神のメモリアル

世代を超えて存続するものとは何か？

「主よ、あなたの御名はとこしえに生き、主よ、あなたの記念は世々限りなく続く。詩篇135: 13.記念碑や慣習のように、ある人物や物事を記憶しておくためのもの」-ウェブスター。

聖書にはどのような例があるのだろうか？「これらの石は、イスラエルの子らへの記念となるであろう。ヨシュア記4章7節。

これらの石は何を記念するものだったのか？

そして、イスラエルの子らに向かって言った。『やがて、子らが父祖に、この石はどういう意味かと問うとき、あなたがたは子らに、イスラエルは乾いた土地でこのヨルダンを越えてきたのだと言わせなさい』」。21、22節。

注。これらの石は、イスラエルが乾いた靴でヨルダンを越えて来たことを示す、立っている記念、あるいは思い出させるものであった。4.イスラエルの民のために、もう一つの重大な摂理を記念して制定された記念碑とは何だったのか？

「あなたがたは、この日を記念の日とし、代々、主のためにこれを祝祭日とし、永遠にこれを儀式として守らなければならない」。出エジプト記12: 14.
注。この過越の祭りは、イスラエルの民がエジプトの束縛から解放された日である、毎年第1月の14日に行われる定期的な記念日であり、その祭りは、その出来事を記念して、それに続いて行われる7日間の種入れぬパンの祭りとともに祝われるものであった。出エジプト記13:3-9参照。

神は、天と地を創造された偉大な御業が記憶されるように意図されているのだろうか？「主の御業は偉大であり、そこに喜びを求めるすべての者から探し出される。主の御業は尊く、栄光に満ちたものであり、主の義は永遠に続く。主は、その素晴らしい御業を忘れられないようにされた。詩篇111: 2-4.

この偉大な仕事を記念して、主は人々に何を守るように命じられたのか？

「主は六日の間に天と地と海とその中にあるすべてのものを造られ、七日目に休まれた。出エジプト20:8-11。

この記念碑は何を示すものだったのか？

T II "そして、わたしの安息日をあがめ、わたしとあなたがたの間のしるしとし、わたしがあなたがたの神、主であることをあなたがたに知らせる"エゼ20:20。

安息日はいつまで真の神のしるしであったのか？

「主は六日の間に天と地を造られ、七日の間に休まれた。出エジプト記31: 17.
注釈：安息日の目的が創造主である神を心に留めることであり、それが最初から忠実に守られていたのであれば、今や異教徒や偶像礼拝者は地上に存在しないであろうことは明らかである。

イスラエルが安息日を守るとき、天地創造のほかに何を思い起こすべきであったのか。

「そして、あなたがエジプトの地でしもべであったこと、あなたの神、主が力強い御手と伸びやかな御腕によって、あなたをそこから連れ出されたことを思い起こしなさい。申命記 5: 15.
注-この聖句には、事実を知らない人にはわからない深い意味がある。エジプトでは、圧政と偶像崇拝によって、安息日を守ることはほとんど時代遅れになっていた。彼らが束縛から解放されたのは、神の律法を守るためであり（詩篇105:43-45）、特に律法の偉大な印であり、しるしであり、記念である安息日を守るためであった。エジプトでの束縛と抑圧された状態を思い起こすことが、自由の地で安息日を守るさらなる動機となった。それゆえ、安息日は彼らにとって、創造の記念であると同時に、束縛からの解放の記念であり、この解放に現れた神の偉大な力の記念でもあった。エジプトが、罪の奴隷の下にあるこの世のすべての人の状態の象徴であるように、安息日は、キリストによる神の力によってこの奴隷状態から解放されたことの記念として、救われたすべての魂が守るべきものである。

神は安息日をご自分の民のしるし、あるいは思い起こさせるために与えられたというが、それ以外に何があるのだろうか？「さらに、わたしと彼らとの間のしるしとして、わたしの安息日を彼らに与えた。エゼ 20: 12.

注-聖化は贖罪の業であり、罪深い、あるいは聖くない存在を聖なるものとする業である。創造の仕事そのものがそうであるように、これには創造力が必要だ。詩篇参照。51: 10; ヨハネ3: 3, 6; エペソ2: 10参照。安息日は、天地創造であれ、人間の束縛からの解放であれ、罪の奴隷からの解放であれ、神の創造的な力がどこに示されたとしても、その適切なしるしや記念である。これが、聖徒たちが永遠にそれを守り続ける一つの大きな理由となるだろう。それは、彼ら自身の創造と宇宙の創造を思い起こさせるだけでなく、彼らの贖罪をも思い起こさせるだろう。

私たちは誰によって聖化されるのか？

「しかし、あなたがたは、キリスト・イエスにあって、神から知恵と義と聖別と贖罪とを授かっているのです」1コリント1:30。
安息日は聖化のしるし、あるいは記念であり、キリストは聖化のわざが成し遂げられるお方であるから、安息日はキリストが信者にとってどのようなお方であるかのしるし、あるいは記念である。それゆえ、神は安息日を通して、信者とキリストが密接に結びつくように設計されたのである。

贖われた者たちが神の創造力を覚えていることを示す発言とは？

「主よ、あなたは栄光と誉れと力を受けるにふさわしくあられます。黙示録4:11。

彼らはどれくらいの頻度で主を礼拝するために集まるのだろうか？「わたしが造る新しい天と新しい地が、わたしの前に残るように、あなたの子孫とあなたの名も残る、と主は言われる。そして、新月から新月へ、安息日から安息日へと、すべての肉体がわたしの前に来て礼拝するようになる、と主は言われる」 イザ66:22, 23。

注釈：神の創造力の記念である安息日は、決して絶えることはない。この罪深い状態が、罪のない新しい地へと変わるとき、安息日制度が基づいている事実は依然として残る。新しい地に住むことを許された人々は、モーセと小羊の歌を歌いながら、神の創造的な力を記念するのである。黙示録15:3。Rev. 22: 1, 2参照。