#151 組織運営で気をつけていること③課題意識の共有

2024.02.27(火)ブログ 前回からの続きです。 ▼前回のブログはこちら https://note.com/theterakoya/n/na11955bfc64a ◆課題意識の共有「朝会議」や「未来会議」をおこなうようになって、信行寺内での「円滑なコミュニケーション」や「思いの共有」がこれまで以上にできるようになりました。 信行寺の組織運営において、次の段階として取り組もうとしているのが、「課題意識の共有」です。 「円滑なコミュニケーション」が取れていても、「

    • ◉お寺の日々#151 組織運営で気をつけていること②思いの共有

      2024.02.26(月)ブログ 組織を運営していく上で、組織に所属する人たちが「円滑にコミュニケーションをとれているか」や、ひいては「課題意識や思いを共有できているか」は重要なことでしょう。 信行寺においても、そのことを念頭におきながら、組織運営に取り組んでいます。 今回は、組織運営において、信行寺で大切にしていることや、取り組んでいることについて、書いてみたいと思います。 前回からの続きです。 ▼前回のブログはこちら https://note.com/thete

      • 【一口法話】仏教を学ぶ良さ

        「仏教に触れていて良かった」と私なりに思うのは、「仏教によって自分自身の言動を振り返る機会をいただいていること」です。 そこで今回は、「仏教を学ぶ良さ」というテーマで、感じていることを共有させていただき、ご一緒に味わわせていただきたいと思います。 ▼動画でもご覧いただけます。 ◆仏教は心の鏡さて、仏教は「心の鏡」だと、言われることがあります。 仏教には、自分自身の言動を振り返るような「心の鏡」としての意味があると言われるのですね。 浄土真宗の宗祖は親鸞聖人ですが、そ

        • ◉お寺の日々#150 組織運営で気をつけていること

          2024.02.22(木)ブログ 組織を運営していく上で、組織に所属する人たちが「円滑にコミュニケーションをとれているか」や、ひいては「課題意識や思いを共有できているか」は重要なことでしょう。 お寺においても、やはりそうです。 通称檀家寺と言われる日本のお寺は、寺族と呼ばれる家族を中心に運営をしているお寺が多いです。 家族同士だからこそ、コミュニケーションがとりやすいこともありますが、一方で、家族だからこそ、遠慮なく言い過ぎてしまうという面もあります。 また、親子で

        ◉お寺の日々#151 組織運営で気をつけていること③課題意識の共有

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          【読経】正信念仏偈(行譜)①/浄土真宗本願寺派【一緒にとなえましょう】

          信行寺では、読経の動画を用意しております。身近な方を亡くされた方や、お経に関心がある方など、ご一緒にお経をとなえるなどして、ご活用くださいますと幸いです。 今回は、「正信念仏偈」の行譜(ぎょうふ)をお勤め致します。 「正信念仏偈」には、主に草譜(そうふ)というとなえ方と、行譜というとなえ方があります。今回は、行譜のとなえ方でお勤めします。 文字の右側に、「引」という印があるところは、引っ張って、伸ばしてとなえます。 また文字の右側に、「博士」という棒線のような印があり

          【読経】正信念仏偈(行譜)①/浄土真宗本願寺派【一緒にとなえましょう】

          ◉お寺の日々#149 他寺院見学に行ってきました

          2024.02.21(水)ブログ 先日、信行寺一同にて、「他寺院見学」に行ってきました。 以前から、信行寺一同で「他寺院見学」へ行きたいと思っていたので、それが実現できて良かったです。 伺わせていただいた光薫寺様。またご一緒させていただいた皆様。ありがとうございました。 ◆お寺も転換期さて、単身化や核家族化による生活環境の変化などの影響もあり、お寺業界も転換期に突入しています。 通称檀家寺と言われる日本のお寺は、地域のご縁ある方々の支えによって成り立っているお寺が多

          ◉お寺の日々#149 他寺院見学に行ってきました

          ◉お寺の日々#148 光妙寺様で法話をさせていただきました。

          2024.02.20(火)ブログ 先日は、福岡県飯塚市にある光妙寺様にて、法話をさせていただくご縁を賜りました。 光妙寺の皆様に温かく迎えていただき、とても話しやすい環境をつくってくださっていました。 30名ほどの方がお見えだったでしょうか。おそらくいつも光妙寺様で法話を聞かれているご法縁の深い方々だと思います。温かく見まもってくださいました。 皆様にとって、少しでもお役に立てるようなお話ができていればと思いますが。 ◆ さて今回は、「内仏報恩講」という法要で、4

          ◉お寺の日々#148 光妙寺様で法話をさせていただきました。

          ◉お寺の日々#147 恩を知る

          2024.02.19(月)ブログ ▼前回の記事はこちら https://note.com/theterakoya/n/ndacf980a21fd 前回からの続きです。 ◆恩を知る「正史さんに対して、本当はどのような言葉をかけてあげると良かったと思われますか」という質問に対して、高さんはこのように答えておられました。 「息子が中学生になった時に、私はそう言うべきだったんですね」と、高さんはおっしゃっていました。 自分で責任を取り、人に迷惑をかけないという生き方は立派で

          ◉お寺の日々#147 恩を知る

          ◉お寺の日々#146 世々生々の父母兄弟

          2024.02.16(金)ブログ ▼前回の記事はこちら https://note.com/theterakoya/n/n31b135b459bd ◆世々生々の父母兄弟なぜ親鸞聖人は、「亡き父母の追善供養のための念仏をしたことがない」とあえて言われたのか。 『歎異抄』の続きには、その理由が記されています。 全てのいのちはつながっていて、何度も生き死にを繰り返す中で、時には親子となり、兄弟となってきた。 目の前にいる知人も、遠くにいる名前を知らない人も、昆虫や植物さえも

          ◉お寺の日々#146 世々生々の父母兄弟

          ◉お寺の日々#145 息子の死を通して

          2024.02.15(木)ブログ ▼前回の記事はこちら https://note.com/theterakoya/n/n25d656368795 ◆息子の死を通して『歎異抄』のこの言葉と、生涯をかけて向き合われた方がいます。 作家の高史明(こさみょん)さんです。 高さんには、正史(まさふみ)さんという一人息子さんがおられました。 その正史さんが中学生になった時に、高さんは三つのことを伝えたそうです。 一つ目は、今日から君は中学生になるんだから、自分のことは自分で責

          ◉お寺の日々#145 息子の死を通して

          ◉お寺の日々#144 念仏とは何か

          2024.02.14(水)ブログ ▼前回の記事はこちら https://note.com/theterakoya/n/n0a5e069c8428 ◆念仏とは何か この言葉は、親鸞聖人の言葉が記されているとされる『歎異抄』にある一節です。 追善とは、亡くなった人のために善いことをし、その功徳を振り向けようとすることです。 また念仏とは、口に出して「南無阿弥陀仏」ととなえることを言います。 つまり、「追善供養のためと思い念仏する」とは、亡くなった人のために善かれと思い、

          ◉お寺の日々#144 念仏とは何か

          ◉お寺の日々#143 当たり前の反対は?

          2024.02.13(火)ブログ ▼前回の記事はこちら https://note.com/theterakoya/n/n246fa0f5f8a4 ◆当たり前の反対はさて、皆様。「当たり前」の反対の言葉とは、何かご存知でしょうか。 「当たり前」の反対の言葉は、「有り難い」という言葉だと言われます。 「有り難い」とは、「有ることが難しい」ということで、つまり「当たり前ではない」ということです。 何が「有り難い」のか、何が「当たり前ではない」のかというと、「自分がこの世に

          ◉お寺の日々#143 当たり前の反対は?

          【基礎から学ぶ浄土真宗】親鸞聖人の生涯④法然聖人とお念仏の教えとの出遇い

          「親鸞聖人の生涯」を見ています。 「親鸞聖人の生涯」を通して、浄土真宗の教えに触れるご縁となったり、またご自身の人生についても振り返るようなご縁となれば幸いです。 前回は、親鸞聖人の「六角堂での参籠と夢告」について見ていきました。 法然聖人のもとを訪ねるべきか、それとも比叡山に留まるべきか。 親鸞聖人は、そのような葛藤の中で、自分自身が進むべき道を尋ねるため、尊敬する聖徳太子への信仰の地である六角堂にて、百日間の参籠を決意されたのではないか。そういった説についてご紹介

          【基礎から学ぶ浄土真宗】親鸞聖人の生涯④法然聖人とお念仏の教えとの出遇い

          ◉お寺の日々#142 報恩講とは

          2024.02.12(月)ブログ ◆報恩講とは浄土真宗のお寺では、「報恩講」(ほうおんこう)という行事がおこなわれます。 「報恩講」とは、「親鸞聖人のご命日をご縁としておこなわれる法要のこと」です。 「報恩講」の由来は、親鸞聖人のひ孫である本願寺第三代宗主(しゅうしゅ)の覚如上人(かくにょしょうにん)が、親鸞聖人の三十三回忌を本願寺でお勤めされたことを起源としています。 親鸞聖人の三十三回忌がおこなわれたのが、永仁二年(西暦1294年)ですから、報恩講の歴史は、730

          ◉お寺の日々#142 報恩講とは

          ◉お寺の日々#141 ともに凡夫

          2024.02.09(金)ブログ ▼前回からの続きです。 https://note.com/theterakoya/n/n3832d272a432 ◆ともに凡夫親鸞聖人は、聖徳太子をとても尊敬しておられます。 その聖徳太子がつくられたと言われる「憲法十七条」には、このような言葉があります。 私が必ずしも正しいとは限らない。相手が必ずしも間違っているとも限らない。ともに間違いもする人間同士である。 こういう姿勢で相手に向き合えると、そうでない場合よりも、相手に対する接

          ◉お寺の日々#141 ともに凡夫

          ◉お寺の日々#140 私はセトモノ

          2024.02.08(木)ブログ ▼前回からの続きです。 https://note.com/theterakoya/n/n46ee33ce6457 ◆時代によって変わる常識また、善悪の基準や常識などは、時代によって変わるということもあります。 私が子どもの頃は、年中半ズボンの子どもが多かったです。 私も小学生までは、冬でも半ズボンを履いていた記憶があります。 半ズボンは、私が選んで履いていたわけではありません。 半ズボンを履くことで、身体が強い子に育つと、その当時

          ◉お寺の日々#140 私はセトモノ